アクセルワールドED曲
KOTOKO『→UNFINISHED→』
5月16日に発売されました。
OP曲May'n『Chase the world』は
コチラ
【初回限定盤】
ディスク:1(CD)
1. →unfinished→ (テレビアニメーション「アクセル・ワールド」エンディングテーマ)
作詞:KOTOKO 作曲・編曲:八木沼悟志(fripside)
2. サクラノアメモエギノヨ
作詞:KOTOKO 作曲・編曲:齋藤 真也
3. →unfinished→ Instrumental
4. サクラノアメモエギノヨ Instrumental

ディスク:2(DVD)※初回限定盤のみ
1. →unfinished→ (Music Video)
2. PV Making Film
3. TV - SPOT
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KOTKOさんはアクセル・ワールドの音楽制作であるワーナー・ホーム・ビデオ所属なので1種類のみの販売となっております。若干高価ですが、内容は充実しております。


ジャケットがとても印象的ですね。初回限定盤には「描き下ろしアニメイラスト」が付いています。

【CD】

【DVD】

歌詞カードを開くと蝶の羽が描かれています。
全体的に青、黒が貴重となっているこの作品。MVの衣装も加速世界は青を着ていますね。
水しぶきもスピート感と静止した時を表す良い表現方法だと思います。

しかしこの蝶、どこかで見たと思ったら・・・
『Chase the world』のMVで壁に貼りついている蝶ですね。
共通の何かがあるのでしょう。


店頭購入特典のアナザージャケット。
左が今回の『→UNFINISHED→』ですが、『Chase the world』アバター盤、リアル盤と合わせて3形態が揃いました♪
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KOTOKOさんはシンガー・ソング・ライターであり、ご自分で歌いながら多数の方に作詞提供されております。その辺でOP曲とは違った切り口で「アクセル・ワールド」の世界を表現されておりますね。
曲はfripsideの八木沼悟志氏ですが、小室哲哉氏やOP曲担当の浅倉大介氏に憧れてこの世界で活躍されてきました。「八木沼節」という言葉もあるように、独特の曲調がこの曲にも濃く現れていますね。
最近は「リスアニ!TV」の「八木沼塾」というコーナーで打ち込み曲の作り方を披露されているので、何だか親近感の湧く曲です。
OP曲と同じく疾走感を表すデジロックですが、OP曲が作品全体と主人公を表現しているのに対し、ED曲は主人公ハルユキ個人を表現していると思われます。
「アクセル・ワールド」という作品の一番重要な事は「非現実世界」でもがき苦しみ成長する事によって「現実世界」の自分がどう成長するか?だと思います。
もっと早く・・・ “君の場所”へ・・・
始めはそういう強い気持ちで突き進んで行きますが、力及ばず何度もくじけそうになります。
それでも信じてくれる人の為に、その人に早く追いつき守る為に、傷付きながらもその全てを受け入れて力にし、成長して行きます。
この一途な想いがKOTOKOさんの詞によって見事に集約されており、何ともこみ上げるものがあります。
そしてこの曲の疾走感はハルユキというよりはシルバークロウがボロボロになりながらも飛翔して行く姿を思い浮かべます。
この詞、曲がKOTOKOさんの声によって本当に素晴らしい色を奏でておりますね。
この曲はAメロ、Bメロ、サビの後にCメロで曲調を変えずに大サビで盛り上げています。
サビ部分の|もっと|つよく|このりょ|うてで|以降3音で全て区切られているのも特徴です。
つまり、単純な曲調で何度も繰り返す事によって、何度くじけても前を向いて最後の大サビで羽ばたく姿を演出しているように私は捉えています。
まぁ、曲の捉え方ってのは個人の作品や楽曲への想いですからね。。
ジャケットやMVを観ると「黒雪姫」の曲か?と思いがちですが、間違いなくハルユキでしょう。
CM用のスポットがそれを表していますね。
KOTOKOさん、ロックダンス頑張ってます!MVと同じ場所で違うバージョンを撮るというのも、「現実」「加速」が表裏一体であるということなのでしょう。MVの場面切り替えが早いのもそういう意味でしょうね。
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ところで、KOTOKO × 八木沼悟志 といえばこれがありましたね♪
「ロウきゅーぶ!」OP曲『SHOOT!』RO-KYU-BU!
この作品は観ていませんが、「籠球部」って意味だったんですね(^^;
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ところで、『Chase the world』の
リアル盤とアバター盤でマスタリングが違うという話をしましたが、少し誤解を招いたようなので補足しておきます。
どちらも全く同じ曲です。それぞれに聴いたら違いなんて全くありません。
違うのは音量です。
1枚のアルバムの中で各曲の録音レベルを調整して均等化するのがマスタリングです。
つまり、リアル盤、アバター盤それぞれの中では均一化された音量ですが、両方は別のものなので比べると違いが出るというコト。調整したエンジニアが違う訳ですから当たり前なのです。
私世代の方はレコードをカセットテープに録音した事があるでしょう。
あの時に録音する音量を再生しながらメーターを見て調整しませんでしたか?
それと同じことです。
ちなみに私のカーオーディオはMay'nさんを聴いて調整されてきた結果のセッティングになっています。そこで再生してみたら面白いことが起りました。
PC上ではアバター盤のほうが音圧が高くて聴きやすかったのですが、車で再生するとリアル盤のほうが自然な感じで聴きやすかったのです。逆にアバター盤はズンドコサウンドになってしまいました。。
何故だかお分かりでしょうか?
私のMay'nセッティングは、つまり「フライングドッグ仕様」と言えるからです。
当然リアル盤のほうが聴きやすいという事ですね!
『アバター盤』→『光』の順に聴くよりも、『リアル盤』→『光』の順に聴くのが自然というコトです。
4秒の違いも曲の前後、空白の取り方の差です。曲間の「間」はこだわるアーティストさん多いですよ。
『→UNFINISHED→』はワーナーですから、OP、ED曲をセットで取り込みたい方は『アバター盤』と組み合わせるともしかしたらバランス良く聴けるかも知れませんね。
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さて、これでOP、EDと出揃った訳ですが、この作品に関しては全体的な色合いがハッキリしていますからそれぞれの役割も分かりやすいですね。余裕があったら3組のサントラも欲しいですが、全てが作品を着色する要素であるコトは間違いありません。
先週発売のMay'n『Chase the world』はオリコンウィークリーで自己名義最高位の7位になりました。
この勢いで『→UNFINISHED→』も加速して欲しいですね!
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Posted at
2012/05/16 19:39:21