はぁ~い!お待たせ。
みんなが読んでくれるなら
いつだって書きますの♪
行くわよ!
というワケで、今更感もありますがようやく書くことが出来ました。
マクロス30th企画も大詰め。とんでもないモノが発売されました。
「劇場版マクロスF 30th dシュディスタb BOX」
数量限定生産という事で昨年末に予約。5月15日に発売されました。
マクロスFに関してはTV版BD-BOXが発売された時点で終了だと誰もが思っていたのではないでしょうか?
まさかこの劇場版2作品をBOXにして発売するなんて!
当然両方持っていますし、豪華な特典もほとんど持っているので「誰が買うんだ?」と最初は思いました。
しかし、そんな私の心を揺さぶるとんでもない特典が・・・
「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」ED曲「dシュディスタb」新規ライブムービーが収録された新バージョンだって!?
更に「劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~」には劇場でしか観られなかったイントロパートも収録されていると。。確かにアレは劇場用ですからね。
懐かしのシェリル講師です♪ こんなゼントラ盛りな特典!ファンならば買う以外の選択肢なんて有り得ないんだからっ!
「dシュディスタb」はエンドロールのバックに流れていた曲です。ファンとしては確かに新規映像は観たいです。恐らく今作るなら3DCGでしょう。違和感あるかな?と思いつつ、それだけでも買う価値はあると思います。
ところがしかし、この曲は私の中でも特別な曲です。実はこの曲を映像として観たくないという想いもありました。結果的に買いましたが、その辺は後程詳しく語るとしましょう。
こちらが公式PVです。
え?誰が逃げたりしないって??
しかし・・・いくらリハーサルだったとはいえ変わり過ぎでしょうwそれもそのはず。一度完成したライブ映像を河森監督が納得せずに作り直させたのですから。。
特に「サヨナラノツバサ」のエンディングには拘りがあります。今回は「作り直す」というのではなく、別バージョンとしての位置付けだと思いますが、やるならば徹底的にという事でしょう。
実際、1枚のBDに両ver.収録されています。
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さて、そんな訳で忘れた頃に届いたデカい箱w
TOP画像の通り、分かっちゃいたけどマジでデカくて驚きました(^^;
DX超合金デュランダルを比較の為に置いてみたのですが・・・え?分からん?
ちなみに江端里沙さんによるカバーイラストを外すと中身はこんな感じです。

これで箱のデカさがお分かりですね? そう、DX超合金もデカいんですよw
しかも両機ともスーパーパック装着してるし♪
(もちろんDX超合金は付属していません)
商品概要は
こちらで確認してください。コレクターズアイテムとして完璧とも言える内容ですね。
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さて、この『dシュディスタb』という曲については前述の通り自分の中では特別な曲です。いつか書きたいと思っていたのですが、ようやくその時が来たようです。
「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」のWED2曲目ですが、まずはここに至るまでの流れを掘り下げる必要があります。
V型感染症に侵されながらも命を削って歌い遂げたシェリル。そんなシェリルを支え、共にアルトの為に歌ったランカ。そして遂にアルトはトライアングラーに決着を付けました。
この大事な部分、劇場では爆音に飲まれてよく聞こえなかったのですが、BD版ではハッキリと答えを出しているのが判ります。
その後アルトはバジュラクイーンと共にフォールドしてしまいました。銀河を震わす歌声で命を燃やし尽くしたシェリルは昏睡状態。。
V型感染症の免疫があるランカは愛するアルトが選んだシェリルに輸血をし、いつかアルトが帰って来て、シェリルを目覚めさせてくれると信じ、その日までシェリルを守り続ける道を選びました。
そしてEDですが1曲目の『ホシキラ』にまず注目です。
あのライブでの感動は未だに忘れられませんが、大好きな曲です。
これはランカの気持ちをストレートに歌った曲ですよね。この場面に相応しい曲ですが、とらえ方によってはアルトへの気持ちを一途に貫き通すようにも聞こえます。
ところが、シェリルに命を分け与えたことにより、シェリルの気持ちを代弁しているようにも捉えられます。いや、むしろシェリルがランカの心を通して歌っているとも・・・
特に後半の歌詞はグッと来るものがあります。
エンドロールに合わせてプレイバック映像がワイプで出ますが、実はちゃんと意味があるそうです。
そしてこの曲の最後、眠っているはずのシェリルの口がわずかに動いています。
よく見ると、最後の歌詞「ホシがキラリ」に合わせて動いています。
これが意味するもの・・・河森監督の意図・・・深いですねぇ。。。
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その後、少しの間があって『dシュディスタb』が流れます。ここで本来は映像が無いのですが、「dシュディスタbBOX」では別ver.として新規ライブ映像に差し替わっています。
『dシュディスタb』はラストシーンから数年後、ランカがトップスターとなりライブを行った時、既に目覚めたシェリルがゲスト参加してデュエットするというものです。
果たしてそのような未来はあるのか?目覚めて欲しいという期待はあるが、このままうやむやのままでも良いのかも?だから映像は無くて良いのですよ。『ホシキラ』のおかげで想像の世界でシェリルは生き続けております。
だから新規映像化に戸惑ったのです。
とても明るい曲ですが、今までのシェリルともランカとも違う、確かに『ホシキラ』後の2人の関係性のような歌い方に聴こえるんですよね。
純粋に、2人一緒に歌う事が楽しい。いろいろな事があったからこそ、待ち望んだこの日が嬉しい。そんな感じがします。
実はそれ、タイトルにも表れているんですよね。
本来の歌詞は「シュディスタ」じゃなくて「shooting star」です。このタイトル、菅野さんではなくMay'n部長が命名'nしました♪
確か、意味の解らないようなタイトルを付けたいとの事で、「シュディスタ」って聞こえるからだったと思います。更に同じく命名'nした『ギラギラサマー(^ω^)ノ』のように顔文字を入れたと。
この顔文字がポイントで、2人一緒に歌っている「d(^o^) (^o^)b」という想いが込められているそうです。このタイトルを決めた事により菅野さんからお年玉をもらったとか。
そう、公開1ヶ月前にまだそんなコトやってたんだよね(^^;
肝心の新規映像ですが、本当に素晴らしいものでした。と言っても、私くらいの想いで観ている人にとってはですが・・・とにかく買ってヨカッタと思えるものでした。
ランカのライブ、シェリルのライブがひとつになり・・・
これも捉え方はそれぞれでしょうが、私の中ではひとつの答えは出ています。
書くと長~くなるのでw
しかし・・・歌後にものすごーく気になるワンカットが・・・
ま、某マスターファイルでその後の事が語られちゃってるのでアレですが。。
マクロスは新作も発表されましたが、どのあたりに焦点を合わせてくるのか、楽しみであります。
また機会があれば書きたいと思います。
では。