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2017年07月17日 イイね!

as the moon,so beautiful.

as the moon,so beautiful. 2017年4月期作品
  『月がきれい』

 埼玉県川越市を舞台としたこの作品は思春期を迎えた中学生の日常にスポットを当て徹底的にリアルに拘ったものであり、自らの心の奥に忘れ去られた感情をくすぐられ、様々な感動を与えてくれました。



 この作品については皆様それぞれに想い入れがあるでしょうし、既に様々な意見や感想が世の中に溢れかえっております。

 私にとっても数少ない本当に大切な作品となった訳ですが、終わってみると実は最初からそうなる運命だった気がしてなりません。
 

 久しぶりに徹底的に紐解いてみたいと思える作品に出会ってしまいました。


 自分が感じ、思った事。それは「妄想」かも知れません。事実とは全く違うのかも知れません。それでも、「あぁ、そういう考え方もあるんだ?」程度にお付き合いいただき、何かのキッカケになればと思いあえて書かせていただきます。


 かなりの長文です。お時間のある時にでも是非お付き合いいただけたら・・・


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 気になったら考えるより先ず行動。


 そんな訳で、GWには既に川越に行っていました。

 川越は小江戸と呼ばれるくらい、歴史が色濃く残っている町です。それでいて東京から近く、駅周辺や16号線沿いは近代的な建物も同居しています。

 川越市はさいたま市、所沢市といった大都市と隣接しており、実は所沢市よりも人口が多いのですね。大宮を経由すると東京方面へも新宿、池袋方面へも簡単に出られ交通の便も良く、ギリギリ都内への通勤、通学圏になるのかな。

 近くに西武園ゆうえんちがあるのに後楽園まで行ったのは実際には遠くないという事実と、東京への憧れという心の部分があったのだと思います。


 実際、SSAから近いのでついでに行ってしまったくらいw


 更に先日、最終回を迎えた後、色々と確認したい事があり仕事帰りに車で行って来ました。どうしても夜に訪れたかったので。。2ヶ月で3回目。。。w
 
 またいくつか貼っておきます。(拡大してご覧ください)










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 実際に舞台を訪れてみると制作側の意図、世界観など様々な情報を目の当たりにします。単なる「聖地巡礼」などと言って浮かれている訳ではありません。まぁ、私をご存じの方はご理解いただけると思いますがこれは職業病みたいなもので。。。

 古き良き町で暮らし続ける人々。都会への憧れを持つ人々が同居している町。中学生の行動範囲として十分に成り立つスケール感。だからこそ完全オリジナル作品としてのシリーズ構成、脚本が確立し、舞台に選ばれたのだと思います。
 シリーズ構成、柿原優子さんの最近作ではオリジナルではありませんが『orange』なんかある意味雰囲気近いかな。そう言えばあの作品舞台は松本市だっけ。

 余談ですが、作中に何度も印象的に出て来た「安土城」「松本城」のプラモデル。絶対に何か因果関係があると調べたのですが・・・・・


 松本城は松本藩の藩城であり、安曇郡は松本領のひとつ。松本藩は水野家が治めていた時代があったが、失脚して川越藩に預けられた。

 それくらいしか・・・・・調査続行中ですがどなたかご存じでしょうか?


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 さて、そんな感じでこの作品を紐解くとポイントになるのは舞台の他にもいくつかあるのですが、自分的には「スタッフ陣」のクレジットを見た瞬間に実は確定していたのですよね。。(あくまでも好みのオハナシ)


 先程のシリーズ構成「柿原優子」さんは「シナリオ工房 月光」所属の脚本家。
「月光」とはこれまた・・・・・

 というのは余談。自分にとって大きいのはやはり「岸誠二」監督ですね。

 「Angel Beats!」からのファンではありますが、この作品は「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」同様、音楽制作が「FlyingDog」なので南健Pと好き放題拘って作られた感じがします。

 お2人には何度かお会いしており何となく人柄も知っていますが、「平凡な日常の中の非日常」的な作品が多い岸監督にしては徹底的に「平凡な日常の中の現実」にこだわった作品でしたね。これはアニメーションという表現方法に拘らない岸監督らしさでもあります。いつか実写映画を撮りたいとも何処かでおっしゃってました。(この作品をという意味ではありません)


 岸監督らしい展開、テンポで安心して観ていられましたが、しいて言えばラストシーンで監督の悪いところが出たかなと。。


 あれは「2人が幸せになれて本当に良かった」という意見が圧倒的に多く自分も確かにそう思います。

 しかし、そう思わせる事こそ意図的な演出であり、冷静になると絶対に続編は無いと無理やり情報を詰め込まれ、「この後どうなったのだろう?」と妄想させてくれる楽しみを奪われ、現実を突き付けられてしまったという側面もあると言えます。

 いや、制作的にはそれで良いのですが、「またやってくれたか」とトラウマが。。。



キャラクター原案は「loundraw」さん。



 この方の世界観が好きで、「三月のパンタシア」を好きになったキッカケでもあります。

 この世界観をキャラクターデザインの森田和明さんが仕上げている訳ですが、岸監督率いるチーム・ティルドーンに所属し数々のキャラデザ、作監をこなしています。「神様ドォルズ」「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」等々、岸監督のかなりの作品が森田氏の仕事ですね。

 そう言えば、月繋がりですが・・・「Carnival Phantasm」も岸×上江洲×森田作品だったりしますw

 あぁ、今だからこそ再開しないかなぁ?



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 音楽の面ではさすが「FlyingDog」といったところでしょうか。


 天才ピアニストの名高い「伊賀拓郎」さんが劇伴をはじめ全面的に楽曲をプロデュースされています。

 最近では「魔法少女育成計画」「風夏」といったFlyingDog作品で活躍されましたが、そういう意味ではOP曲、ED曲を担当されたビクターミュージックアーツ所属の音楽プロデューサー「WEST GROUND」も同様ですね。

 「WEST GROUND」はアルペジオのナノからこれまでFlyingDogで様々な楽曲を提供してきました。「まほいく」生き残りのぬーさん、奈央ぼうもアルペジオの流れからの「まほいく」そしてソロデビューになるのかw


 つまり、自分にとっては大変聴き慣れた楽曲達ということになります。


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 それでは、ここからが本題です。



 『月がきれい』という作品最大の特徴。それは・・・


 「プレスコ作品」であること。



 つまり、一般的なアフレコと呼ばれる「映像に声や音楽を充てていく方法」ではなく、「声や音楽に映像を充てていく方法」です。


 製作発表の時だったか、「既に声入れは終わっている」と言っていました。現代のアニメ業界、制作スケジュール的にそんな余裕があるはずありません。

 つまりこれは「あえて」そうする必要があったからに他なりません。

 梶浦由紀さんはよく「充て作曲」をされますが、既に出来上がった映像に合わせて作曲をして行く為に説得力が生まれます。それ故時間的には余裕がありません。従来の声入れは完全でなくても画の動きを見ながらタイミングを合わせて声を入れて行きます。つまり「アフター・レコーディング」略して「アフレコ」です。


 対して「プレスコ」は「プレ・スコアリング」と言って声、音楽などを先に収録し、画を合わせて行く方法です。これにより、演者の間合い、演技をそのまま活かす事が出来、リアルを追及するには最適な方法なのです。


 この作品ではリアルな中学生の行動、仕草、思考など徹底的に取材し、出来るだけ再現しています。アフレコでは演技を画に合わせなければならず、リアル感が損なわれてしまうのです。

 義務教育最後の時期である中学3年生という設定は両親から精神的に自立して行く繊細な時期であり、金銭的にも行動範囲的にも制約ある中でもがいて成長して行くリアルさは実写でも再現できない部分でもあります。
 オーバーエイジの役者が演じる高校生作品は滑稽であり、知恵や行動力の付いた年代は生々しくなってしまいがちですからね。


 リアルに拘った「プレスコ」という方法により、脚本は早い段階で全て出来上がり、「結末を知った上での演技」や構成が可能になるのです。



 そのひとつがエンディングの「LINE」です。


 毎回エンディングのLINEが話題になりましたが、最終回のエンディングで全て回収されるように時系列をバラけさせて振られていました。まぁ、岸監督ですからある程度読めましたが。。

 「彼氏くん」「よめ」「彼女さん」「夫」「ダーリン」「カレリン」「ハニー」など名前は変化していましたが、言葉遣いやスタンプの使い方、そして何よりプロフィール画像のセンスがどう見ても2人のものでした。


 そもそも、ハッピーエンド・フラグ、不自然で意味深に立ってましたよね。




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 そして当然、音楽も同様に「音楽ありき」という事になります。

 「はじめに歌ありき」という名言もありますがアレは別の意味w


 実は私が今回一番言いたい部分であります。


 何故そう思ったか?キッカケはサントラに収録された挿入歌でした。



 OP曲、ED曲担当の東山奈央ちゃんが歌う挿入歌。これがTVサイズで収録されたのですが、どうしてもリアル感を大切にしたく、ハイレゾ版を購入しました。同時にOP/ED曲もハイレゾ版で買い直しました。
 元々音質の良いFlyingDogですが、CDでは音圧が高く塊感が強く感じてしまいます。あくまでもハイレゾ版との比較ですが、同じこのシステムで聴いても解像度の高さ、分離感も相まって繊細な演奏や息遣いまで感じるような気がします。

 歌だけのプレイリストを作ったのですが・・・・・

 自然とこういう曲順にしていました。

 こうであるべきだとの直感でした。

 理由は後ほど。この理由こそが今回ブログの「正解」。

 それを立証する為に更にこんなコトも・・・・・


 選曲は監督はじめスタッフの好みでしょうが、私にとっても青春時代の思い出が詰まった曲たちです。
 さすがにこちらはハイレゾにしませんでしたが、そもそもハイレゾ録音されていない曲ですから逆にリアルかも知れません。

 そしてこの選曲こそ、「プレスコ」最大の理由でもあります。



 このプレイリストを通して聴いた時・・・・・

 骨が全て繋がったのです!

 (作品違うけど最適な表現w)


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 では、順に紐解いて行きましょう。

 歌は全て東山奈央ちゃんです。これも「何故?」なんですよね。本作品は他の作品色が付いていない新人を多く起用しています。それもまたリアルに拘る証。
 そんな生徒たちを見守り、導いて行く担任役が奈央ちゃんです。そんな目線で歌っているのかも知れません。


1_オープニングテーマ『イマココ』
  作詞 - 川嶋あい / 作曲・編曲 - WEST GROUND




 川嶋あいさんは思春期の恋心を表現するのが上手ですね。かつてよく泣かされたものです。。最近では『風夏』の氷無小雪(早見沙織)が歌う『MEMORIES』『雪花火』の作詞・作曲を担当されました。相変わらず健在ですね。

 OP主題歌は作品世界を紹介するものです。

 タイトルの『イマココ』とは?

 歌詞からすると「大好きな人が今ここにいるいるんだよ」と、「存在」の事を言っていますが、あえてこんなタイトルにしたのですから、この言葉を通常の使われ方から考えると「長い人生の道のりの中で今このかけがえのない瞬間に居る」という意味で「←イマココ」となりますかね。

 この曲のリリイベは地元横浜のプラネタリウムで行われました。応募券が付いていたのでCDを2枚購入したのは当時あまり公表されていなかったのでナイショの話でした。まぁ、落選したのでアレですが絶対に行きたかったなぁ。。


 歌詞は正に不器用でぎこちなく初々しい恋愛。自分も中学生の頃は同じだったなぁ。。。

 曲ですが、実はこの曲のみ伊賀拓郎さんが関わっておりません。WEST GROUNDらしい世界観で若々しさを表現しているようです。ハイレゾ版をバランスで聴くとピアノ以外にもキラキラした音がかなり気持ちよく降り注いできます。


 映像は桜吹雪がかなり印象的でAパートで街並み、Bパートで学校、どれもボヤけているのですがサビから鮮明になり実写の川越祭り、そして各内容のカットが挿入されています。

 これが6.5話を境に変わりましたよね。

 ボヤけていたものが鮮明な日常に変わり、小太郎がN.bookに向かい一心不乱に何かを打っています。鮮明になったのは恋愛が成就し、見えている世界が明るくなったから?

 イントロの映像はかなり意味深で書棚には各話のタイトル元となった書籍が並び、机の上には「13.70」という原稿が。

 Aパートは日常が描かれ、Bパート終わり、小太郎のタイプする手が早くなり、茜はスタート体勢に。小太郎の稽古も本番直前。テンションが上がって行きサビで川越祭りにリンクして行く。
 前半の実写と同じ動きをアニメで再現し、これが小太郎である事を再認識すると共に作品のリアル感をも再認識させている。
 全力で舞う小太郎と全力で走る茜。

 そして氷川神社のふうりん。よく見ると不自然にハッキリした文字がいくつか・・・

 「仲良くいられますように」
 「結婚ができますように」
 「家族が末永く健康で暮らせますように」
 「子供が元気に育ちますように」

 氷川神社はそういう場所ですが、これが2人の行く末を書いたものという見方も出来ます。

 小太郎が何を打ち込んでいるのか、これも「彼女と出会ったのは」ハッキリ読めますね。ノートに書いたプロットからしても、これが自分達の物語であることは確実。

 そして小太郎が何かを振り切ったようにエンターキーを押し・・・原稿の全容が見えると「安曇 治」の名。

 べにっぽが2体に増えていますが、よーく見ると手前のべにっぽが若干小さく描かれており、右手を繋いでいます。ED曲で「つないだ右手も」とありますが、この作品中で手を繋ぐ場面、茜から繋ぐ場合は必ず右手です。小太郎からの場合も右手で繋ぎたがるので結果的に茜は左手になりますが、右利きの場合利き手でしっかり繋ぎたくありません?

 最後に意味深な「つづく」というのは2人の物語(人生)は続いて行くということ。

 既にこのOP映像で結末が語られておりました。



2_『初恋』(第3話)

  作詞・作曲 - 村下孝蔵 / 編曲 - 伊賀拓郎




 村下孝蔵さんの名曲です。「イマココ」のアニメ盤にフルver.が収録されていましたが、こちらは良い部分だけ切り取ったアコースティックver.なのでかなり印象が違います。
 他の曲も同様、伊賀拓郎さんが編曲したアコースティックver.です。

 好きだよと言えずに初恋は
 ふりこ細工の心
 放課後の校庭を走る君がいた
 遠くで僕はいつでも君を探してた


 これ、どう考えてもこの曲ありきで内容が考えられたとしか思えません。他の曲も同様です。是非原曲を聴いてみてください。選曲の意味がよく解ります。



3_『やさしい気持ち』(第5話)
  作詞・作曲 - Chara / 編曲 - 伊賀拓郎




 個性的な原曲をよくここまでアレンジしたと感心。CMで印象的に流れているのを聴いていて絶対にハイレゾで揃えると思った曲。涙が出てきますよ。。

 これまたイイトコ取りでAパートから2番のサビに飛びます。


4_『3月9日』(第6話)
  作詞・作曲 - 藤巻亮太 / 編曲 - 伊賀拓郎




 レミオロメンの名曲ですね。ホント、この曲にどれだけ泣かされてきたことか。。

 実はこの曲、サントラに収録されていません。他の曲はラストにかかるのですがこの曲だけは途中で使用されました。この扱いの意味が収録されなかった理由かな?

 このPVを改めて観ると驚きますね。撮影場所が氷川神社、氷川会館です。小指にはめた赤い糸が・・・

 卒業式で歌われる事が多い曲ですが、本来この楽曲は『結婚』を祝う歌であって、『卒業』を祝う楽曲ではないのです。このPVが卒業式後に結婚式に向かっているので。。


4_『旅立ちの日に』(第7話)
  作詞 - 小嶋登 / 作曲 - 坂本浩美 / 編曲 - 伊賀拓郎 / 歌 - 川越市立第三中学3年1組


 これはオマケです。本編後のショートフィルムで合唱していた曲です。

 埼玉県秩父市立影森中学校の教員によって作られた合唱曲で、今では全国的に卒業ソングとして定着しています。西武秩父駅の発車メロディにもなっています。なので動画はありません。
 川嶋あいさんも「旅立ちの日に・・・」という曲を歌われていますが別物ですね。


5_『夏祭り』(第8話)
  作詞・作曲 - 破矢ジンタ / 編曲 - 伊賀拓郎




 我々「いか天」世代にはお馴染みJITTERIN'JINNの名曲です。(あえてWhiteberryとは言わない。)

 これまたよくぞこんなアレンジをしてくれたものだと感心。。今回夜の川越に行ったのはこれを聴いたから。
 実際に花火を見たのはTDCですけどね。


6_『fragile』(第10話)
  作詞 - 持田香織 / 作曲 - 菊池一仁 / 編曲 - 伊賀拓郎




 ELTの名曲、あいのり主題歌ですね。これが流れたらもう泣くしかないじゃないですか。。。
 「fragile」とはフランス語で壊れやすい、はかない等の意味があります。
 傷付きやすく、壊れやすい恋心。

 もうね、10話は何度小太郎をぶん殴ってやりたいと思ったことか。。(ラスト数分まではね)

 歌詞の「傷付けやすい日もあるけど、「いっしょにいたい」とそう思えることが、まだ知らない明日へとつながってゆくよ。」というのがこの作品の根幹であり、これを聴いた瞬間、ハッピーエンドを確信しました。


7_『未来へ』(第11話)
  作詞・作曲 - 玉城千春 / 編曲 - 伊賀拓郎




 Kiroroの名曲。 11話はこの曲そのもの。

 私はこの曲こそ、この11話こそが物語の核心ではないかと思っています。


 母は何があっても、いつでも子の味方。いつでも優しく見守ってくれている。

 母は優しく、母は強い。だからこそ厳しく、ぶつかる時もある。

 母から子へ、子から孫へ、その想いは受け継がれ、どんな困難があっても未来へ向かい、足元を見てゆっくり歩いて行けば良いんだよ。そんな想いが伝わってきます。

 1話から事あるごとにお互いの家族、親の愛情が描かれてきました。これも高校が舞台だとあまり出来ないオハナシ。

 11話では小説を閉じる手、おにぎりを結ぶ手。お茶を出す手。その薬指に結婚指輪がチラついているのが意識しなくても目に留まります。

 『月がきれい』という作品は中学生はもちろん、中学生くらいの子を持つ親世代がかなり共感していると聞きます。この作品はどちらの目線でも成り立つような気がしますが、単なる中学生の恋を描くだけではなく、家族愛そのものを両方の目線で描き切っているような気がしてなりません。

 例のラストカットはその証かと。


 母役は永遠の17歳ですが、この作品ばかりはさすがに貫禄を見せつけてくれましたね。対する「ちわわ」も良いサポートしてくれました。よくこの2人をキャスティングしてくれました。

 岸監督、やってくれましたね。絶対に11話は確信犯です。。。


 12話はこの延長線でしかありません。。。


8_エンディングテーマ『月がきれい』
  作詞 - 川嶋あい / 作曲 - WEST GROUND / 編曲 - 伊賀拓郎




 EDは殺風景な氷川神社から始まり、一周して戻る間に季節が移り変わり、桜が満開になった時には2人が手を繋いでいます。「♪つないだ右手も」の部分でちょうど繋いでいますね。と同時に右上の月が徐々に満月になっていく。

 何故この曲を最後にしたのか。

 このプレイリストを続けて聴いているとある事に気付きます。

 (イマココ以外)全ての曲が同じテンポ、同じ色付けのアレンジなのです。

 特に『未来へ』から『月がきれい』へのつながりは同じ曲かと思うほど。


 何故作品名を冠した表題曲なのか。

 何故PVがこんなにシンプルなのか。

 この曲が物語の全てであり、大団円だからです。


 わたしにとってそれは…まるで月あかり

 as the moon,so beautiful.

 月のように美しい恋の物語。


 各話のエンディングから最終話のエンディングに集約し、ラストカットと合わせて曲のアウトロが優しく終わって行きます。この終わり方こそ大団円つまりハッピーエンドの証。雑念なく心安らかに、この後何も聴きたくないという感覚。

 今改めて・・・これは名曲。いや、名作だからこそ、音楽が完全にリンクしているからこその名曲。

  川嶋あいさんに対しては作品内容に関するかなり細かいディレクションがあったのでしょう。知らなければ書けない歌詞です。


 この曲ありき。だからこその「プレスコ」作品。


 これが私の「正解」。


 もう、全て満足。納得しちゃいました。

 あれ?オレ、消えるのか??




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 という訳で、久しぶりに長編ブログとなりました。これが私本来のスタイル(^^;

 最後までお付き合いいただけた方、有難うございました。

 あくまでも個人的な想いを書き綴っただけです。

 この素晴らしい作品に少しでも興味を持っていただけたなら幸いです。



 



関連情報URL : https://tsukigakirei.jp/
Posted at 2017/07/17 22:38:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2017年07月16日 イイね!

エスカクロン

エスカクロン 2017年7月15日(土) 丸の内ピカデリー2

 エスカクロン

 OVA完成披露記念上映会に行って来ました。

 この作品、今年のGWに徳島で開催されたマチアソビ「エイベックス・ピクチャーズ スペシャル上映会」で約90名、直後にフィンランドに持ち込まれた映像を観た現地人約120名、そして今回の約400名を加えても全世界でこの映像を観たのはスタッフ含めて1,000名にも満たないほど。しかも現在のところ今後観られる予定はありません。


 実はこのプロジェクトが動き出したのは2011年。ボーカロイド的な音楽で匿名の楽曲PVをイベントで上映したり、いくつか上げて行ったのが始まり。





 水島精二監督が中心となりプロジェクトが進んで行くのですが、当時『UN-GO』に出演していた安済知佳さんと安野希世乃さんが劇中で歌っているのを見てこの2人で行こうと思ったとか。


 「月」のように静かで理性的な女の子「エスカ」

 「太陽」のように元気で好奇心旺盛な女の子「クロン」


 ほぼ新人であった当時の安済さん、安野さんからすると安済さんが「クロン」、安野さんが「エスカ」に配役されるのが順当だったそうですが、水島監督はそれでは面白くない、この子達なら絶対にやれると、あえて逆に配役。その判断があったからこそ、現在の彼女達の活躍があると言っても過言ではないでしょう。

 私が声優として現在最も好きな2人です。水島監督が居なければ当時スフィアに興味を持つことも無かったかも知れませんし、ホント感謝しなきゃですね。


 2人の歌ありきで細々と活動してきたプロジェクトですが、大人の事情で色々あった時に「avex」の田中宏幸さんがこの作品の存在を知り、動いてくれた事で存続され、昨年のイベント「D-World」で朗読劇をやり、アニメ化をしましょうとの流れになりました。あれから1年、ようやくアニメーションとして世に出ることになりました。





 東京では初披露となる上映会。水島精二総監督、安済知佳さん、そして安野希世乃さんが登壇しての舞台挨拶とあっては行かない理由などありません。


 当日は絶対に外せない仕事でお鶴さんのツアーファイナルにも行かれなかったのですが、上映開始が21時30分との事で行く事が出来ました。


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 仕事後、少し時間があるのでアキバのオレンジ色のお店で物色。ヤヴァ過ぎて退散w
 同建物下にある上等カレーで「メンチカツカレー」を食べなきゃと使命感を持って行くと目の前でオーダーストップ。。。
 仕方なく他店で済ませて有楽町へ・・・

 ロビーでまったりしていたらふと隣に水島カントクがw

 同様にアキバから来たようですね。音楽好きのカントク、ポタフェスへ行かれていたようです。自分は時間的に諦めていましたケド。。(AZLA聴きたかったw)

 座席はかなり前方通路側♪

 ・・・隣の方・・・全身鶴装備だわ。。。あぁ、ヨカッタね。。。


 先ずは上映。OVA全2話ですが単発なのでこれで完結という内容ではありません。


 当然こんな大スクリーンで上映する事なんて前提で作っていませんが、全然大丈夫でしたよ。とにかく2人が可愛すぎて・・・他に適役居ないでしょう。素晴らしすぎます。

 内容には触れませんが、とにかく温かくステキで大好きな作品です。


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 上映終了後、avexの田中Pが登壇、進行。何故か受注開始したばかりの安済さんの某ラジオ番組オリジナルTシャツを着ているw


 「本日の登壇者」を呼び込む。


 安済さん、安野さん、水島総監督の順に大きな拍手に迎えられて登壇。


 順に自己紹介をして行くが・・・・・ここで大事件発生!!



 真っ赤なワンピでクロンのようなサイドポニテが素敵過ぎる安野さんから水島総監督にバトンタッチする際、何故か「山口監督」と言ってしまう。




 だって、舞台袖で一緒に居たから・・・・・




 ・・・・・って、安野さん? 山口監督はサプライズゲストなんですけど??




 その場に崩れ込む安野さん、さすがですっ♪


 もうね、その天然はズルイよ(^^;


 山口監督は多忙につき間に合うか分からなかったので名前を公表していなかたのだそうです。結果的に間に合ったのですが・・・


 結局、田中Pが呼び込みの際に1人ずつ名前を呼ばずザックリと流したのが悪いというコトにw



 で、改めてサプライズゲストとして呼び込まれた山口ひかる監督。若いですね。

 その手にはキービジュアルが描かれたケーキが!

 バースデーソングを歌い始めると、会場内が状況を察知して大合唱!

 そうです。先週7月9日が安野さんの誕生日でした。このケーキは山口監督からのサプライズだったそうですが・・・

 もう全て台無しwww


 まぁ、これがチーム・エスカクロンという事で♪



 マチアソビで初上映される2日前に完成した本作品。そのまま水島総監督が
BDを持ち出してフィンランドのイベントで上映。

 当然日本語版のまま字幕も無し!

 それでも彼らは日本語を理解しており、反応して喜んでくれたそうです。アニメ文化って凄いですね。


 面白かったのは日本人が絶対に反応しない場所で大きな反応があった事。

 音楽好きな水島総監督らしく、作中にDAPが出てくるんですよね、しかも「AK120」「AK70」とかw


 CDを購入する場面があり、その後DAPで聴いている彼女達が何とも可笑しかったそうで、先方ではCDはCDプレーヤーで聴くのが常識。文化の違いですね。


 東京上映に向け、実は直前に変更が加えられました。徳島でも観た方が10名以上いらっしゃいましたが、さすが解っていました。


 エンドカードが追加されたのです。

 だからと言ってTV放映する訳では無いのですが、折角キャラ設定したのに「かやたん」の出番が無いぞ?と気付いたのが理由だとかw



 舞台挨拶と言うにはかなり長時間のトークショーとなりましたが、エスカクロンの歴史が全て語られ、本当に大切にされてきた作品なのだと実感。

 但し、今後については何も決まっていないとの事。


 とりあえずCD出そうよとか、フェスやろうよとか、新作は?とか、それって生で歌わなきゃいけないんだよ?とか言いたい事言いましたが、スケジュール的な問題、何より予算的な問題があり、クラウドファンディング案も出ましたが結局何も進まず。。


 てか、それほど積極的に売る気が無いのかも知れません。

 また忘れた頃に突然何かやるかも?


 ただひとつだけ確実な事。


 安野さんの1stミニアルバム「涙。」

 そのボーナストラックが『戸惑いトレイン』である事が判明!!



 あら、レーベル越えちゃったよ♪



 『エスカクロン』という作品。作品名とカントクからしてロボットアニメかと思いましたが全く違います。私のような感覚でアニメーションと接している方には是非観て欲しい作品です。


 という訳で、別件で大作ブログを書いている途中なのに寄り道してしまいました。


 それくらい素晴らしい作品という事で・・・・・




関連情報URL : http://escha-chron.jp/
Posted at 2017/07/16 10:52:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | ライブ・イベント | 音楽/映画/テレビ
2017年07月02日 イイね!

LiVE is Smile Always ~LiTTLE DEViL PARADE~ @SSA

LiVE is Smile Always ~LiTTLE DEViL PARADE~ @SSA 2017年6月25日
 LiSA LiVE is Smile Always
   ~LiTTLE DEViL PARADE~

 さいたまスーパーアリーナ2日目に参戦して来ました。

 LiSA 4thフルアルバム「LiTTLE DEViL PARADE」を引っさげてのアリーナツアーです。



 神戸ワールド記念ホール
 さいたまスーパーアリーナ 2days
 日本ガイシホール


 横浜アリーナ2daysを成功させて後、LiSAにとって最大規模の会場。遂にここまで来ました。人集めの為に与えられた場所ではなく、間違いなく自分の力でここまで来ました。この加速ぶりは早いとも言えます。

 前日、6月24日のバースデイライブには行かれませんでしたが、レベルアップしてひとつ上のランクに入った(と、あえてこんな言い方w)彼女の「今」とこれからを見られる初ライブとも言えます。

 あの挫折依頼、確実に音楽やファンに対する向き合い方、自分の魅せ方が変わったLiSAが「SSA」を独り占めするとどんな事が起きるのか、とにかく期待しかしていませんでした。先日参戦した同会場の「MUSIC THEATER 2017」とは明らかに違うはず。

 横浜アリーナと同じような事をやっても意味はありません。それ以上の事と言っても難しいでしょう。ただ広いからと言って動き回っても仕方ありません。

 LiSAにとって、ライブは「デート(LiVE)」と言うくらい、皆と楽しい時間を過ごすための大切な場所。ライブタイトルに必ず「LiVE is Smile Always」(略してLiSA)と冠するようにライブはいつも皆が笑顔になれる場所。

 それがどんなサイズの箱であっても何ら変わることはありません。


 結果から申し上げると、想像を遥かに上回る素晴らしいものであり、もはや「ライブ」という領域を超越し、「エンターテインメント」として確立していました。何度か立っているSSAだからこそ、こういう使い方も出来るんだと、ただただ感動してしまいました。。

 ファイナルを迎えるまで内容に関する事は一切封印してきました。今だからこそ、ゆっくりと振り返って感想を書いてみたいと思います。


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 心配していた前日の疲れは無く、相変わらず咳が出る以外は調子良い。最近、拳を上げ続ける持久力と翌日に疲労が残らない回復力が身に付いた様子♪そしてやはり新たな靴の効果が出ているよう。

 LiSAっ子装備に身を包み電車に乗るが、どうも周囲から浮いているw

 それも横浜を過ぎたあたりから気にならなくなり・・・続々と仲間が増えて現着。


 前日から降り続いていた雨も物販開始時にすっかり上がっていたのはいつものコトで驚かないw
 先頭あたりに並ばない限り、中途半端に早く行っても動き出してしまえばさほど待つ時間は変わらないと判断したのが正解。目的の物は全て購入。

 それにしても、SSAの物販列って初めてでしたが進んで折り返す度に列が乱れて順番が入れ替わる。場所によって横幅が狭かったり、よく混乱起きないな?




 物販後の昼食はもちろん「里沙家」!

 幕張、横アリに続いてSSAでのみ開店。両日メニューが違うんですよね。2日目はつけ麺。濃厚な旨味の醤油豚骨スープに、分厚い炙りベーコン、隠し味に焦がし葱油を使用し、海苔にはリトルデビルLiSAのプリント。

 回を増す毎に買いやすくなってますね。今回デザートは別のモノを考えているのでスルー・・・




 で、そのデザートを購入する為に一度離脱し・・・大宮へ・・・


 いや、ガルパンじゃねっす!


 はい、川越線に乗り換えて「某所」へ♪



 え?だって食べたかったんだもん。。


 SSAからだと近いしね。

 でもさすがに散策している時間は無く滞在時間20分www

 これだけの為に行ったのですがナニカ?

 それだけの価値ありますよ。いも恋は単なる饅頭ではありません。つぶ餡とさつまいもの輪切りがそのまま入っており、生地は山芋ともち粉から出来ています。
 薯蕷饅頭のように山芋がふっくら感を出してくれます。米粉ではないのでモチモチしているのですが、温かい状態で食べないと固くなってしまいます。

 もちろん温かいものを購入。これは幸せな気分になれますね。色々な意味で♪
(腹に溜まるので注意w)

 戻りの電車、いつの間にかLiSAっ子がたくさん。ホント、何処にでも居るねw


 乗り継ぎ時間が悪く、友人との待ち合わせに遅刻。。ほんとスミマセン。。

 今回は私の影響(?)でLiSAっ子と化した友人とご一緒させていただきました。横アリの時は打ち上げのみでしたが、今回は最初からお付き合いいただけるという事で楽しみにしていました。

 座席はあまり良くなかったのですが全体が見渡せてある意味良かったのかも。


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 今回は演出上ペンライトを消して欲しい時があるとのアナウンス。まぁ当たり前くらいにしか思っていませんでしたが、まさかあんな事になるなんて・・・・・


 いつものようにナレーション映像からスタート。


 1曲目は全く想像もしなかった曲でした。


01_LOSER ~希望と未来に無縁のカタルシス~

 明るく元気の良い曲で一気に持って行くのが定石ですが、まさか負け犬の遠吠えから始まるとは。。
 いつもは中盤以降なのですが、ここにかけるLiSAの意気込みと真意を考えるとやはり一筋縄ではいかないなと。。後に改めてこの曲を聴き込んでしまいました。


02_Brave Freak Out
03_oath sign


 2曲、間髪入れず一気にたたみかけます。神戸、さいたま1日目が『L.Miranic』『crossing field』だったのと比較するとやはり後半、変わっていくんだという強い想いを感じます。

 ここで挨拶。早朝にまさかの金縛りにあったとか(^^;

04_Merry Hurry Berry

 にゅーメンズの伴奏に合わせて振り付け講座。

  ♪1.5.1.5.
  ♪5.6.5.6.1.5
  ♪UP DOWN LEFT RiGHT
  ♪5.6.5.6 GORGEOUS!!


 すると早速イタズラが始まるw

 どこかで見たようなダンスに変化し・・・にゅーメンズも伴奏を変化!

 『恋ダンス』を始めてしまったw

 確かに似てますね(^^;


05_JUMP!!
06_Rally Go Round


 この流れでメチャクチャ楽しい2曲!これは盛り上がりますよ!
 ちなみに前半公演は『ミライカゼ』『say my nameの片想い』でしたがうーん、それも良いですねぇ。


 ここで中央ステージに電子ドラムが登場。ピコピコハンマーでサンプリング音を叩き、そのままイントロへ続きこの曲へ!

07_Peace Beat Beast

 もちろん間奏も叩き皆を煽る。コールやクラップで場内一体に。いや凄いなぁ。完全にLiSAワールドですが今までに無いくらいエンターテインメント性が高く、心から音楽を楽しんでいます。



 ここで一息?ゆったりしたピアノの演奏。でも聴いた事のあるコード進行。

 場内がオレンジ色に染まっていく・・・・・

08_オレンジサイダー


 こういう流れで次曲に入ると何だか感動。この曲には想い入れがありますからね。LiSAのピアニカもどんどん進化している。
 次曲を直感的に予想するのはなかなか気持ち良い。


 そしてギターの演奏から一気に激しいパートに入って行きます。

09_the end of my world
10_Empty MERMAiD
11_Psychedelic Drive


 温まりきっている喉から繰り広げられるシャウトやロングトーンが本当に素晴らしい。自分も釣られてテンションMAX!
 確かに煽られてはいますが、セトリの流れや曲に込められた想い、その表現力で皆のテンションが自然と操られている感覚。そういう感情の一体感こそLiSAのデート(LiVE)の醍醐味!!

 あぁ、ジュリ扇持って行けばヨカッタw


 ここで「ペンライトを消してください」という場内アナウンス。


 ナレーション映像。良いタイミングで休憩させてくれる優しさ。。

 リトルデビルが出てきてちょっとしたパフォーマンス。この時の客席からかけられた声が温かくて泣けてくる。。


 そして全リトルデビルを引き連れたパレードが始まる!

12_キモチファクトリー

 会場とのやりとりで一気にひとつになり・・・

13_そしてパレードは続く

 いや楽しいねぇ♪リリイベのグダグダが信じられないくらい皆さん学習してますねw


 最後に一言・・・「暗転!」


 が、しかし・・・その意味が解らなかったのか半数近くが消灯しないでいる。。。

 すると会場内から「ペンライト消してください!」と声が上がり始め・・・

 ようやく暗転。。。ま、テンション上がっていると仕方ないね。



 中央ステージにLiSA、ギターのCO-Kさん、キーボードのあっきー。あっきーはにゅーメンズになって参加された方ですが、marina氏の婚約者です♪


 暗転したのは暗い夜のほうが素直になれて本当の気持ちを伝えられるからだとか。

 そんな気持ちで作った大切な曲を歌いますと、アカペラで歌い始め・・・

14_リングアベル(アコースティック)

 神戸では『Little Braver』、さいたま1日目は『Believe in myself』、ファイナルの日本ガイシでは『無色透明』だったようで。どれも大好きな曲。想い入れがあり過ぎてアコースティックでこんな場面で歌われたら絶対に泣いてしまう曲たち・・・・・

 最後は皆でコーラス。そこに合わせてLiSAが主旋律を被せてくる。。。涙

 鳴りやまない拍手。。。。。


 しかし・・・本当の感動はここからでした。


 暗転からセンターステージにスポットが当たると、そこには上空高くせりあがったLiSA。長く白いローブのようなものをまとい、その先端は地上に広がっている。


15_シルシ

 アカペラで始まり・・・ピアノが入り・・・テンポは完全にLiSAの感情任せ。

 ブレイクも入り、それでもしっかり彼女のテンポを理解して演奏が付いてくるのは築き上げた信頼。。

 ワンコーラス後、通常の演奏になると明るくなり白いローブにはプロジェクションマッピングでカラフルな模様が映し出される。


 彼女の位置は会場を立体的に捉えた時に丁度中心に来るあたり。

 もちろんマイクを通しているのでステージ側を中心に声が聴こえてきますが、彼女の声量、想いはアリーナの中心点から全体的に心地よく響いてきます。完全にSSAの構造をも味方につけた表現をするなんて、それが出来るなんて、本当に凄い。

 数々聴いて来た『シルシ』の中でも2番目の感動。もちろん1番目を越えるものなんて一生無いと思うけど、ある意味匹敵する。


 その場で皆にメッセージを伝え、ローブを脱ぎ捨てるとまさかの曲!

16_LiTTLE DEViL PARADE

 表題曲なのに「まさか」と言うのは、この流れで持ってくる?という驚き。でも今考えるとこれは素晴らしいセトリかも知れない。幕張のように上空高い位置からこの曲をブチ込んで来るのは『シルシ』同様に強い想いを伝えたいのでしょう。


 更にここから一気に行くと言われてガチなやつキタ!!

17_コズミックジェットコースター
18_ROCK-mode
19_Rising Hope
20_Catch the Moment


 もうどうなっても良い!覚悟を決めて突っ走る!!


 最後に感謝の気持ちを。簡単に書けないので割愛します。。

 その想いはこの曲に・・・・・

21_TODAY


 「未来」なんか分からない。「今日」を大切に、「今、この瞬間」を大切にしているLiSAの想い、同じ瞬間を共に生きてくれている皆への感謝。


 この曲で締めると本当に気持ちよく終われますね。


----------------


EN01_だってアタシのヒーロー。

 ツアー初日の神戸で発表された新曲「僕のヒーローアカデミア」第2クールEDテーマです。渡辺翔さんの曲、久しぶりですね。翔さんらしい楽しく元気になる良い曲です。


EN02_Hi FiVE!

 前半戦は『best day, best way』でした。今後は切り替えていくのかな。曲の意味を知っているとそんな気にもなります。

 どちらも締めくくりには相応しい曲です。



 
 今回のツアーでは特別にセットの写真を撮って良いとの許可が!

 会場内撮影禁止のマナーを守らない方が多い昨今・・・これは嬉しいですね!

 その変わりに「超楽しかった」と書いてね!との事で、今回のブログを書きました♪

 え?いつもと変わらん?そりゃ、いつも超楽しいものw


 SSAでしか出来ない遊び方。音楽で楽しい事をやりたい。そんな気持ちが溢れた素晴らしいデート(LiVE)でした。いつもそんな事言ってますが、今回は本当に特別。ファイナルを迎えるまで一切内容に触れなかったのも参戦した方にはご理解いただけるかと。。

 2days両日参戦した友人はその違いに驚いていました。ある意味2日目のほうが良かったとか。解る気もします。ひとつ世代が上がった彼女が今後の方向性を示してくれた気がします。


 そしてパレードは続きます。

 しかしまだチケットが取れていないという。。新しい会場だからねぇ。。。


----------------


 余談ですが・・・このタイミングで「Angel Beats! PERFECT VOCAL COLLECTION 」が発売されました。



 LiSAが世に出るキッカケとなった作品。自分にとっても大切な作品です。

 CD3枚組ですが「Disk1」が岩沢(marina氏)の楽曲、「Disk2」がユイ(LiSA)の楽曲、「Disk3」がアニメ版、ゲーム版の主題歌、挿入歌が収録されており、各ヴァージョン含めほぼ全ての曲が網羅されていてメチャクチャお得です。
 フェスでしか購入できなかった伝説のCD、ようやく手にすることが出来ました。

 今聴くとLiSAの元々持っているポテンシャルを再確認出来ますし、成長ぶりも確認出来ます。倍音的な厚みのある声は益々進化していますね。そして何よりも「バンドヴォーカル」であり続けていること。これが大きいと思います。


 という訳で、色々な意味で一番好きなアーティストである位置付けのLiSAでした。

 よろしければ是非、生でお試しあれ。。





Posted at 2017/07/02 22:36:54 | コメント(3) | トラックバック(0) | LiSA | 音楽/映画/テレビ
2017年06月30日 イイね!

佐咲紗花「Fated Crown」横浜公演

佐咲紗花「Fated Crown」横浜公演 2017年6月24日(土)

 佐咲紗花 Live tour 2017 「Fated Crown」横浜公演

 新横浜 NEW SIDE BEACH !!

 3月29日にリリースされた4thアルバム『Fated Crown』を引っ提げて大阪、秋田、神奈川を巡るライブツアーのファイナルです。




 第3回全日本アニソングランプリ優勝者である「さや姉」は当時から注目していましたが、Lantisらしい数々のタイアップ曲は明るく元気になる曲から泣かせるバラードまでその表現力は幅広く、デビューから7年、年齢もハーフ・セブンティとなり円熟の域に達して来たのではないでしょうか。

 ここ最近はこのあたりが続いたこともあり・・・




 特に今期サンジゲン作品「ID-0」OP曲ではまた違った魅力が発揮され・・・



 そろそろライブに行きたいなぁと思っていたところでした。

 しかし、楽曲に対してライブ活動はそれほど進んでいなく、ツアーと言ってもまだまだ小規模でしかありません。なので行く機会が無かったのですが今回は奇跡的に都合が付き・・・

 ま、正直言いますとこの週末はLiSAのバースデー2daysがSSAで行われ、この日が当日なので行きたかったのですが仕事が入る可能性が高く日曜日しか取っていなかったのです。
 結果的に休みになったものの、ヒマしているのも何だかなぁ~って感じなので色々と調べていたらヒットしたと。。これも何かの運なのかも知れません。


 さすがにコレは歌わないでしょうけど。。。




 「新横浜 NEW SIDE BEACH !!」は横浜アリーナ1Fにあるキャパ200程度のイベントホールです。



 この日、横アリはケツメイシで賑わっていました(^^;


 会場到着が15時半、物販が開始する時間。

 並んでいる方々、既にツアーTシャツを着ている方がほとんど。

 つまり・・・大阪もしくは、さや姉の地元で開催された秋田に行かれたという事。各会場20着限定色もいらっしゃる(^^;

 聞こえてくる話によると、全通の方が多いようです。凄いな。。

 てか、お互いの友人同士連れを紹介し、「あ、あなたが○○さんですか。いつも読ませていただいております」的なご挨拶。つまりSNSでの繋がりってコトですよね。良く見かける光景の輪がどんどん広まり、何だか妙に全体の一体感が生まれて行きます。
 北海道限定のお土産を配っている方も(^^;



 会場はフラットでステージが高く見やすい。かなり近く感じます。ま、キャパ的に実際近いのですが。。
 やはり圧倒的に男性が多く、平均年齢も若干高め。後でさや姉とお客さんでやりとりした時に分かったのですが20代はほとんど居なく30代がメイン。女性は1割も居ませんでした。


 実際に見たさや姉はイメージ通りでしたが、歌の圧倒的な破壊力は想像以上でした。。同世代のTRUEさんにも匹敵しますがあれほどの表現力ではなく「破壊力」という言葉が相応しいかな?それでいて可愛らしいトコロが女性にも受けるのでしょう。


 驚いたのがスタイルの良さ・・・というか腹筋が凄くて歌の為にかなり鍛えている様子。確かにこの破壊力を持続するには必要な事だし、そのストイックさが凄く伝わってきてかなりの好印象。

 そういうところに魅力を感じてファンが付いてくるのだと感じました。マナーも良いし心から応援し、歌を全身で感じて楽しんでいるようであり、さや姉もそれを感じて更なる力を発揮しているのだと思います。

 だからMCも楽しいんです。心が通じ合っている感じ。だからと言って初心者に対して排他的な感じも無いし、温かい空間でした。(実際は激アツですが!)


<セットリスト>
01_Oval Circus
02_Break your world
03_Lyla
04_Duality
05_ワールドエンド
06_星彩のRipieno
07_High-Flying Future!!
08_BLAZE MOMENT~紅蓮浄歌~
09_WASTELANDERS
10_Linaria
11_Reworld
12_HOWLITE
13_CHIASTOLITE
14_PARADICE BABY KISS
15_FEEL×ALIVE
16_キスのひとつで
17_ID-0
18_Reason why XXX
19_DREAMLESS DIVER
20_Fated Crown

EN01_We are EXCAVATION!!(ID-0キャラソンセルフカバー)
EN02_EMERALD(Fated Crown ver.)
EN03_Super Shiny Sensation!!!



 正直、初めて聴いた曲もありましたが、そんなの関係なく楽しめました。

 翌日の為に体力温存しなきゃ・・・てか、最近体調が悪く喉が傷んで咳がとまらない状況で、朝病院に行っていたのですが。。

 まぁ、この時だけですが元気になってしまったのはいつものコトw


 脚への負担減と跳びやすさを考慮して新たに導入した靴も大正解でした。翌日に残った疲労が今までと段違いに少なかったので♪


 偶然取れたチケットでしたが、行って良かったです。次の動きが見えませんが、まだまだ業界からは必要とされている方。地道でも良いので続けて行って欲しいですが、あまり地道だと次の道が開かれないのも事実。。

 私のような者でもこうした活動で少しでも魅力をお伝え出来ていたら幸いと思っていつも書いています。

 気になったら後悔する前に動く。これからも可能な限り続けて行きたいな。



関連情報URL : http://sasakisayaka.com/
Posted at 2017/06/30 23:22:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | ライブ・イベント | 音楽/映画/テレビ
2017年06月22日 イイね!

冴えない歌姫のスペシャルライブ♭

冴えない歌姫のスペシャルライブ♭ 2017年6月18日(日) 渋谷CLUB QUATTRO

 春奈るな×妄想キャリブレーション

 ノイタミナ作品『冴えない彼女の育てかた♭』のOP/EDアーティストによるツーマンライブに行って来ました。


 ワタシのブログを読んでくださる方ならば『冴えカノ』について説明するまでも無いと思いますが、とにかく大好きな作品です。

 現在2期である『♭』が最終回直前でありますが、1期からは想像も出来なかった怒涛の展開に毎週ヤラレております。。




 ちなみに・・・

 大好きと言っても原作を読んでいる訳ではありませんが、同じ亀井幹太監督作品『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』にハマった時から今に至っているのだと思います。
 当時の自分にしては珍しく作品イベントに行くほどでしたが、当時のレポートを読んで自分で驚きました。今と同じ事言ってますねw

 『冴えカノ』を初めて観た時に『俺修羅』と同じような技法使っているなと感じました。独特な表現方法は毎度感心させられます。自分の場合、制作側の意図や作風、手法も気になるのです・・・
 まぁ、キャストも似たようなものでアレなのですが、1期の時は間違いなく詩羽センパイ推しだったような?かやのんだしね♪いやいや、おみ足の表現が素晴らしいなぁと。。

 で、恵役の声優さん、この子誰?スゲー天性のセンス持っているなぁ・・・・・?

 と言い続けていたら・・・・(中略←)・・・・今に至ると。。。



 ホント、何だかなぁ~って感じだよw



 作品の魅力はもちろん音楽にも至ります。特にOP/ED曲は作品に思い切り寄り添っていて終盤になってようやく歌詞の意味が解って泣きそうになったり。。。


 春奈るな 『君色シグナル』 (1期OP)


 沢井 美空 『カラフル。』 (1期ED)


 春奈るな 『ステラブリーズ』 (2期OP)


 妄想キャリブレーション 『桜色ダイアリー』 (2期ED)


 『カラフル。』を探そうとして『カラフルダイアリー』とゴッチャになってマジ寿になったのはナイショのハナシw

 改めて1期の曲を振り返るとまた違った印象に感じます。特に2期は結末まで知った上で作られた曲との事です。フルで聴くと本当に色々と考えてしまいます。MVも良く見るとオマージュがあったりします。


 そんな楽曲を生で聴けるイベント。と言っても作品イベントとは違います。いわゆる「ツーマンライブ」というやつです。

 今回は「♭」なので沢井美空さんの出演はありません。となると、まさか3曲??

 そんなはずは無いでしょう。でも曲数は少ないはず?

 でも、そこまでして行きたいか??

 るなちゃんは先日会ったしね。

 自問自答・・・・・

 
 躊躇する要因。自分にとって一番の心配は「妄キャリ」ですよね。。歌は聴きたいのですが。。


 「秋葉原ディアステージ」所属のアイドルユニットですよ?


 まぁヲ嬢はアレとして、でんぱ組.incとか、Mia REGINAとか、あの系統の方達と同居出来るのか??先日の金沢でもスゴイ人達居たけど、さすがにあの比じゃないよね。。


 しかも・・・オープニングアクトが「ニァピン」、「LAVILITH」ときたもんだ!



 つまり、でんぱ組.incと妄キャリのメンバーによるコラボユニット。この2組はそれぞれ『桜色ダイアリー』のカップリング曲を歌っています。


 しかし救いの要因。

 
 イベントMCが吉田尚記アナウンサーで、しかもトークゲストが居るとか。

 アイドル、声優、アニソンシンガー等、全てに精通しているよっぴーですから上手くまとめてくれそうです。


 という訳で、参戦決定!!


 ・・・・・あれ?何か大事なコトを忘れているような?



 そして先日呟いたこのTシャツを入手。物販はアーティストグッズとCDしか無いのでネットを彷徨っていたら一目惚れ♪



 実は背面がこうなっていました。(拡大して見てください)

 メインヒロインが \アッカリ~ン/状態になっているというwww



 ・・・・・ん?あれ?そう言えば思い出した。。。



 今回のライブに参戦しようと決断した一番の理由。




 トークゲスト:安野希世乃(加藤恵役)



 生で恵の声を聴ける!!
 さぁ、変態音響監督がどう料理してくれるかっ!?




 え?ダメっすか?


 だってさぁ、この直後ですよ??




 そりゃ確定でしょう。。。。。

 ま、今回コレは聴けないでしょうけどね。。



 うーん、恵が歌ってますよね。しかも#8の感情で。。

 某戦術音楽ユニットとは全く違う声、歌い方。数居るアニソン・アーティストの中でも、声優アーティストってこういうのが出来るから凄いですよね。自分の中では分けて考えています。


 という訳で、不安の中参戦した今回のライブ。よくある作品イベントのようにゲームコーナーがあったり、映像で振り返ったりする訳ではありません。

 しかし・・・結果的にはとんでもない大当たりイベントとなりました!

 年間イベントを200本以上こなすよっぴーが絶賛するほど。。


 そんなイベントを自分なりにレポートしてみますが、会場に居た人にしか共有できない部分が多すぎましたし、出演者との約束で書けない部分もあります。

 それでも自分の価値観を変えるに十分なものでしたので、あくまでも自分の想いをまとめる意味で書き綴っておきます。


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


 会場は思わず名前に反応してしまう「渋谷CLUB QUATTRO」です。由緒ある箱ですが、実は初めて中に入りました。



 狭いけれど雰囲気の良い場所です。想像通り「妄想族」の方々大多数。。「るな充」も見かけますが、純粋な作品ファンってどれくらい居たのだろう?フルグラTもちらほら・・・自分のような装備は希少でした(^^;

 独特の空気感・・・何だか自分、アウェー感。でも負けない!

 だって・・・もぎりの時に「お目当ては?」と聞かれ、最初何を聞かれているのか分からなかったのですが、どうやらアンケートだと気付き・・・

 迷わず「安野さんですっ!」と宣言したからね♪

 かなり後ろの順でしたが、急遽女性エリアが狭められて出来たスペースに流れ込んだらかなり前に陣取れました。
 いや、これはある意味不安なポジション。。。


 女性客は明らかに作品ファンが目立ちましたね。特に女性は「英梨々」推しが多いようです。そんな中、最前にヒロイン服が。。凄いな。。


 ----------


 最初によっぴーからのご挨拶。


 既に加熱している場内・・・

 「声優」「アイドル」「アーティスト」というそもそも全く違うものが一緒に出てくる今回のイベント。
 「排他的な空気は一切出さないように」と注意喚起しつつ、「今日はハイブリッドなお客様が揃っている。」と信じていると。


 そして始まるオープニングアクト。


 op1_ニァピン『PINKY☆STAR』
 op2_LAVILITH『スバラシキセカイ』


 
 いやぁ。。。。。これがアイドルヲタというやつか。。。。。

 MIXとか推しジャンとかとか・・・初めて見たw


 でも、何だか印象違うなぁ。ただ無暗に騒いでいる訳では無く、実はマナーが良くしっかりと愛を感じる。決して他の邪魔はしないし、「○色お願いしま~す!」とか、知らない人に愛を広めているのは好印象でした。


 その後出演者がステージに全員揃ってのトークコーナー。てか、立ち話w


 先ずは安野さんが呼び込まれ、メチャクチャ盛り上がるも異様な空気感に一言。

 「アイドル現場は初めてだから、お手柔らかにお願いします♪」


 レス(目線送り)に慣れていなく、明らかに恵推しの方にしかレス出来なくてモジモジしているのが可愛すぎる!!

 そしてリアル恵のような、平和の象徴のようなトークが続く♪


何だろう?この一点の曇りも無い、純粋を絵に描いたような感じ。。

 あれ?天使って、ホントに居るんだ?


 そう思える。

 メインヒロインのエッジが効いた破壊力がハンパない。

 オーディション時、何気ない会話を永遠と出来るのがポイントだったそうです。



 そしてアーティストが呼び込まれると、とんでもない盛り上がりに安野さんビックリ!



 盛り上がりの要因はお客さんだけじゃないんですよね。

 ご存じ、るなちゃんも、妄キャリも、正真正銘の「アニヲタ」です!

 安野さんに対して興奮がとまらないwww

 しかし、ビックリしつつもそのままフツーに受け入れて同化してしまうフラットな安野さん♪



 勢いのまま話はもちろん作品の事を掘り下げて行く。


 やはり#8ですよね。

 気になるのは「買った下着どうした?」とか「上は買っていないよね?」とか、女の子ならではの視線がとにかく面白い!

 そしてやはり#10のラストですね。

 今後どうなるか知っていても興奮してしまうのは、ここに安野さんが居るから。どういう気持ちで演じたとか、完全にファン目線w




 話は楽曲の事へ。


 妄キャリはとにかく作品の歌を歌いたく、「コンペを勝ち取ろう!」という事で1期のEDを担当していた沢井美空さんを仲間にしました。
 これに対し、よっぴーが一言。「いわゆる“公式”の人を抱き込んでの二次創作作品だったんですね?」

 ちなみにカップリングの『青春プロローグ』はED候補曲だったとか。なのでしっかり聴く価値ありますよ。



 るなちゃんは1期に続いてのOPです。自分の中で作中の人間関係とか設定があり、妄想しながら作ったとかw
 倫也と伊織は出来ているとか・・・あの店員さんは「るなちゃん」だったのか!?



 なんて話から更に盛り上がり・・・


 ついにこの時が来ました!



 「安野希世乃さんに言ってほしいセリフは?」


 るなちゃんからのリクエスト。自分に対してあの名セリフを言って欲しいと。


 何故か安野さんの目の前に正座し、身構えるるなちゃん。釣られて安野さんも正座してしまい、まるで藤井聡太四段の対局のようになる。さすが♪

 いや、そこは立ってくださいとよっぴー。そして音響スタッフにBGMを完全に落としてくださいと。場内静寂。


 「るなちゃん。私を誰もが羨むような幸せな“るな充”にしてね。」



 るなちゃん悶絶!!!


 だって、「るなちゃん」って!?



 そして妄キャリは2人が立候補するが、話し合いは一瞬で確定!!



 その一言は・・・・



 ○。○○




 いや、さすがに書けませんよ。書かないって約束したしねw

 いわゆる・・・湯気とか光で見えないやつ。


 でも安野さん的に大丈夫なのか?と心配するも、どういうシチュエーションで言うか真剣に悩みだしたw



 そこから2パターンをリクエストすると、あまりにも完璧過ぎるアドリブでやり切った安野さん。さすがプロ。感動した。。


 「ごちそうさまでした」


 すると

 「おそまつさまでした」と♪



 ざわつく場内。。。


 最後によっぴー。「実は妻の名前が恵なので複雑な心境」だとかw


 あれ?今日って「ミュ〜コミ+プラス」のイベントだったっけ?


 こんな感じで30分以上、立ち話で盛り上がりました(^^;


 いやぁ、楽しかった。そして癒された♪


----------------


 ここからはライブ・パートです。


 先ずは「妄想キャリブレーション」

<セットリスト>
1_YOUをちぇっくします!
2_irony
3_桜色ダイアリー
4_アンバランスアンブレラ
5_青春プロローグ
6_激ヤバ∞ボッカーン!!



 作品の枠を超えたガチなライブでした。もちろん妄想族は全力全開!!

 歌う前にフォーメーション組んだだけで絶叫の嵐。さすがですね。


 しかし、皆さんスタミナ凄いなぁ。ずっと叫んで跳んで、絶対に付いて行かれない。。

 ノリも独特で合わせるのが難しかったですね。カラーは推しが基本のようです。なのでヘタに「桜色」振ると何だか怖い感じで。。。

 で、「UO」の文化が無いのかな?それともここだけ?誰も折っていない。


 感想。「Mia REGINA」の時も思ったけど、アニソンとは曲の構成が違って面白い。しかも良い曲が多いんですよね。皆しっかりアイドルだし、盛り上げ方も知っている。アイドル飽和状態の時代ですが、こういうのは確かに応援したくなるかも知れません。



 次に「春奈るな」ちゃんです。

 この熱気からのるなちゃん、大丈夫かな?るな充の姿もすっかり飲み込まれた感が。。

<セットリスト>
1_君色シグナル
2_Ripple Effect
3_恋するポンパドール
4_ステラブリーズ
5_Overfly
6_アイヲウタエ



 いやいや、負けていません。さすが「第4回全日本アニソングランプリ」ファイナリストは伊達じゃない!(そう言えば優勝者、最近見ないなぁ?)


 この歌唱力と可愛らしさには妄想族もるな充と化してキッチリ応援してくれていました。これが「ハイブリッド」というやつか。

 自分もようやく始動。やはり慣れたアニソンは安心する(^^;

 さっきまでの余韻と雰囲気に飲まれて振りたい色が振れずの場面もありましたが、ここは逆にアニソン文化をやり切ろうと思ってからは吹っ切れましたw



 そしてアンコールというか、コラボコーナー。

 それぞれが歌いたい曲をリクエスト。

en1_桜色ダイアリー
en2_君色シグナル
en3_空色デイズ


 それぞれ振り付けも覚え、しかも『桜色ダイアリー』は生ピアノ!

 『空色デイズ』は1期最終回で美智留が歌っていました。


 『桜色』『君色』『空色』の最高の“三色”アンコールでしたね?とよっぴー。実は偶然だったそうですw


 最後に記念撮影。もちろん掛け声は「○。○○」です!



 参戦前の心配も何処かへ吹っ飛んでしまった、とにかく大当たりなイベントでした!

 やはり迷ったら行動ですね。

 可能性があるから迷うのです。


 帰りにフライヤーと共に貰った特典クリアファイル。




 さぁ、いよいよ最終回です。

 リアタイで見届けますよ!


関連情報URL : http://www.saenai.tv/
Posted at 2017/06/22 22:21:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | ライブ・イベント | 音楽/映画/テレビ

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