
2015年12月26日(土)
Zepp Tokyo
EGOIST「JAPAN TOUR 2015 『re*velatory』」
追加公演となるFINALとしてサブタイトルに
「-re*virth–」の名が与えられました。
EGOISTのヴォーカルである「楪いのり」は元々「ギルティクラウン」から生まれたキャラクターですが、作品終了後も実在するアーティストとしてsupercellのryoさんプロデュースのもと、同redjuiceさんによるイラストと共に活動を続けております。
その辺は今まで何度も書いてきましたので割愛しますが、とにかくカップリングから配信限定に至るまでどの曲も全てが魅力的であり、その「生と死を司る」ような存在はある意味神格化し、「天からの声」のような歌詞、そしてchellyちゃんの歌声は本当に引き込まれてしまいます。
自分にとってはAK120Ⅱ+バランス化の恩恵を最も受けたアーティストでもあります。
「3.5D THE LIVE」という技術を使ったライブは回を増す毎にどんどん進化しており、もはや本当に目の前に居るような錯覚さえしてしまうほど綺麗でなめらかな動きをします。
しかし本当の魅力はスクリーン裏に居るchellyちゃんでしょう。ライブでは「いのり」を通して確実に「chelly」ちゃんを見ている感覚になるのですが、その本当に可愛らしいちょっとした仕草やしゃべり方、そして感情(時々何かやらかすw)が3DCGである「いのり」に生命を吹き込み、「私はここに居るよ」と伝えてくれるのです。
アジアツアーを経て今ツアーは名古屋から始まり、東京、大阪、札幌、福岡、そして追加公演FINALとして再び東京に帰って来ました。
果たして「-re*virth–」とは何なのか?かなり気になるサブタイトルです。
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まずは前日、中野 pixiv Zingaroで開催中の「redjuice×EGOIST×Project Itoh展」に行きました。(Project Itohについては
コチラを)

redjuiceさんによるキャラクター原案、そしてEGOISTによる主題歌。特に<harmony/>は2015年に観た数々の映画の中でも群を抜いて大好きな作品になりました。(SW、たまゆらは別格)
『リローデッド』が主題歌の「虐殺器官」はまだ制作中ですが、『Ghost of a smile』『Door』の2曲は作品世界に本当によく寄り添っており、聴く度に熱いモノが込み上げてきます。今までと明らかに何かが変わって来たEGOIST。これを「生」で聴けるなんて・・・・・
EGOISTの曲ってアッパーな曲も凄く良いのですが、私は歌い上げる系の曲が更に良いと思っております。次いで可愛らしい系かな?結局どれも良いのですが(^^;
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という訳で当日。実は絶対に外せない仕事があり午前中のみ出勤しておりました。午後は無理やり出てきて車でお台場へ。
本当は行かれないはずだったのでチケット手配が遅れて一般チケット。もうこれは仕方ないとして、有料FC会員なので物販は先行販売列に並べました。
実は今回のFINALのみ
限定グッズが多数追加されたのです。しかし一番欲しかった限定Tシャツは入手出来ず。メタリックレッドの文字が入ったカッコイイやつなんだけど。。しかも1万8千円するデニムバッグが瞬殺とは・・・恐るべし*fam。
物販終了後は適度に時間つぶし。さすがにガンダムさんの所までは行く時間もなく。。
それにしても、ここもまた女性率高いんですよね。しかもコス率もそこそこ。ライブに行けば理由は分かります。女性から見ても可愛いしカッコイイですからね。そしてファンは皆暖かくてマナーが良くて団結力があるのが特徴。
会場内ではかなり後ろでしたが見やすい位置を確保。周囲に女性もたくさん居ましたが決して押し潰されることはありません。
それでは、ちょっと訳あって確認するのに苦労した
セットリストです。
01_リローデッド
02_The Everlasting Guilty Crown
03_雨、キミを連れて
04_Fallen
- MC -
05_Planetes
06_All Alone With You
07_想いを巡らす100の事象
08_カナデナル
- MC -
09_Ghost of a smile
10_この世界で見つけたもの
11_Door
- MC -
12_Love struck
13_好きと言われた日
14_名前のない怪物
- MC -
15_Departures~Blessing~
- アンコール -
16_Lovely Icecream Princess Sweetie
17_Extra terrestrial Biological Entities
- MC -
18_My Egoistic Kaleidoscopic Anison Medley(アニソンメドレー)
- MC -
19_天城越え(アカペラ石川さゆりカバー)
19.5_津軽海峡冬景色(即興アカペラカバー)
- MC -
20_手遅れ
21_1.4.2~Anthemix*fam~
- MC -
22_キミソラキセキ
一見普通に素晴らしいセットリストに見えますが、ツアーとは違う内容との事でした。実はコレ最初から計算されていたのか分かりませんが「1~14」「16と17」「20と21」がそれぞれが
「逆順」になっていたのです。
サブタイトルの「-re*virth–」は「逆」という意味、そして「生まれ変わる」という意味が込められていたという事です。
しかし、まさかこの曲が聴けるとは思ってもいませんでした。
ギルティクラウン1stED曲『Departures~あなたにおくるアイの歌~』を劇伴担当である澤野弘之氏がアレンジした劇中曲です。円盤特典なので音源を入手することが出来ない曲でした。
何となく『真空のダイアモンドクレバス』を思い出します。
そしてまさかのアニソンメドレー!!(福岡でタイトル噛んだとかw)
『魂のルフラン』から始まり、途中分からない曲もありましたが『不完全燃焼』とか『Parallel Hearts』とか皆さんの反応は鈍かったのですが私独りではしゃいでいた感じで。しかも『プラチナ』で終わるって・・・選曲のセンス良過ぎ!!
更にここだけの特別!!!
年末という事で「皆さん、年末は何を観ますか?」という質問に自分の心の中では「マクロスΔ」観たいけど録画して出掛けてる・・・と思いつつ。。
年末と言えば紅白という事で1曲歌いますと。しかもこの為に衣装を作りましたですって♪
現れたのは定番の「金魚」を着物柄にアレンジした紫の衣装!すっごくステキ!
「もう二度と見られないかも?」だってw
そして歌ったのは石川さゆりさんの『天城越え』をアカペラで。これがすっごくイイ!
「紅白では津軽海峡を歌われると思うんですけとねぇ」という言葉に当然「歌って!!」とリクエスト。するとすかさず即興でサビのみ歌ってくれました。いやいや、こっちのがイイんじゃない!?というくらい凄かった。。
いや、紅白ではコッチでしょう!!!という妄想をしたのはヒミツw
を?ここで「みゆきち」と繋がったぞ? なんてな。。
そして新しい事をやりたいと特別にryoさんにアレンジしてもらった『1.4.2~Anthemix*fam~』ですが、その名の通りファンと一緒に歌いたいというもの。
終盤のコーラスを皆で歌い、chellyちゃんが主メロを乗せるというもの。あれ?コーラスなんかあったっけ?はい。ちゃんと聴くとコーラスなんですね。
他にも飛んでみたり、新たな振り付けを入れてみたり、「-re*virth–」に相応しい内容でした。
chellyちゃん自身も喉の調子が絶好調で、しかも前回の東京公演よりもファンの熟練度が上がっていて凄く楽しく歌えたとの事。だって誰も予想出来なかったはずなのに『リローデッド』のイントロが始まってから一面真っ赤になるまでの早さったら凄かったですから♪
本当に行かれて良かった。そう思えるライブでした。
新たな情報と言えば台湾公演くらいですが、また来年もやろう!とか、もっと多く歌えるとか言ってくれていますので更なる成長に期待ですね♪
終演時の映像では「いのり」が目を閉じ、「その時まで、今は眠れ」のような締めくくりでした。果たしてこれの意味するものは。
ライブ中に使用された詩が
特設サイトにUPされましたので是非。