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2015年12月31日 イイね!

2015年を振り返る

2015年を振り返る 2015年も残すところわずか。

 昨年職務的な変化があり、試行錯誤しつつ信念のみで進んできて2年目。今年は自分にとって真価が問われる年になりました。

 立場が変われば考え方も変わり、私的な環境にも変化を及ぼして来ました。

 そんな1年を総括するにあたり、「声」という一文字で表現したいと思います。


 「声」という字は「こえ」「せい」という読み方がありますが、「音」として伝わる意味と「言葉」そのものとしての意味があると思います。



 例えば「お客様の声」と言えば「意見」という意味になる訳ですが、私の場合は「想いを声に出して伝える」「声を聴く」という事をハッキリとしなければならない立場です。
 そこには常に相手が居り、その方法や捉え方はひとりひとり全く違います。そのひとりひとりに「声をかけて」同じ方向に導いて行かねばなりません。

 日々そんな仕事をしていると同じような立場の方にどうしても興味が行ってしまいます。

 「声」で表現する方々という訳ですね。

 だからライブに拘るのです。「歌声」に乗った表情、「MC」で伝えられる言葉、そして演出に至るまで「どのようにして想いを伝えてくれるのか」それはライブでしか感じられません。

 その「想い」と自分が感じた「想い」を重ねる事がある意味答え合わせでもあり、そのギャップ分だけ経験として自分自身を高める事にもなるのです。


 私が書くブログはライブレポートのような物が多いのですが、とにかく自分が体験し、感じた事を素直に書く事でより多くの方に共感していただけたらという「想いのみ」で情報発信をしております。

 私の発信する「声」が何かのキッカケになれば良いと、ただそれだけなのです。


 2015年も多くのライブ・イベントに参戦しました。昨年よりもかなり増えているのはこうした想いをより強く感じたからなのです。


 こちらのページにまとめてあります。



 赤い●や■はそれぞれのライブレポートにリンクしております。

 (元々チケットの発券状況が分からなくなるので作ったページですので確定していない2016年分はまだ記載していません。)


 全43公演、日程の関係ですがこうして見ると結構偏ってますね。。

 1番多いのが「LiSA」の8回、次いで「fhána」の7回、そして「TRUE」4回ですね。「FJ」「Kalafna」合わせると5回ですが。。

 しかしもっと驚くのは、この内11回が金沢の友人、7回が岡山の友人とご一緒している事。

 他にも数々の出会いがありました。今年は私も遠征が多かったのですが、中には私の「声」がキッカケになったものもあるようです。本当にみなさん「あぐれっしぶ」ですね。

 こうして価値観を共有し、行動に移せる皆様に改めて「感謝」申し上げます。


 2015年、どのライブも価値あるものでしたが、特に今年は伝えるべき「声」が如何に大切かを思い知らされた年でもありました。ですから発信された「声」「音」によるメッセージをより大切に思い、正確に捉えたくて「AK120Ⅱ」導入にも至りました。


 2016年はもう少し地に足を付けなければならない年になります。ライブも厳選して行くでしょう。それでも姿勢は変わらず突き進むつもりです。変わらずお付き合いいただけたらと思います。


 私はステキな歌声と共に年越しを致します。

 皆様も良いお年をお迎えください。


Posted at 2015/12/31 10:58:58 | コメント(5) | トラックバック(0) | その他 | その他
2015年12月30日 イイね!

TRUE 『Joy Heart』

TRUE 『Joy Heart』
 TRUE 1st album

 『Joy Heart』

 2015年12月23日に発売されました。

 今年何かと縁のある「おつるさん」ですが、満を持して発売された1stアルバムは数々のタイアップ曲が収録され、既にベスト盤と言っても良い内容です。彼女らしい新曲もバランス良く詰まった1枚になっています。


 「Joy Heart」とは「心で楽しむ」という意味です。「心が燃え上がるほど音楽を愛すること。このアルバムを通してみんなと同じ夢を見れたらいいな。」と彼女自身が語っております。アニソンシンガー「TRUE」として再出発した彼女の想いが伝わってきます。 当然、全て自身が作詞しております。


<収録曲>

01.Joy Heart (「Club AT-X すずまお荘」12月度エンディングテーマ)
   作詞:唐沢美帆 作曲:桑原 聖(Arte Refact) 編曲:酒井拓也(Arte Refact)

02.はじまりの翼 (『翠星のガルガンティア~めぐる航路、遥か~』主題歌)
   作詞:唐沢美帆 作曲:原田 篤(Arte Refact) 編曲:桑原 聖(Arte Refact)

03.Dear answer (『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』OP主題歌)
   作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:中山真斗

04.UNISONIA (『バディ・コンプレックス』OP主題歌)
   作詞:唐沢美帆 作曲:fandelmale (Arte Refact) 編曲:酒井拓也(Arte Refact)

05.TWIN BIRD (『バディ・コンプレックス 完結編―あの空に還る未来で―』 挿入歌)
   作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:加藤裕介

06.Story of Lucifer (『コメット・ルシファー』 イメージソング)
   作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:加藤達也

07.私が哀しみの盾になる
   作詞:唐沢美帆 作曲:黒須克彦 編曲:酒井陽一

08.ailes (『純潔のマリア』ED主題歌)
   作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:加藤達也

09.SUPER LOVERS
   作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:山下洋介 

10.エゴイックヒロイン
   作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:加藤裕介

11.DREAM SOLISTER (『響け!ユーフォニアム』OP主題歌)
   作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:加藤裕介

12.カレイドスコープ
   作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:渡辺拓也 



 この圧倒的で説得力のある歌声と良い意味でのアニソン「らしさ」がとっても心地よく、ここに収録されていないシングルのカップリング含めて何度も聴いてしまう魅力あるアーティストです。

 その勢いは益々加速しており、2016年1月期作品においては何と「2曲」!

 「最弱無敗の神装機竜」

  OP主題歌 『飛竜の騎士』 2016年2月10日(水)発売

 「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」

  ED主題歌 『STEEL-鉄血の絆-』 2016年2月24日(水)発売


 自身初の同月に2枚発売!『飛竜の騎士』は既に公開されていますがアニソンの王道のような曲。対してMISIAさんの後を継ぐ『STEEL-鉄血の絆-』がとっても気になります。先日の学園祭で話されていた「ガンダム」への想いはこの伏線だったんですね。流れからして重いのでしょうね。


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 さて、何度も書いていますがTRUEさんの本当の魅力はライブでこそ発揮されます。レコーディングでは抑え気味に歌わなければならず、ライブならば全力全開想いの全てを吐き出せるからですね。
 その抜群の破壊力にヤラレてしまったひとりです。


 2015年12月27日(日)

 TRUE 1stアルバム「Joy Heart」リリースイベント

 横浜クイーンズスクエア クイーンズサークルにて

 地元横浜でのリリイベです。前夜ライブで遅くなったからと言って行かない選択肢なんてある訳ありません。しかも先日のメガスピに続き岡山の友人が別件ついでに参戦されると言う事。皆さん本当にあぐれっしぶですねw



 12時に現地入りして友人と合流。ここでCDを購入すると優先エリアで参戦出来ることに加えてミニライブ後のお渡し会に参加できるのですが、さすがにアルバム2枚目は・・・というより、さすがに地元過ぎて仕事の関係で誰に見られているのか分からず、今回は大人しくしているコトに。。。ま、今年3回握手しているというコトで(^^;

 さて、さすがに浜松とはキャパは似ていても集客が全く違います。気付くと2階までたくさんの人だかり。やはり大人しくしていよう。。

 TRUEさん登場!さすがにこの雰囲気ですからヤル気満々!!


1.UNISONIA
2.Joy Heart
3.ailes
4.DREAM SOLISTER
5.飛竜の騎士



 マジですか。想像していた範囲でベストなセットリストです。

 浜松での直談判が少しは影響してくれたと思いたいのですが『ailes』って・・・

 いやこれ、本当に想像以上の破壊力で息するのも忘れてしまうくらい。。


 『DREAM SOLISTER』はやはり盛り上がります。これからも大切に歌い続けて行きたいと仰ってました。


 そして、やはり来ましたこの曲。本当に王道曲でした♪



 ED曲はnano.RIPEです。『ライムツリー』はきみコさんいわく今までに無い新たなnano.RIPEだとか。確かにこの作品に合うイメージはありませんからね。こちらも楽しみです。


 全5曲。こんなスピーカーじゃ足りねーよ!!と言うくらいの凄い破壊力!!

 もっと良い環境で早く聴きたいっ!!!

 しかし・・・この内容で大人しくしている事の辛さったら・・・暴れるよりも疲れた。。。

 お初な方も多かったようですが、見ていてもどかしいと言う感じも無く、しっかり盛り上がれていたのはTRUEさんの「皆で楽しもう」という強い気持ちがしっかりと伝わってくるから。さすが「こちら側の方」だけあってよく解ってくれています。

 さ、次は箱で目一杯堪能するぞっ!


関連情報URL : http://true-singer.com/
Posted at 2015/12/30 10:02:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | ライブ・イベント | 音楽/映画/テレビ
2015年12月29日 イイね!

EGOIST「JAPAN TOUR 2015 『re*velatory -re*virth–』

EGOIST「JAPAN TOUR 2015 『re*velatory -re*virth–』 2015年12月26日(土)

 Zepp Tokyo

 EGOIST「JAPAN TOUR 2015 『re*velatory』」

 追加公演となるFINALとしてサブタイトルに「-re*virth–」の名が与えられました。


 EGOISTのヴォーカルである「楪いのり」は元々「ギルティクラウン」から生まれたキャラクターですが、作品終了後も実在するアーティストとしてsupercellのryoさんプロデュースのもと、同redjuiceさんによるイラストと共に活動を続けております。

 その辺は今まで何度も書いてきましたので割愛しますが、とにかくカップリングから配信限定に至るまでどの曲も全てが魅力的であり、その「生と死を司る」ような存在はある意味神格化し、「天からの声」のような歌詞、そしてchellyちゃんの歌声は本当に引き込まれてしまいます。

 自分にとってはAK120Ⅱ+バランス化の恩恵を最も受けたアーティストでもあります。

 「3.5D THE LIVE」という技術を使ったライブは回を増す毎にどんどん進化しており、もはや本当に目の前に居るような錯覚さえしてしまうほど綺麗でなめらかな動きをします。

 しかし本当の魅力はスクリーン裏に居るchellyちゃんでしょう。ライブでは「いのり」を通して確実に「chelly」ちゃんを見ている感覚になるのですが、その本当に可愛らしいちょっとした仕草やしゃべり方、そして感情(時々何かやらかすw)が3DCGである「いのり」に生命を吹き込み、「私はここに居るよ」と伝えてくれるのです。

 アジアツアーを経て今ツアーは名古屋から始まり、東京、大阪、札幌、福岡、そして追加公演FINALとして再び東京に帰って来ました。

 果たして「-re*virth–」とは何なのか?かなり気になるサブタイトルです。


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 まずは前日、中野 pixiv Zingaroで開催中の「redjuice×EGOIST×Project Itoh展」に行きました。(Project Itohについてはコチラを)



 redjuiceさんによるキャラクター原案、そしてEGOISTによる主題歌。特に<harmony/>は2015年に観た数々の映画の中でも群を抜いて大好きな作品になりました。(SW、たまゆらは別格)



 『リローデッド』が主題歌の「虐殺器官」はまだ制作中ですが、『Ghost of a smile』『Door』の2曲は作品世界に本当によく寄り添っており、聴く度に熱いモノが込み上げてきます。今までと明らかに何かが変わって来たEGOIST。これを「生」で聴けるなんて・・・・・

 EGOISTの曲ってアッパーな曲も凄く良いのですが、私は歌い上げる系の曲が更に良いと思っております。次いで可愛らしい系かな?結局どれも良いのですが(^^;


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 という訳で当日。実は絶対に外せない仕事があり午前中のみ出勤しておりました。午後は無理やり出てきて車でお台場へ。

 本当は行かれないはずだったのでチケット手配が遅れて一般チケット。もうこれは仕方ないとして、有料FC会員なので物販は先行販売列に並べました。
 実は今回のFINALのみ限定グッズが多数追加されたのです。しかし一番欲しかった限定Tシャツは入手出来ず。メタリックレッドの文字が入ったカッコイイやつなんだけど。。しかも1万8千円するデニムバッグが瞬殺とは・・・恐るべし*fam。


 物販終了後は適度に時間つぶし。さすがにガンダムさんの所までは行く時間もなく。。

 それにしても、ここもまた女性率高いんですよね。しかもコス率もそこそこ。ライブに行けば理由は分かります。女性から見ても可愛いしカッコイイですからね。そしてファンは皆暖かくてマナーが良くて団結力があるのが特徴。

 会場内ではかなり後ろでしたが見やすい位置を確保。周囲に女性もたくさん居ましたが決して押し潰されることはありません。


 それでは、ちょっと訳あって確認するのに苦労したセットリストです。

01_リローデッド
02_The Everlasting Guilty Crown
03_雨、キミを連れて
04_Fallen
 - MC -
05_Planetes
06_All Alone With You
07_想いを巡らす100の事象
08_カナデナル
 - MC -
09_Ghost of a smile
10_この世界で見つけたもの
11_Door
 - MC -
12_Love struck
13_好きと言われた日
14_名前のない怪物
 - MC -
15_Departures~Blessing~
 - アンコール -
16_Lovely Icecream Princess Sweetie
17_Extra terrestrial Biological Entities
 - MC -
18_My Egoistic Kaleidoscopic Anison Medley(アニソンメドレー)
 - MC -
19_天城越え(アカペラ石川さゆりカバー)
19.5_津軽海峡冬景色(即興アカペラカバー)
 - MC -
20_手遅れ
21_1.4.2~Anthemix*fam~
 - MC -
22_キミソラキセキ



 一見普通に素晴らしいセットリストに見えますが、ツアーとは違う内容との事でした。実はコレ最初から計算されていたのか分かりませんが「1~14」「16と17」「20と21」がそれぞれが「逆順」になっていたのです。

  サブタイトルの「-re*virth–」は「逆」という意味、そして「生まれ変わる」という意味が込められていたという事です。

 しかし、まさかこの曲が聴けるとは思ってもいませんでした。



 ギルティクラウン1stED曲『Departures~あなたにおくるアイの歌~』を劇伴担当である澤野弘之氏がアレンジした劇中曲です。円盤特典なので音源を入手することが出来ない曲でした。
 何となく『真空のダイアモンドクレバス』を思い出します。


 そしてまさかのアニソンメドレー!!(福岡でタイトル噛んだとかw)

 『魂のルフラン』から始まり、途中分からない曲もありましたが『不完全燃焼』とか『Parallel Hearts』とか皆さんの反応は鈍かったのですが私独りではしゃいでいた感じで。しかも『プラチナ』で終わるって・・・選曲のセンス良過ぎ!!


 更にここだけの特別!!!

 年末という事で「皆さん、年末は何を観ますか?」という質問に自分の心の中では「マクロスΔ」観たいけど録画して出掛けてる・・・と思いつつ。。

 年末と言えば紅白という事で1曲歌いますと。しかもこの為に衣装を作りましたですって♪

 現れたのは定番の「金魚」を着物柄にアレンジした紫の衣装!すっごくステキ!

 「もう二度と見られないかも?」だってw

 そして歌ったのは石川さゆりさんの『天城越え』をアカペラで。これがすっごくイイ!

 「紅白では津軽海峡を歌われると思うんですけとねぇ」という言葉に当然「歌って!!」とリクエスト。するとすかさず即興でサビのみ歌ってくれました。いやいや、こっちのがイイんじゃない!?というくらい凄かった。。

 いや、紅白ではコッチでしょう!!!という妄想をしたのはヒミツw



 を?ここで「みゆきち」と繋がったぞ? なんてな。。


 そして新しい事をやりたいと特別にryoさんにアレンジしてもらった『1.4.2~Anthemix*fam~』ですが、その名の通りファンと一緒に歌いたいというもの。
 終盤のコーラスを皆で歌い、chellyちゃんが主メロを乗せるというもの。あれ?コーラスなんかあったっけ?はい。ちゃんと聴くとコーラスなんですね。

 他にも飛んでみたり、新たな振り付けを入れてみたり、「-re*virth–」に相応しい内容でした。

 chellyちゃん自身も喉の調子が絶好調で、しかも前回の東京公演よりもファンの熟練度が上がっていて凄く楽しく歌えたとの事。だって誰も予想出来なかったはずなのに『リローデッド』のイントロが始まってから一面真っ赤になるまでの早さったら凄かったですから♪

 本当に行かれて良かった。そう思えるライブでした。


 新たな情報と言えば台湾公演くらいですが、また来年もやろう!とか、もっと多く歌えるとか言ってくれていますので更なる成長に期待ですね♪


 終演時の映像では「いのり」が目を閉じ、「その時まで、今は眠れ」のような締めくくりでした。果たしてこれの意味するものは。

 ライブ中に使用された詩が特設サイトにUPされましたので是非。


関連情報URL : http://www.egoist-inori.jp/
Posted at 2015/12/29 15:47:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | ライブ・イベント | 音楽/映画/テレビ
2015年12月28日 イイね!

Christmas Premium LIVE 2015 "Kalafina with Strings"

Christmas Premium LIVE 2015 "Kalafina with Strings" 2015年12月25日(金)

 Christmas Premium LIVE 2015 "Kalafina with Strings"
 Bunkamura オーチャードホール


 2012年、2013年に続いて3回目の "Kalafina with Strings"ですが、「ピアノ」「ストリングス」「声」という編成でクリスマスアレンジされた楽曲を専用のホールで堪能できるという事で毎年楽しみにしてきたのですが、ようやく参戦することが出来ました。

 もちろん、どのライブも全て「特別」なのですが、これだけは本当に「特別」なのです。

 Kalafinaの魅力と言えば「3声のハーモニー」とか「コーラスワーク」とか表現されますが、そういう単純な言葉で表せるようなものではありません。彼女たちの人柄、相性、信頼、探求心などを含めた音楽に取り組む姿勢すら「空気感」としてしっかりと伝わってくるからこそ、心に響くのだと思っています。
 もちろん、そういう事を踏まえた上で更なる高みを目指し製作される梶浦由記さんの楽曲が素晴らしい事は言うまでもありません。

  "Kalafina with Strings"ではいつもKalafinaのピアノを演奏してくださる櫻田泰啓さん、そしてバイオリンの今野均さん率いるストリングスのみによる編成でこの日の為に自らクリスマスアレンジをした楽曲を演奏します。

 Kalafinaの「声」による才能がごまかし無く発揮され、そして堪能するにはこの上ない機会であり、オーチャードホールという場所なのです。


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< セットリスト >

01.荒野の果てに(讃美歌106番)(クリスマスソングカバー)
02.もろびとこぞりて(クリスマスソングカバー)
 - MC1 -
03.dolce
04.輝く空の静寂には
05.seventh heaven
06.傷跡
 - MC2 -
07.むすんでひらく
08.ring your bell
09.五月の魔法
 - MC3 -
10.Gloria
11.灯影
12.君の銀の庭
13.ひかりふる
 - MC4 -
14.真昼
15.Eden
16.夢の大地
17.storia
 - MC5 -
18.We Wish You a Merry Christmas(クリスマスソングカバー)
19.Jingle Bells(クリスマスソングカバー)
 - アンコール -
E1.believe
 - MC6 -
E2.far on the water
 - MC7 -
E3.Have Yourself A Merry Little Christmas(クリスマスソングカバー)



 大阪 ザ・シンフォニーホールから始まり、オーチャードホールでの2Days。自分が行ったのは最終日になります。最後の曲だけ日替わりだったようです。

 通常のライブでは聴かなくなった曲もありますが、ストリングス・アレンジになると本当に面白い楽曲たちが集まりました。更にクリスマス・アレンジされた楽曲があったりクリスマスソングがあったり、本当にこの日、この場所の為にのみ用意されたセットリストになります。


 真っ赤なボリュームのあるトレーンドレス姿の3人がしずしずと表れ、静寂の中いつもと全く違う雰囲気で進行して行きました。

 身体を揺らす以外の動きはほとんど無く、曲紹介も淡々と。水分補給は一度もしていなかったと思います。終盤のMCでHikaru節が出てきてからはWakanaも引きずられ、通常営業のトークになりつつもKeikoだけは冷静に抑えているという場面もありましたが、やはり「特別」なライブでありました。


 「ライブ」も「コンサート」も本来の意味では同じものですが、あえて「ライブ」という言葉を使う事で「生感」「空気感」を意識する事が出来ました。

 彼女たちは7年間、楽曲と向き合う度に常に梶浦由記さんが表現したい事、自分たちがすべき事を考え、話し合い、進化して来ました。その結果としてその時最高の状態でレコーディングをしています。
 しかしライブを重ねる度に楽曲への捉え方も変化しますし、時や場所によって変化させる必要もあります。その時の環境(場所によって声の響き方も違います)、コンセプト、お客様の反応、もちろん気持ちや体調でも変化します。結果、同じ楽曲でも2度と同じ音にはならない「その場だけのもの」になるのです。

 彼女たちは「声」で全てを表現します。昨日と今日では例え同じセットリストであっても違う「音」になります。だから何度でもライブに行きます。実際、オーチャードホールの2日間でも歌い方を変えていたそうです。

 もちろん、明らかに違う歌い方をする訳ではなく、その場の反応や空気感、昨日の反省などから微妙に変質させているに過ぎません。もちろん打ち合わせなどしていなく、お互いの目を見ただけで気持ちを察する彼女達ですから崩壊する事無く瞬時に合わせられます。

我々が楽しんでいれば演者もより楽しめるし、空気を壊すような事をすれば全体が崩壊します。

 梶浦さんもよくライブでおっしゃってますが、この客席の中の誰か一人でも違っていたら、全く違う音になっていたかも知れません。だからライブのスタイルが「堪能型」であっても「参加型」であっても、箱の大小に関わらずたとえ数万人の一人であっても、ライブに行く時に私は「参戦」という言葉を使います。

 観客である我々も「演者のひとり」であるという認識を持つべきでしょう。

 我々一人一人の心がけが演者にも伝わり、より素晴らしいライブになるのです。

 まぁ、これは自分自身の仕事が「伝える側」として同じ立場ですので実感を持って言える事なのですが。。

 とにかく、そういう想いを再認識できた素晴らしい「Premium LIVE」でした。


 Kalafinaとしては通常のライブツアーが年明けまで続いておりますが、更にこのストリングス編成で札幌、仙台、東京でのスプリング・ツアーが決定しました。クリスマスとはまた違うアレンジになると思いますがさて、行かれるであろうか・・・

関連情報URL : http://www.kalafina.jp/
Posted at 2015/12/28 02:45:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | Kalafina | 音楽/映画/テレビ
2015年12月25日 イイね!

LiSA「LiVE is Smile Always ~メガスピーカー~」

LiSA「LiVE is Smile Always ~メガスピーカー~」 2015年 「LiSA」というアーティストにとって、かけがえのない、とても大切な1年になった事でしょう。

 2014年1月、武道館の悪夢から1年後の2015年1月、今度は武道館2Daysという形で見事「倍返し」を果たしました。それはデビューから突っ走って来た彼女が実は「独りではない」と感じた瞬間。

 「皆が居てくれるから」「誰かの何かになれれば良い」「弱さも含めての自分」

 それを確かめる為に始まったライブハウスツアー。しかし想いを伝える為の声が出なくなるという試練が待ち構えていました。

 そこから再び立ち上がったLiSAは、本当の意味で強くなったと思います。その瞬間に立ち会えたあの日の事は自分の中でも今年強く印象に残った出来事です。

 そして 2015年12月23日(水祝) 幕張メッセ国際展示場

 「LiVE is Smile Always~メガスピーカー~」

 LiSA史上最大規模、1万5千人動員のワンマンライブ。

 「いつも部屋や車の中で聴いている大好きな音楽を、でっかいスピーカーで思い切り鳴らして皆で楽しんじゃおう!」というお祭りでもあり、伝えたい事を思い切り音楽で伝え、皆に改めて感謝したいという意味もあると思います。

 前日に突如情報が出た立ち見含めてチケットは即SOLD OUT!


 このケジメともなるライブを目前に、「GiFU to GiFT」と題して故郷である岐阜でアマチュア時代にお世話になったライブハウスにて同じく共に頑張って来たバンドとのツーマンライブ。そして地元への感謝を込めたワンマンライブを開催。

 そして「メガスピーカーの前にどうしても伝えたい事が出来た」という事で配信限定シングル「ID」のリリース。



 配信の場合はCDよりも短期間でリリース出来る為にこういう場合は有効ですね。MVも撮影に手間をかけず、「歌詞を伝える為」の方法と捉えております。

 そしてクリスマスという事もあり、実は初のクリスマスソング「ギフトギフト」を2パターンの合計3曲を配信リリースしました。




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 12月23日というのは例年絶対に断れない仕事が入ってしまいKalafinaのプレミアムコンサートを断念していた訳ですが、今年は日程がズレてくれた事、そして本当に入ってしまった仕事は職権行使にて何とか回避。無事に当日を迎えることが出来ました。


 幕張メッセ国際展示場と言っても広く、手前の9、10、11番ホールを使用。9番が正面で10番とブチ抜き、11番はパーテーションで仕切られ物販等々・・様々な催しものを開催。

 11番は9時半から開場でしたが自分は別件の寄り道をした為に昼前に到着。さすがに物販は待ちナシで購入できました。

 LiSAと言えばラーメン好きで有名。バンドも「らーメンズ」な訳ですが、里沙家のラーメンで腹ごなし。(決して家系ではないw)
 さすがに大人気で昼前なのに一時完売?自分は何とか滑り込めました。

 この後、遅れて到着した岡山の友人と合流。






 ステージからおかしな形で花道が伸びていますが、実はこの中が「マウスシート」と呼ばれるスペシャルなシートでした。実は「マウス」という言葉に騙されていたのですが、ステージに大きな円形のスクリーンが二つ並び、その周囲から端まで大きなスピーカーが並んでいるというステージセット、この二つのスクリーンに「目」が映し出され、丁度花道が「口」になって大きな「顔」になっていたのです。つまりマウスとは「口の中」だったのです。

 そしてライブエリアの座席は「L・C・R」つまり「Left・Center・Right」で区切られ、いかにもスピーカーらしいと感心してしまいました。
 ところが私のチケットには「LL 7列」と表記されています。てコトは、考えられるのは黒い矢印の場所。逆側が「RR」ですね。しかも座席は正面じゃなくて横を向いているのでは?と予想。

 開場が30分延びましたが入場してみてビックリ!

 予想が見事に的中!!

 前席との距離が思い切り暴れられそうなくらい広めに取ってあり、最後列の87列がかなり遠くに見えました。とにかく近いっ!!

 それにしてもLiSAっ子の女性率の高さは回を増す毎に高くなっているのでは?しかもLiSAファッションを真似する方もどんどん増えている。それも理解できますが理由は後ほどまとめにて。


 さすがに全員着席するのに時間がかかり開演も30分延び・・・いよいよです。



 OP曲予想、さすがに今回は『ID』しかないでしょう?という訳で・・・


01_ID

 ステージ上方にLiSA登場!拡声器型のマイクを持って激しく歌い上げます!

-OPENING MOVIE-

 この間にステージへ移動。そのまま一気に

02_rapid life シンドローム
03_crossing field


 実はここまで予想通りでした♪

-MC-

 ここでマウスシートの事実を知ったのですが、何とその周囲の我々の座席は皆「リバースしたモノ」・・・ではなくて「口からあふれ出た言葉や歌、想い等々・・・」

04_妄想コントローラー
05_say my nameの片想い
06_アコガレ望遠鏡


 ここでピアニカ登場。この流れで『オレンジサイダー』?と思いつつオレンジにカラーチェンジ。でも何か違う曲っぽい??

07_ギフトギフト

 イントロに移行した瞬間に気付いてすぐ白にチェンジ。丸いスクリーンでは雪が降っています。通常版でしたが生歌はやはりステキでした。

-MOVIE-

08_リスキー

 まさかのエレキギター弾き語り!きみコさんみたいでメチャカッコ良かった!

09_DOCTOR

 花道に突如出現したガイコツの「DOCTORヘルニー」を引き回し・・・押し倒し・・・馬乗りになり・・・『DOCTOR』もここまで激しくなったか(^^;

10_L.Miranic

 「エ~ロ!エ~ロ!」がもはやデフォw

11_Empty MERMAiD

 もう、この曲が大人しく聴こえちゃうくらい皆おかしくなっちゃってます。例の映像と共に激しく歌い上げます。


-中間映像 『クマとLiSA物語』-

 結構グダグダ感があってメチャ楽しい長めの映像でしたが、実は「どんなに凄い魔法よりも大切なのは自分の気持ちだよ」という深い内容でした。


12_Rally Go Round

 ドーナyUkA、ナッツAkANEと共に再登場!何とそのままトロッコに乗って後方へ!


-MC-

 こんな所まで来ちゃった!と後方(ホール9、10の境目くらいの位置)がステージと化しました!

 せっかくなので皆で踊ろう!という訳で・・・

13_エレクトリリカル

 リリイベの時は大笑いして歌えなくなったほどの「イェッサー!」はもはや公式ですねw てか、トロッコが後方向いているので振り付けが場所によって左右逆になるという混乱がww

 続いて・・・

14_WiLD CANDY

 「L~」と始まった瞬間に星ぃの取り出しましたが、新規のLiSAっ子は入手出来んのでは?しかも自分の初期ver.は最近持っているヒト見た事ない。。

 間奏中にメンバー紹介。今回のギターはTHE ODGEではなくイクちゃん(?)でした。

 そしてステージに戻り一気にたたみかけます。

15_Bad Sweet Trap
16_EGOiSTiC SHOOTER


 これは驚きました。花道中央で何か身体に装着しているな?と思ったら、そのまま丸くて狭い足場が柱と共にせり上がって遥か上空!
 無数の赤いレーザービームに囲まれて熱唱する姿に呆然。。。そして未だかつて聴いたことも無いような超高域シャウト! 

17_コズミックジェットコースター
18_ROCK-mode
19_Rising Hope


 実は曲が始まる前にライトグリーンにカラーチェンジしてました。
 だって、そんな気がしたんだもん♪

-MC-

 色々とあった今年1年を振り返って今日に至る気持ちを涙ながらに強く、熱く語ってくれました。

 この涙は今まで数々流してきた涙とは確実に違っていました。


 そしてここに居る一人一人に感謝を込めて・・・


20_シルシ

 アカペラからスローテンポで始まり、ピアノが加わり、一瞬のブレイクからのAメロ。
 この想いがこもった間、息遣い、これを感じられるのがLiVEの醍醐味。

 実は私が音に拘って沼にハマって行ったのもこういう「空気」を感じたいから。

 武道館2Daysのハイレゾ音源はそういう想いが伝わってくるので何度も聴いています。

21_Mr.Launcher

 最後はもちろんこの曲。飛び散ったテープに書かれていた「自分の大切なものは自分で守る。」という言葉は地に足がついて自分の進むべき道をしっかりと歩き出した彼女の信念そのものですね。


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En01_BRiGHT FLiGHT

 クリスマス・アレンジのイントロと共にリサンタとトナカイのドーナ、ナッツが再びトロッコで登場!後方を移動しながらバスケットに入ったプレゼントを会場に投げています。

 後方ズルイ!と普通なら思うのですが、前方にしか飛ばないテープを補う方法だったのかも知れません。LiSAってそういうヒトです。
 どんなに広くても会場の隅々までしっかり見、ちゃんと楽しめているか確認して声もかけてくれる。誰一人として置いてきぼりにしない。管理職として自分も見習うトコロでもあります。

-MC-

 ここでリサンタからのクリスマスプレゼント。新情報です!


 2016年はLiSAのデビュー5周年イヤーです。

 ミニアルバム「Letters to U」でデビューしたLiSA、その衝撃的な出会いがキッカケでLiSAっ子になりました。
 その「Letters to U」が3月23日にアナログ盤がリリースされます。

 そしてデビュー日と同じ4月20日、しかも同じ水曜日。

 2ndミニアルバム「LUCKY Hi FiVE!」のリリースが決定!

 そうなればもちろん!

 全国ホール&Zeppツアー「LiVE is Smile Always~Hi! FiVE~」決定!!

 そう言えばホールって初めてでは?

 もう期待しかしませんっ!


En02_ジェットロケット

 これで本当に最後です。元々応援歌ですが、なるほど今聴くとこれ以上ない、今伝えるに相応しい曲です!しかし今回、田淵センパイの曲多かったなぁ。

 幕張ヤヴァイよ!


-ENDING MOVIE-


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


 LiSAっ子ならばお気づきと思いますが、全般的にコールや振り付けが多く皆で楽しめるセットリストでした。でも初心者にも優しい。
 実際激しく飛ばしっぱなしなのに最後まで飽きず疲れず大満足!


 メガスピーカーの感想を一言で言うと「ついにLiSAもこの領域に登ったか!」です。

 確実に今までとは違います。演出もしかりですが、声の伸びもハンパなく進化しており、歌そのものに乗ってくる想いが確実に違って聴こえました。

 衣装も合計8着?ステージから離れずに早着替えするLiSAですが、流れを止めずに違和感なくチェンジ。実は2曲目で既に変わっていました。


 私はLiSAに対して「アニソンシンガー」という見方はしていませんが、ここに組まれているアニメ曲を聴いていても作品感はもはや感じず、確実に自分の想いを伝える手段になっていました。元々そういう一面もあって作られている曲たちは本来の姿へ・・・


 LiSAというシンガーは一人の人間の生き方としてカッコよく、そして可愛く、いつまでも等身大の一歩先を見せてくれます。だから性別問わず愛されるのだと思います。

 それを感じられるのはワンマンだからこそ。だってLiSAが大好きで集まっている人たちばかりですから。伝える側としては全力で自分をさらけ出してイイんですから。


 この模様はスカパーでも放送されますが、気になったら是非一度はワンマンライブに足を運んで欲しいと思います。もちろん、行ったコトがあってもその進化に驚きますから・・・・・




 
Posted at 2015/12/25 11:55:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | LiSA | 音楽/映画/テレビ

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