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午前中、妻を銀座に送って時間が空いたので、レクサスに電話したところLC500が空いているとのことで急きょ試乗に。着座位置は、かなり低く、大分シートポジションを上げてセット。スポーツカーにしては後方視界は悪くない。エンジン始動では大き目な音が出るが、アイドリングもエンジンが掛かっていることが分からない位で、走り出しても非常に静か（Comfortモード）。Sportsモードにしても、マセラッティグランツーリスモのような派手な音ではなく、加速では迫力のある音になるものの基本的にはうるさい感じはしない。エンジンはRCF等と同じもので、２トン近い車重でもストレスなく乗れる。乗り心地は極めて上質で、スポーツカーではなく高級サルーンに乗っているような感じ（でも、これは普段M2に乗っているせいかも）。ハンドリングは電子制御でダイレクト感は薄い。ブレーキは踏んだだけ聞いてくれ信頼が持てる。後部座席はシートは十分な広さがあるが、膝が前シートに触ってしまう。トランクはゴルフバッグがぎりぎり１つ載るくらい。うーん、どんな人が購入層なのか、想像ができないかなあ。



昼になって銀座を走っていたが、スポーツカーがたくさん置いてあるショールームを発見。G735ギャラリーと書いてあり、入って聞いてみると昨年９月にオープンしたとのこと。これまで全然気が付かなかった。。。675LTや911GT3RS、Huracanなど10台以上が販売されている。青山通りのディーラーを順に回っていかない限り、このようなスポーツカーをまとめて見れる場所はないので貴重。私は目の保養だけさせてもらうだけで。。。

先週facebookでTommykairaZZ試乗会を見つけて、早速申し込みしておいた。エンジンのTommykairaから興味はあったが、Tommykairaの実車を見るのが今日が初めて。犬の散歩を兼ねて、会場の外苑前まで。東京ショールームは赤羽橋だが、試乗はこの場所で以前からしているとのこと。このブルーは東京で唯一の試乗車。パッと見は、ロータスエリーゼに似た外見。全長3865mm、全幅1735mm。リアにバッテリーやインバーターがあるので後輪荷重が大きいのかと思いきや、前後40:60の配分とのこと。


外側にドアハンドルは無く、内側に手を伸ばしてドアオープン。サイドシルが高いので、スカートの女性が乗車困難。内装は、エアコンもオーディオもなく、サイドウィンドウやパワステ、ブレーキサーボもないスパルタンな仕様。ギアもないので、ダッシュボートには、パーキング、リバース、ドライブを切り替える小さなつまみがあるのみ。フルバケットシートは前後調節可。
走り始めると、音がしないままキュイーンというモーター音が高くなっていく以外は、エンジン車とそれほど大きな違いは感じられない。ハンドルがクイックで重いので、車を運転しているという実感がスゴイ。着座位置も低く、カートと箱車のちょうど中間な感じ。加速は、以前乗ったテスラモデルSやマクラーレン650Sほどではないが、M2よりは確実速い。それも当たり前で305馬力で850kgなので、パワーウェイトレシオは2.8。トラクションコントロールは無いが、直線の加速ではタイヤが悲鳴を上げることはなかった。都内じゃなくて、地方の峠道を走ったら本当に楽しいんだろうなあ。



価格は800万円で、同等のパワーウェイトレシオのスーパーカーと比べると格安だが、どんな人が買うのだろう。18kgのバッテリーは、最大巡行が120kmなので、サーキットを走るのは厳しいか。スーパーセブンがライバルと思われるが、遠くに行けないので別荘を持っている人が周辺を趣味で走るとか。

事前に予約すれば赤羽橋でも試乗可能とのことなので、ご興味ある方はぜひ。