
現在スパイダーに履いている、ダンロップ DIREZZA Z1 STAR SPECのタイヤが製造から6年経過して、明らかに経年劣化でグリップが悪くなって来ているようで、前に走行している車両が無ければ、10分強ほどアクセル全開が出来る良く行くワインディングでも、以前のようにショルダーにゴムの塊が出来る様な事がなくなりました。
以前に古くなったSタイヤで
苦い思い出があるだけに、新しい銘柄のタイヤに履き替えないとアカンがね〜
と言うことで、次期購入するタイヤを考えてみました。
サーキット走行禁止になったスパイダーではありますが、それなりにワインディングでは気持ち良く走行出来る程度なタイヤを履きたいので、今流行りのECOタイヤは選択にありません!
時代に逆行してようと、止まる曲がるがキチンと出来ないパフォーマンスしかない、ECOタイヤは履きたくありません。
万が一のリスクが高くなるタイヤは遠慮したいですので!
それに、一緒に良くツーリングする仲間がSタイヤ常用しているだけに、ECOタイヤでついて行くのは凄く辛いので〜〜
しかし、そーなると使えるサイズの有る銘柄のタイヤが近年無いのが現状です。
185/70R14なんて、ECOタイヤにしかラインナップされていないし、困ったもんだ…(泣)
現在使用中のは、
DIREZZA Z1 STAR SPEC 195/60R14
DIREZZA Z1の良いのは、Sタイヤほどではなくてもソコソコのグリップが有り、道中に降雨があっても何とか走行出来る事と、何より14インチサイズはリムをガードするプロテクションがなく、サイドウオールがドーナツのように丸く膨らんでクラシカルに見えるのが1番のポイント!
しかも195/60R14ならメーターの誤差も少なく、実際の速度をスピードメーターから補正する事もなくて楽チンです。
難点はハイグリップタイヤ言えど、コーナーではタイヤ鳴きは結構するタイヤですが…(汗)
本当の105系のスパイダーのオリジナルタイヤサイズは
ミシュランのXASに代表される 165HR14になります。
MYスパイダーのスペアタイヤに付いていたのも、このタイヤでした!
現在販売している後継
DIREZZA ZⅢですが、195/60R14がありません。
185/60R14で、ラヴォイタに使用していたDIREZZA 03Gと同サイズです。
でもリムガードはやはり14インチには無くて、好みなフォルムであります。
しかし、カットがウエット時は本当に大丈夫かいな?と思うデザインです…(汗)
ラヴォイタで使用していたのは
DIREZZA 03G S2コンパウンド
Sタイヤなので、当然リムガードが無くて格好良し。
しかし、一般公道走るタイヤとしては、ショルダーが硬すぎて路面の凹凸に敏感になり過ぎて、直線安定性に欠けるタイヤだし、第一185/60R14にはジムカーナ用かタイムアタック用のコンパウンドしかなく、レースや公道で使用できそうなH1コンパウンドが無い!
最近、ハイグリップラジアル系では巷では最強と言われている
POTENZA RE-71R
ブリジストンのタイヤはサイドが斬り建っていて、角ばったフォルムで余り好みでは無いし、
14インチでもリムガード付き…
しかも、やはり185/60R14サイズしかない…
タイヤグルービングがDIREZZAと劇似て、ライバルメーカーとしてどうなの?(笑)
80年代位に大人気で、私も使用した事があるRE71とは、全く異なる似ても似つかわないデザインだけに、新しいトヨタ86と同じで売名行為そのもの!
トヨタさんにブリジストンさん、その行為は恥ずかしくないのかな〜
唯一195/60R14サイズのラインナップがあるのが、
ADVAN AD07
現在販売されているのは後継種のAD08ですが、195/60R14は生産されてないので、平行して販売されている型遅れのADVAN AD07が候補になりますね。
リムガードは搭載してなくて、ヨコハマタイヤらしく角の無いラウンドしたフォルムで良し!
グッドイヤーからもDIREZZAに似たデザインの、
EAGLE RS SPORT S-SPECがありますが、ブリジストンと同じくリムガード付きで185/60R14しかない…
近年、評判の高いアジアンタイヤ代表として、
NANKANG NS-2Rをセレクト
しかし、この銘柄も185/60R14しかなく、195幅のサイズは無いようです。
グリップは、国産ハイグリップに肉薄していて、価格は2/3程度!
ブランドネームは微妙ですが、コストパフォーマンスが高いと聞くと、コレも有りかと。
しかし耐熱性は今一歩で、ミニサーキットの鈴鹿ツインサーキットで3周走行ほどでタレるよう…(汗)
少なくても10分以上全力で走らせても、タレないタイヤが欲しいので却下かな…
ハイグリップラジアルからグレード落として履くとなると、業務用車両に使用していた、
ダンロップ DIREZZA DZ101
現在は後継機種のDIREZZA DZ102になりますが、やはり全体的なグリップが弱いのと、タイヤ鳴きが盛大なので、スパイダーに使うには躊躇します。
で、現在業務用車両に使用しているのは、
ミシュランのパイロット スポーツ 3
どうも以前履いていたDIREZZA DZ101よりタイヤ自体の重さが有るようで、加速が鈍くなりました。
トータル的なグリップはDIREZZA DZ101より若干良くて、Sタイヤのように路面の小石をタイヤハウス内に巻き上げ音を立てて走行します。(汗)
サイド剛性が高いようでして、停止時などでタイヤの潰れる量が少なく、ブレーキ掛けても姿勢変化が減り上質な感じで止まりますし、雨天時の際にもグリップが良くて使い勝手良い乗り味になったのですが、残念ながらスパイダーに使用出来るサイズがありません。
で!期待しているタイヤは!
ヨコハマ ADVAN HF-type D
東京オートサロン2017で、現在開発中のプロトタイプを参考出展したよなので期待したい!
プロトタイプのサイズは195/70R14と言う事だったので、正にスパイダーの純正サイズのシュランXASと同サイズ!
しかも、自分がAE86でジムカーナをしていた30年位前と同じデザインで、コンパウンドは現在の技術で出来ているとなると、第一候補ナンバーワン!
でも、何時販売になるの?(汗)
ヨコハマ タイヤさん、早く販売開始してぇ〜
※ 噂では、どうやら今年の10月くらいの販売開始を目指して開発してるようです。
※ 以下タイヤ参考サイズ
サイズ 比率
165HR14 外径 626mm (1.000)
195/70R14 外径 628mm (1.003)
185/70R14 外径 614mm (0.980)
195/65R14 外径 610mm (0.974)
195/60R14 外径 589mm (0.940)
185/60R14 外径 577mm (0.921)
DIREZZA ZⅢ 185/60R14 外径 580mm (0.926)
ADVAN NEOVA AD07 195/60R14 外径 588mm (0.939)
スパイダーに現在履かせているDIREZZA Z1 195/60R14で、
車高高が
93mm!(汗)
185/60R14に替えると、単純計算で…
87mm!
アカ〜ン!
車検に通らんがね… (大汗)
※追記
ホイールベース2500mm以下の車両は、最低車両高が80mm以上なら車検は大丈夫だそうです。
スパイダーは、アルファロメオ105系で1番ホイールベースが短く、2250mmなので80mm以上でOK!と言う事で助かった〜
車検の通過ラインは、2500mm以上のホイールベースの車両は90mm以上、3000mm以上は100mm以上だそうです。