重ステとポンプ改造アイドラープーリー
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ヤフオクで格安の重ステを購入。錆びていたが清掃してシャシー・ブラックしました。ステアリングシャフトは交換しません。そのままパワステ用を使います。エアコンも未だ生きているので中古の重ステ用アイドラー・プーリーを探してましたが中々、出てきません。新品ですと2万円近くします。ミクシイのロードスターのパーツ「売ります買います」で求めると「ケンたろ~☆」様からパワステ・ポンプをアイドラー・プーリー代わりに使っているとの情報を貰いました。一考の価値あり、駄目元でやってみました。真似をする人はいないと思いますが自己責任でお願いします。
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まずパワステ・ポンプを取り外し、バラします。ポンプ内部のベーン部分を取り外します。ベーン部分は簡単に取り外し出来ます。このポンプをそのまま取り付けるとポンプ軸の後部が焼き付く可能性がある、ポンプ軸の前部はベアリングが有ると思う(想像です。確認した訳では有りません。)そこでポンプの後部ハウジングを取り外し、スペーサーを挟んで取り付けしました。後部ハウジングの厚さは18.5mm。
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アルミを加工して穴径10mm、厚さ18.5mmのスペーサーを作る心算でしたが手持ちのネジ箱を探すと以前、テインのショック・アブソーバーを購入した時、付属していた金属スペーサーを発見。これに10mmワッシャー2枚を重ねて、厚さを測ると約18.2mmくらい。これを使ってみる。
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画像はポンプを取り付けたとこです。
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重ステのタイロッドは取り外したパワステのタイロッド位置の寸法を測って、同じ場所になる様に取り付けました。
あまり正確ではありませんが他に方法が思いつきませんでした。アライメント、特にトーインだけ計測が必要でしょうが当分、これで行く心算です。
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重ステ取り付けました。
これは重い。ステアリング、本当に重い!私の様な非力な者は無理かな?後悔してます......
私の車はホイールに25mmのスペーサーを咬ましてます。50mmのワイド・トレッドなので余計に重いかもしれません。
昔、乗っていたPorsche73carrera等の911系930系より重いかもしれない。ステアリングの径を大きくしなけりゃ無理かな?暫く様子見ます。
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パワステの部品関係の図を見るとポンプ軸にはベアリングらしき物が描かれている。プーリーがこのベアリングで支えられているなら安心だ!
私の様な初心者には高度な作業でした。特に真夏の炎天下では危険でもあります。
苦労したのがパワステ関係の配管撤去です。特にラジエター前部に行ってる冷却用配管の取り外しに苦労しました。
コツはエアコン・コンプレッサーの下にパワステ配管関係がホースとパイプがクリップで繋がってます。ここを外すと配管がバラバラになります。
全作業が終わったのが夕方なので試乗は明日です。
3日間も前部のみリフトしていたのでHLAから異音が出ています。明日から大変だ.....
ポンプ改造アイドラー・プーリーの様子と重ステを近日中に追加報告します。
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数日後、HLAからのチッチッチの異音は無くなりました。
アンダーカバー無しですと水温が10度位高い様です。早速、取り付けました。
異常に重かったステアリングはステアリング・センターを出すため、左側を約1回転トーインしたら軽くなりました。この程度なら実用に耐えます。後日、アライメントを計測する予定ですが暫くはこれで行きます。ステアリング38mm径も試してみたいです。
<<後日談その1>>
中古ナルディ・皮まきステアリング(37Cm、グリップ太い。)を1500円で購入、ウッドよりやや大きく、太い、装着してみると運転しやすい。
<<後日談その2>>
数か月後、スロー走行でステアリングを切ると床下からパキパキと音がする。んー?機械式デフ入れたかな?
そんな馬鹿な!
でも音がする。そこで調べました。
①タイロッド関係を全てバラして締め付け。未だ異音がする。
②ステアリング・ラック取り付けボルト増締め?そうでした。奥側のボルト締め付け不良でした。場所が奥まっているので完全に締め付け出来ませんでした。少し工夫して完全に締め付けてOK!異音しなくなりました。一件落着、やっと落ち着きました。
異音って気持ち悪いですね、フフフ。 ^^;v
<<後日談その2>>11年11月20日
また、スローで右折時、パキパキ音がします。
再度、ラックを増締めしました。やはり助手席奥側のボルトが完全に締め付けされてなかった。ここは工具を選びます。最適な工具が必要ですね。
注意!
ポンプ軸は必ず焼付きます。本来のアイドラー・プーリーを使いましょう!
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