【ODO:122,091km】エンジンオイル交換

エンジンオイルの交換履歴が不明なため、プラグ交換と同時にシリンダー内のカーボン除去と一緒に施工することにしました。

デミオはフィルター交換と同時だと4ℓ弱も使用するようです。キューブはフィルター交換と同時でも3ℓちょうどなので、このエンジンは結構な量のオイルを使う形になります。海外での高速巡行を想定しているからでしょうかね？

フィルターはサンエレメント製を選択しました。

この品番を持っていれば我が家のサンバーやパジェロミニ、ロードスターにも使えるようですので、我が家には常備すべきフィルターですね（笑）

オイル注入口付近は結構汚れています。

エンジンカバーがあるので、オイルをこぼした場合でも簡単に清掃できないんでしょうな(;´･ω･)

今回はプラグを外すので、シリンダー内にキャブクリーナーを吹いてピストンやバルブに堆積したカーボンを落とし、それから古いオイルを抜いて新しいオイルに交換します。

当然、この作業によりシリンダー壁に付着したオイルも落とすことになるため再始動時はコールドスタート状態になりますが、過去に実施したこの作業で一度も不具合を経験していない（少なくとも施工後10万km内では異常を感じない）ため、気にせず施工しています。

もしエンジンに異常が出たら中古エンジンに載せ替えれば問題無いというスタンスですので、実験の意味も兼ねて施工しています。

この車は今まで施工した中で一番ピストントップにカーボンが付着していなかった（むしろメチャクチャ綺麗だった）こともあり、施工直後の始動でも白煙が全然出てきませんでした。

とりあえず3kmほど走ってから古いオイルを抜き、いつものモノタロウオイル（SN級相当の5W-30）に交換して作業が完了です。

あまりエンジンカバーを外す機会はないため、ヘッドカバーの清掃と浮き錆を落としておきました。

特に意味のある作業ではありませんが、気分の問題ですね（笑）

せっかくなのでスロットルボディの清掃も実施しておきましょう。

でも、バタフライの裏側を見てもあまりカーボンが堆積していません。弟の乗り方が良かったんでしょうかねぇ。

このバタフライにコーティング加工が施されているのか不明だったので、清掃時もケミカル剤は使わずにボロ切れの布で拭き上げただけです。

各部を見る限り、このエンジンは意外と調子が良いのかもしれません。新車時を知らないので比較は出来ませんが、現時点でも特に不調も感じませんし、今後もいろいろ試しながら整備をしていきたいと思います。