調べても出てこないんです。どなたかご存じないですか?

　「激レアさんを連れてきた!」というテレビ番組をよく見ています。で，この前の回はなんと，

　「音のいいトライアングルを求め，探してもみつからなかったんで，自分で作ってみたら，それがとんでもなくいい音で，海外のオーケストラのパーカッションなどから注文が来るようになってしまった人の話」でした。

　画像がそれで，辺がカーブだったり表面をわざと凸凹にしていたりと，自分の既成概念をずいぶん越えたものだったんですが，その音色がまた，トライアングルの概念をはるかに超えたものすごーく深ーい音でびっくりだったんです。

　製作者はこの人。今でも手作りなんだそうです。ただし，注文しても２年待ちなんだそう。


　ところで，その話も凄く面白かったんだけど，番組の途中に写った一枚の画像にひっかかってしまいまして，お尋ねしたくなった次第です。

　と言いますのも，まずはこの画像を見てください。



　どういった意図で出てきたもんなのかも分からないんです。彼のトライアングルを注文したオーケストラの写真なのかも。でももっと不可解なのは何かと言いますと，「譜面台」です。
　なんか違和感ありません?



　あんなごっつい，しかも木製の譜面台って，今わざわざ使います?

最近オケが使ってる譜面台って，黒くってもっとスタイリッシュな，でもあんまり目立たないようなのですよね。昔は穴あき鉄板みたいなんでできてて，叩くと「カンカン」みたいな嫌な音のするやつでしたが，そこらへんはだいぶ改良されてます。そうそう，一昔前は椅子だって折り畳みパイプ椅子で，古くなるとギシギシいっちゃって，それがCDの録音にも入っちゃってたりしたもんですが，今じゃ折りたためはしないけど，上に積めるようなスタイリッシュな黒い椅子が主流です。

　ただし，ヨーロッパの歴史のあるオケなんかでは，様子は違うのかもしれません。

　それで，ひょっとしての可能性ですが，上の画像の指揮者の横を見ると，(写真では切れてしまって写ってないんですが)指揮者が総練習の時に使う「ハーモニーディレクター」があったり，よく見るとマイクが何本も立ってたりしてるので，これ，レコーディング風景なのか?という考えです。

　コンサートでわざわざあんなごっつい，絵描きが使うみたいな台を持ち出すかなぁと。

　だったとしたらなんですが，もしかしてこれ，「音への影響を考えて」のことかもって?

　つまり，一つや二つじゃそれほどでもないけど，何十本も使うことによって，スチール製の譜面台だと明らかに嫌な音が出てしまう。その点，木製のものは音的に安心という事なのかも，って。

　よーく見ると，椅子だって座面と背もたれが木製のものを使ってますし。

　ただ，また気が付いちゃったんですが，服装がコンサート仕様なんだよなぁ～，これってどういうことー?

　コンサートでこんな図，見たことありますか?

　どなたかお助け下さいー!!(って，そこまでこだわる話でもないか・・・・・・オケに詳しい方，お助け求む!!!)

　【補足】　ウィーンフィルの画像を探しましたら，オール木製の譜面台使ってました。椅子はおそらく，フレーム以外木製のものです。ただ，理由まではまだ分かりません。
　あとですが，日本のお能の舞台には，金属は持ち込まないそうです。メガネとかも。これは音と言うよりは精神的なものなんだそうです。