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コンクリートロードのブログ一覧

2010年06月27日 イイね!

「ゲゲゲの女房」に想う。

「ゲゲゲの女房」に想う。はじめに断っておくが、私は思想的に右とか左とかはどちらでも無い。
これから書く内容は、単純に一人の人間として素朴に感じた事である。
反感を感じてしまった方、申し訳ないけどスルーしてもらいたい。討論する気は毛頭無いので。
私のくだらないモノローグと思って頂ければ幸いである

「NHK朝の連続テレビ小説にハマっているのは、以前プロフで書いたが、今の「ゲゲゲの女房」はいつもに増して入れ込んでしまっている。
思わす本を買ってしまった。「ラバウル戦記」。
水木しげる氏の戦争体験は、以前、京王線の車内広告で紹介されていたが、ラバウルで左腕を失ったのは、連ドラを観て初めて知って愕然となった。

実は私の母方の祖父はシベリアで強制労働の果てに亡くなっている。私の生まれる何十年も前の話であり、遺骨の収集は牛歩のごとくである。父方の祖父は小学生の私に八王子空襲のリアルな体験談を何度も繰り返し話してくれた。
だから、「ゲゲゲの女房」の中で、しげる氏がラバウルでの出来事を回想するシーンは私にとって相当のインパクトがあり、いろいろな感情が渦巻いて滝のように涙が出てくる。
でも不思議なのは、それだけ戦争で悲惨な思いをしながらも、水木氏は後年、プラモで連合艦隊を再編しようと夢中になって作るし、何も知らなかった小学生の私が「隼」や「雷電」といった戦闘機やドイツ機甲師団の戦車などのプラモを作るのを、父方の祖父は一緒になって楽しんでいた。
戦争での悲惨な体験と、強力な性能を持ったメカに惹きつけられる男特有の感情とは別の次元の話なのかもしれない。

水木氏がラバウルで左腕を失うまでの経緯をどうしても知りたくなって、アマゾンで調べて「ラバウル戦記」を買った。イラスト入りの随筆集で、「ゲゲゲの女房」に出てくるしげる氏と同様、全くの楽天的な語り口なのだが、書かれている内容は壮絶の一言に尽きる。
1日で読み終える内容だが、何度も読み返したくなった。

実はもう一冊注文した。在庫切れで配送が遅れている本なのだが、同じく水木しげる氏の「総員玉砕せよ」。これもラバウルでの話である。
以前、田中光二氏の著書で「鋼鉄海峡」や「幽霊海戦」などを読んで南方の激戦を知った。ベルトリッチ監督の映画「ラストエンペラー」を観て日本が大陸でした事の一端を知った。
歴史の授業ではいつも三学期に足早にテキトーに済まされてしまう近代史だが、かつて日本人が周辺諸国に何を求め、何を行ってきたか。それを繰り返し調べ知る事は国民の義務であると思う。それらを良く知った上で、個人個人がどう考えどう行動するかを決めれば良い。
Posted at 2010/06/27 23:07:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | レジャー | 日記

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