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コンクリートロードのブログ一覧

2014年05月26日 イイね!

昔話。1989年冬。

近頃はあまりパッとした話題も無いので、昔話でも。

いや、それほど昔ではないのですが、1989年の冬のこと。

某メーカーのプルービング・グラウンドにある風洞実験棟の設備をお借りした事がある。
当時、すでにそのメーカーでは、中央研究所というセクションが立ち上がっており、近代的な風洞実験室が稼働していた。故に、お借りした風洞実験棟は有閑施設となって久しかった。

現場に着くと、評価路の寒々しい景色の片隅に、忘れ去られたようにその建屋があった。
1階は機関室であり、管制室と実験室は2階にある。

入口から、殺風景な階段を登ろうとしたとき、ふと横を見ると、壁際に、あの往年のレーシングマシンのフロントカウルが、忘れ去られたように立て掛けてあった。
ブルーに塗られ、白いゼッケンサークルが描かれたそれは、よく見ると表面には細かいひび割れが出来ており、活躍から20年近く(当時)経った時間の重みを感じた。同時に、かつてここに拠点を置いていたワークスチームの痕跡を垣間見た思いでちょっと嬉しくなった。

しかし、そんな白昼夢は、「おい、そんなもんどうでも良いから早くしろ!」という先輩の声で一瞬にして消え去った。その先輩にとっては、そんな過去の遺物などは全くの関心の対象外だった。
こういう、何と言うか夢や妄想を持たず、単なるビジネスの対象としてしか見られない社員が開発部隊に意外にも多く居る事を知り愕然としたのは、その出来事の数か月前、つまり入社間もない頃のことだった。

その後、そのメーカーは業績がジリジリと悪化していったのだが、そのような社員が多い事も遠因ではないかと思っている。
無論、そればかりではないだろうが…。

結局、私も、10年3ヶ月ほど勤めたのち、その業界を去ったのでした。

おしまい。
Posted at 2014/05/26 23:41:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | お仕事 | 日記
2014年05月20日 イイね!

スマホは一種の老化防止ツールか。

期せずしてガラ携が故障し、スマホ生活が始まって一週間以上経つ。
この独特な操作感に面食らいながらも、これも一つの老化防止と思い、今もこうして四苦八苦しつつ文章を書いている。いや、ここまで入力できるようになるまでの道のりも長かった。それに、未だに電話がなっても即座に受話器をONにできない自信満々である。

とはいえ、折角なので、ハイドラのアプリもインストールしてみた。そして、ちょっとだけ起動したら思いの外、周囲に御同輩が沢山居らっしゃいまして、恥ずかしさのあまり慌ててOFFにしてしまった。現在位置を知らせるという機能上、当然のことながら自宅や勤務地の場所で起動すれば位置が特定できてしまう。
コンタクトには便利なツールだが個人情報的には注意して使う必要があると感じた。

ただ実際に車載で使うには、インストにスマホホルダーで固定し、なおかつ電源もシガーソケットから取る必要があると思われる。皆さんどうやって活用しているか、徘徊しようと思うが、今日はやめとく。 
何しろ、ここまで打つだけで、か、か、肩が凄く凝った。
Posted at 2014/05/20 23:38:31 | コメント(5) | いろいろ | 日記
2014年05月01日 イイね!

丸10年のC系ワゴンR

丸10年のC系ワゴンR今日から5月である。
世はゴールデンウイーク真っ只中でありレジャーに明け暮れる人も少なくないと思うが私は子供達と同様、黒い数字の日は出勤。そして我が家は自動車税の出費に備え、休日も自宅付近にとどまり節約モードで過ごす。
長男たちは例年どおり三重県に遠征合宿で、親達もまた例年どおり見物一泊ツアーを組んでいるのだが、今年は諦めた。金欠である。遠くで応援しようと思う。


そんな5月である。
我が家に中古のCV51ワゴンRが来てから今月で丸10年になる。
購入のきっかけは、軽、ターボ、4WD、マニュアルシフト車、という最低条件から絞り込んだ消去法だったので、特段CV51が欲しかった訳ではない。だが、さすがに10年も乗ると愛着がわいてくる。

自分が乗っているから、と言う訳でもないのだが、八王子に来て気が付くのは、C系ワゴンRが意外にも多く生息している事である。
通勤途上、たかだか10km程度の道中で、毎朝3台、シルバー、ゴールド、濃紺のC系とすれ違う。また、途中の駐車場にもシルバーのC系が停まっている。ラジエターグリルの形状から見てどれもFXとかRXといったベーシックグレードのようである。また、帰路に時々青いC系とすれ違うことがある。これらはどれも外観ノーマルであることから、特にマニアではなく一般的なユーザーが愛用していると思われる。
常連のお客様にもC系ユーザーがいらっしゃるようで、白いRSを頻繁に見かける。これはホイールなど多少手を加えているようであり親近感を感じるが、ドライバーさんの顔は見た事が無い。
更に、実家近くの住宅にも、ライトブラウンに全塗装した車体に黒バンパーでSSRのアルミを履かせた素敵な仕様のC系が居る。お友達になりたいなぁなどと思いつつ、きっかけをつかめずに前を通る。

八王子におけるこれ程までのC系ワゴンRの出現率は、次期型であるMC系ワゴンRや、C系と同期の競合車であるL600ムーヴよりも高い。
しかも、特段改造している訳でもなく、真面目にオーナーカーとして仕えているクルマがこれほど長く生息していることから考えても、コミュータとしてのC系ワゴンRの素性の良さが伺える。これこそが本来のワゴンRの王道な使われ方であり、誤解を恐れずに書けば、私のような弄り方をしたC系は、その在り方から考えれば邪道であると思う。そんな改造をするならアルトワークスに乗りなさい、と言われても仕方ないのである。あくまで個人の感想であるが。

話が脱線しまくっている。
そうそう、私のCV51が我が家に来て10周年である。
このCV51、初年度登録は平成10年5月なので車齢は16歳である。
C系ワゴンRがデビューしたのは平成4年9月であり、次期型MC系は平成10年10月であるから4年周期でフルモデルチェンジする国産車が多い中で6年間も同じ型を維持していたのである。そして私のCV51はモデル末期、次期型がデビューする5か月前にオフラインした事になる。
今までになかった背の高いパッケージングは、その後すっかり他社にも広がり定着したことから考えて、その発想が正しかった事を証明している。しかしながら、前例の無いパッケージングの開発には多くの苦労があったと思う。
それを克服して世に出た完成度は、やはりそれだけのことはある。
C系、MC系、MH系を並べて比べても、ことパッケージングに限って言うならば、22年間の進化は如何ばかりか、と思ってしまう。

そんなC系ワゴンR。我が家の個体は16年、走行距離は13万kmを超えているが、壊れたら直すの精神で、まだまだ乗り続けたいと思う。
当面の燃料インジェクターの清掃とプラグ交換は、6月以降かなぁ…。
Posted at 2014/05/01 23:36:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ | 日記

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何シテル?   10/10 12:34
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