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コンクリートロードのブログ一覧

2017年08月27日 イイね!

A32のヘッドライトLED化(その3)

A32のヘッドライトLED化(その3)という訳で、続きである。

まずは反省点から。
H4バルブをLED化する場合、防水カバーを加工もしくは交換するのは一般的であるという事をちゃんとリサーチしなかった。そのため、対応が後手後手に回ってしまった。結果、汎用の防水カバーを選ぶ時点で、大事な事を見落としてしまった。

LED製品は、冷却ユニットが後部に付いており径が太くなっている事から、選んだ防水カバーの穴は、おそらくその冷却ユニットの太さを考慮して径なのだろうと考えた。
冷却方式を念のため書くと、内蔵しているモーターファンが回転し、前方にある冷却フィンの間から空気を吸い込んで熱を逃がし、熱を奪った空気が後方の穴から吹き出す、というものである。
従って、冷却フィンから後部までは、いわゆるツーツーなのである。

ゆえに、ハロゲンバルブの時はきっちりとシールで保護されていた水や埃が、このツーツーの径路を通ってレフレクター背面、更にはフランジ接合部の隙間も通ってレフレクター前面にまで侵入可能なのである。

では、どうすれば良かったか?
まず、明らかなのは、あとから購入した汎用防水カバーは使えないという事である。シール位置は冷却フィンの前側=フランジの直後が望ましい。
では、たとえばノーマル品を適切に加工することで、それが可能なのか?現時点では現物が手許に無いので、作業時に撮影した写真をもとに検証してみる。






ノーマルの防水カバーを黄色線でカットしたのが現状である。その場合、冷却フィンの後ろ側にシール位置が来る。しかし本来シールしたい部位は赤い線の部位である。ハロゲンバルブでは端子がある面になる。ノーマル防水カバーでは内側の赤い線であるが、実はここから真ん中の赤い線までがほぼ同一面上にある。従って、真ん中の赤い線の位置で防水カバーをカットすれば、冷却フィン前端付近でのシールが期待できる。

ただし、防水カバーの形状を見ると、このようにしてシールした場合、冷却フィンをほぼ全面に亘って防水カバーがすっぽりと塞ぐ位置に来ると予想される。従って冷却効率は極端に落ちる。

理想なのは、赤の位置でシールし、その面のままギリギリまで広がり、車両側結合部付近で後退するような形状である。他の汎用品でも、考えにくい。探せばあるかも知れないが、まだ探してない。

この件について、つまり、車両側で防水防塵のシールが十分にできない場合、どうなるかをメーカーに問い合わせてみた(メールでのみ受け付けてくれている)。
結果、防水カバーの加工で対応してもらうのが基本であるが、もし、加工が適切にできず、水や埃が侵入して破損した場合は、商品のみ無料保証対応していただける、との事であった。また、ノーマル品および汎用品の加工でもうまくシール出来る位置が見つからない旨については、設計担当に改善するように伝える、との事であった。

当面は、より良い形状の防水カバーを探すことと、実車での水・埃侵入の実態を確認してゆくことにする。

以上、H4バルブのLED化における防水カバー加工の注意について参考になれば幸いである。
Posted at 2017/08/27 20:41:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2017年08月26日 イイね!

A32ヘッドライトLED化(その2)

A32ヘッドライトLED化(その2)イプサムの異音について書く前に、A32のヘッドライトLED化について続編を書く。

前回は、
「防水カバーの端子孔が小さいため、そのまま使えない。どうしよう?」
というところで作業を中断した。
そして、防水カバーを新たに調達することにした。
オークションや通販で純正部品の解体パーツを探してみたが、売りに出ているのは本体とASSYになっているものばかりであり無駄な出費になってしまう。するとLEDに交換したとき用の汎用防水カバーが何種類か出回ってるのに気付いた。その中で、選んだのがこのカバー。材質が不燃性のゴムであるというのが、選んだ理由である。
LEDランプは思いのほか熱を持つようで、冷却ユニットの表面温度は100℃くらいに上がるという。

このサイズの孔であれば、冷却ユニット部分を押し込むような形で嵌め込める。

だが、後日、義母宅を訪ね実車に合わせてみたところ、レフレクター側の寸法の見込みが甘かったorz
御覧の通り、ゴムの径が大き過ぎた。

そこで外周を切り取ってみたり、前後逆にしてみたが、どうも良くない。


そんな訳で、買ったゴムはいったん引っ込めて、止むを得ず元々付いていたカバーの穴を切り広げることにした。まずは、ハロゲンバルブに戻すことを考えて切込みだけ入れてみた。

が、当然ながらこれでは、御覧の通り、何だかなぁ…な状態である。

ここはハロゲンに戻す事はひとまず置いておいて、穴をジョキジョキ切り広げ、冷却ユニットがまるまる通るくらいのサイズに広げてみた。隙間を埋めるため、通販で買った防水カバーの一部を切り取ってビニールテープで固定した。

これで何とか、バルブ本体が装着できた。

一方、結線であるが、コネクターの嵌めあいはかなり強固であり、一度結線するとドライバーでこじ開けない限り簡単には抜けない。しかし、写真のように、金属部分が見えてしまう。これでは劣化・漏電の心配があるのでビニールテープを巻いた。ハーネスが長くなったのでブラブラしないようタイラップで留めた。


点灯してみる。

ノーマルバルブとの違い(ロービーム)。
と書いたものの、LEDの方が日陰になってしまい、あまり良い比較ではない(笑)。

左右ともこの作業を行い、Hi/Lo点灯確認し、ヘッドランプバルブの交換は完了。
光束は8000lmもあるらしい。因みにイプサムのは3600lmだから、かなり明るいはず。


次に、どうせなら更に明るくしようと思い、フォグランプバルブも高輝度の物に変更した。
フォグの規格はH3。こちらはLED化せずにハロゲンの高輝度バルブへの交換とした。
110w相当、1000lmである。

フォグランプは、バンパーレインフォースに10mmボルト1本で留まっている。ボルトを外してから本体のボルト側を前へ引き出すと、ボルトと反対側で固定しているピン2本が抜ける。本来はもっとスッと抜ける筈だが、錆びていて引き抜くのに少し力が要った。

バルブ交換は、特に何てことなく簡単に終了。

切り貼りになってしまうが、交換後の点灯写真である。

LEDの方が、若干青が強いようだ。

このあと、さっそく義母は、このA32を駆って義父のお見舞いに病院へ出向いた。
出発の時は既に日が暮れかかっており、病院を出る時はすっかり夜になっていた。病院で義母と合流した妻の話では、明るさは十分であり、義母は満足してくれていたそうだ。
役に立てて良かった。

…のだが、
H4バルブのLED化については、このように稚拙ながら試行錯誤しつつ交換作業してみて、疑問に思う事があった。この記事を読んだ方も、気づいたのではないかと思う。
それについては、次に書きます。
Posted at 2017/08/26 12:09:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2017年08月24日 イイね!

異音続報(その2)

異音続報(その2)8月13日のブログの続報である。

その後、実家へ行く用があった時、馬を噛まして下回りを覗いてみた。
結果、少なくとも排気管下面の遮熱板や、フロア側の遮熱板はしっかりと留まっているのが確認できた。また、排気管を揺すってみてマウント劣化を確認したが、これまたしっかりと固定されていた。
エンジンルームも含め、どこかに固定が甘くなった箇所の見落としがある筈だが、ちょっと判らない。

その後、お盆期間あけにK自動車へ電話して、状況を説明。
本日午前中、入庫した。
着いてすぐ、整備士の方に同乗してもらい前の道を数百メートル往復。

整備士の方も、遮熱板が共振しているのでは?という見立てだった。ただ、修理となった場合、遮熱板の部位によっては排気管からの脱着が難しい物もあるので、とにかく見てみないと、という事だった。まったくそのとおりである。

今回の代車はプロボックス。22万km以上走っている個体である。
簡素な装備ゆえに、走る曲がる止まるの身動きが軽くて、乗って楽しいと感じた。
売れる訳だ。
Posted at 2017/08/24 11:41:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2017年08月20日 イイね!

A32ヘッドライトLED化(その1)

A32が登場するのは昨年5月のタイヤ交換以来である、と思う。
ユーザーの義母いわく、ヘッドライトが暗くて夜道は出来るだけ走らないようにしている、と。
とは言っても、長期入院中の義父への面会で夜になってしまう事もあり、止むを得ず陽が落ちた後に走らねばならない事もある。A32のバルブはノーマルの50/55Wハロゲン。高輝度なヘッドライトのクルマが増えている現在、この明るさはだいぶ見劣りがする。高齢な視力には厳しいだろう。
そんな訳で、ヘッドライトをLED化する運びとなった。

我が家のイプサムのヘッドライトをLED化したのは2015年3月のこと。交換当初、耐久性が心配だったが、二年半使った現在でも特に問題無く使えている。その明るさは妻も大いに認めるところで、今回のA32のLED化は妻が義母に勧めての事でもある。

それにしても、LEDヘッドライトは多くの製品が出回っている。
そんな中で、我が家ので実績のあるメーカーのを選んでおけば間違いはないだろうと、注文した。
因みにA32のヘッドライト規格は昔ながらの(失礼!)、H4。
届いた製品は、これ。



縦に立った板の左右面にチップが付いていて、ロービーム用に遮光板が付いている。芸が細かい。
コレを持参して、妻の実家へ出向いての作業である。

A32のヘッドライド現状左目。


保護リングと防水カバーを外す。


LEDバルブを嵌め込んでみる。
放熱フィンがフランジの近くまで来ているので、固定ピンが本来の位置にセットしにくい。ラジオペンチの先端で押し込んで何とか収まったが、ちょっと苦労した。


そして、冷却ファンハウジングの径が大きくて、防水カバーが嵌らない。


フランジは捻れば本体から外せるので、フランジの直後から放熱フィンまでの距離がもっと長ければ、防水カバーがこのまま使えるのだが、現状のサイズでは、ちと無理。


カバーに刃を入れて穴を広げようかな、と一瞬思ったが、出先での即席な作業では雑になってしまうことと、穴を広げてしまうとハロゲンバルブに戻したときにカバーが使えなくなってしまうので、今回はここで中止。
LEDバルブ用に防水カバーを調達する事にした。

写真の記録から、現状のカバー寸法は、こんな感じ。


通販サイトを調べてみると、汎用品でLEDバルブ交換用に防水カバーが何種類が見つかった。その中から寸法に合いそうなのを調達しようと思う。
(その2に続く)
Posted at 2017/08/20 11:32:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2017年08月13日 イイね!

異音続報

前々回のブログで書いた異音の件の続報である。
小さいオジサンの方は置いといて、もう一つの方、エンジンルーム付近から聞こえる共振音についてである。

その後も症状は続き、妻も気にするようになった。
内容は、
「走り出して加速し、タコメータの針が1500rpmと1750rpmの目盛りの中間付近に差し掛かった時、「ジャーン」という薄い金属が共振するような音が聞こえる。」(前々回のブログより引用)
というものである。

症状について、もう少し補足する。
窓を開けて走ると、実は思いのほか大きな音であった。
しかし、停車時、Nレンジの状態でゆっくりと回転数を上げても、件の音は聞こえない。
音が目立つ典型的な状況は、一定速で1500rmgくらいで巡行し、そこから緩加速して徐々にエンジン回転数が上がったときである。異音が発生する回転数帯を通過する時間が長いため、「ジャーン」という音が鳴り続ける。が、その回転数帯を超えるとピタッと音は消える。
走行中に限定しているもののエンジン回転数に依存して発生することは確実なので、音源はエンジンに関係した場所だと推定できる。
そこでエンジンルームを簡単に確認してみた。
が、結論から言うと、異常は発見できなかった。
エキマニ遮熱版、モーターファンの遮熱版、エアコンなどの各種配管類は、しっかりと固定できていた。フロントチューブの遮熱版も異常は見つからず。
そして、上記回転数帯を外れている限り、異音は全く聞こえない。

それでも金属的な音質であることや、思いのほか大きな音である事を考えると、手を打っておいた方が良いと思い、車検その他の整備でお世話になっているK自動車に確認と修理をお願いしようと思う。

一体何の音なんでしょう?
Posted at 2017/08/13 21:21:51 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ | 日記

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何シテル?   07/13 17:58
備忘録的な書き込みが多いです。 細く長くやってます。
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