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コンクリートロードのブログ一覧

2023年04月09日 イイね!

イプサムの点火プラグのこと

イプサムの点火プラグのことおよそ3年前から2年前に掛けて悩まされたエンジンオイル漏れをディーラーで修理してもらって以降、我が家のイプサムのエンジンは、これと言った不調・不具合も無く今に至っている。概ね平坦な一般道を走らせている限り、アクセルの踏み込みに対して期待どおりの加速Gを発生させてくれる。
思えば、何年か前にエンジン不調をきたし、点火プラグを新品に交換したら治った、なんて事があった。ついでにコードも劣化してるだろうと思い、併せて新品に交換した。その後、現在に至るまで、それらの部品は続投している。
交換履歴を確認したら、2014年7月下旬から8月上旬にかけて交換作業している。そこから今まで、9年弱・約7万4千kmも使ってきた。
一方、不調をきたした約9年前の時も、約9年・約8万キロ使って交換に至った。そして、2014年以前はイリジウムプラグを使っているのに対し、以降は純正品(ニッケル)を使っている。
耐久性から考えてもそろそろ逝ってしまう可能性が高いのだが、今のところその様な兆候が見られない。たぶん使い方の違いが影響しているのかも知れない。2014年以前は子供達の遠征や合宿に帯同すべく人や荷物を満載して郊外や高速道路を長時間走らせる事が多かったが、以後は子供達も順次卒業引退したので、主に1〜2人乗車で市街地を短時間走らせる、といった使い方になっている。前者の方が熱的な過酷さは勝っているから、プラグの耐久性の高さを差引いても寿命が早く訪れたのかも知れない。
とは言っても(と、またもやひっくり返すが)、やはり年数や走行距離から考えればそろそろ危ないのは変わり無い。
今年中にプラグとプラグコードを交換しようかな、と思う。
備忘録として、プラグの性格を示した図をタイトル画像に挙げておく(NGKのホームページから引用した図に加筆)。
Posted at 2023/04/09 17:45:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2023年04月07日 イイね!

合成燃料についての放談

先日のニュースでEUの方針転換が報じられ、少し明るい気持ちになった。曰く、2035年までにエンジンを搭載した新車の販売を全面禁止するという政策を転換し、合成燃料を使えばエンジン車でも販売を認める、というものである。この合成燃料なるものは、e-fuelと呼ばれ、工場などから排出される二酸化炭素を使って合成された燃料だそうで、エンジンで燃やせばガソリンと同等の二酸化炭素は出るものの、それは工場等から排出された二酸化炭素を再利用したものであり、新たに化石燃料を燃やして出たものではないから、世の中の二酸化炭素量は増えない、という理屈である、と解釈した。
そして、強制的なEVシフトによって大量のエンジン車両およびエンジン単体が廃棄され、大変な環境負荷が起こるかも、という懸念は消えた、と思いたい。

ところで、合成燃料と聞いて、すっかり忘れていた記憶が甦った。
もう20年以上も前の事である。広告か何かで、Ga…(略)という合成燃料のスタンドが、当時の住まいの近くに出来たと知り、使ってみることにした。というのも、色々宣伝文句は書いてあるのだが、とにかくガソリンと比べて単価が安い、というのがその動機だった。ガソリン税が課税されないから安いらしいのだが、販売店にどれだけの利益があったのか、一般人の我々には知る由もない。
当時、私はダットサンピックアップ(D21)に乗っていて、これはディーゼルエンジンだったので対象外で、妻が使っていたクレスタ(GX80)で使ってみる事にした。実際、入れてみて、運転性も静粛性も燃費もガソリンと変わり無かった、と記憶している。それで安いのだから言う事無い、とばかりに常用していたのだが、ある事をキッカケに使うのを辞めた。
ある日のこと。たぶん第二子を懐妊して妻が実家に戻って生活していた時だったと思う。実家の近くにもGa…(略)のスタンドがあったので、引き続きクレスタに使っていた。その妻から連絡があった。クレスタから燃料が漏れているのでJAFを呼んだ、と。どうやらエンジン付近から地面へ漏れているらしい。ローダーに乗せて修理工場へ運んだそうだ。
結局、私が損傷状況を自分の目で見る機会は無かったのだが、JAFの人が妻に説明した話によると、エンジンの金属部分から漏れたらしい。修理の明細も処分してしまったと思うが(何しろ20年以上も前の事なので)、燃料ギャラリーとその周辺のホース類を交換した旨が書いてあったと記憶している。数ある自動車部品の中でも、燃料系の部品はブレーキ部品と並んで非常に厳しい保安基準の下で開発製造される。そして、当時でもデビューから既に10年近く経過して不具合はほぼ出尽くしていると思われる1G-EUにその様な欠陥があるとは考えにくい。となると、最も怪しいのは燃料成分による部品の腐食である。エンジンが回っている時、燃料は加圧されているから、燃料経路、特にフィード側に穴が開くとそこから盛大に漏れる。場合によっては車両火災に繋がり、運が悪ければ人命に関わる。
後から調べたところ、Ga…(略)の組成にはガソリンの他に複数のアルコール類が含まれていたそうだ。これらが金属の腐食と関係あるのか否かは判らない。しかし、疑わしきは罰する、という理屈で再び燃料をガソリンに戻した。その後、手放すまでの間に不具合は無かった。

話を現代に戻す。EUがエンジン車継続の付帯条件として挙げている合成燃料e-fuelは、組成はガソリンに近いのだろうか?大手メーカーも開発に乗り出しているみたいなので、そして、既存のエンジンに使う事を前提にしているので、耐腐食性も信頼して良いと期待している。

ただ…。
こんな事を書いてしまうと元も子も無いのだが、燃料がガソリンであれe-fuelであれ、空気と燃やす事に変わり無いのだから、排気ガス中にNOx(窒素酸化物)が発生するかも知れない。尤も空燃比をリッチにすればCOは出てもNOxは出ないから、そういう設定にROMを書き換えるとかジェットを変えるとかする必要は出てくるかも??となると運転性、特に暖機後の再始動性は??なんて考えたらキリが無いのでやめとく(笑)。
Posted at 2023/04/07 13:58:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | 日記

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