• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ちばピカのブログ一覧

2024年12月30日 イイね!

2024年最後の星撮りはNGC2217

NGC221は日本では高く上がらない南の銀河で、とても撮りにくい対象です。

快晴の予報で本年最後と意気込んで出動。
現地に到着すると、好条件の情報を受けてか、他にも星撮りをしている人がいました。

この日は気流が久々に安定しいて、オートガイドも1秒内に収まるベストの状態で極めて正確にNGC2217を追尾できていました。


オートフォーカスもベスト。
風は3m程。夜露が降りないで望遠鏡も影響が受けない絶好の風。望遠鏡のフードも不要です。

ところが...薄雲に覆われてます。僅か2時間前の予報が大外れ。

雲以外は最強のコンディションなのに(;;)

仕方ないので、なんとか撮影しましたが、やはり結構ボケてます。

20度くらいのと低い高度での撮影で、更に高度は下がっていくところを撮影することになるので撮影時間をかけても、画質がほとんど上がりません。10度台になると、撮影時間をかけてもむしろ悪化します。

ボケてる成果物を、pixinsightのdeconvolution(逆畳み込み)を2回もかけてボケを修復して、なんとか見れるくらいになりました。

NGC2217

C8 70min

南米チリの高地にあるヨーロッパ南天天文台の画像


撮った画は矢印の位置の外郭の比較的濃厚なところも、なんとか捉えていたので、薄雲を通しての撮影にしては上出来なのかもしれません。


薄い雲に覆われながらも、低い高度のNGC2217を撮影しているところ。


我が家は、今年は色々あって波瀾万丈の年だったけど、来年はどうなるかな・・・。
良いお年を!
Posted at 2024/12/30 19:14:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年12月13日 イイね!

NGC2146 の超新星はまだ見える

NGC1097 が小山に隠れて撮影できなくなったので、
11月15日に山形県の板垣公一さんが発見した超新星を撮ってみました。
爆発してから数週間ほどで、まだはっきりと写ります。

NGC2146 の超新星です。

C8 72min

1999年1月16日 ハワイにあるスバル望遠鏡で写された画像です。この星はもちろんありません。(露出10秒とか書いてある。こちらは72分なのにスゴ^^;)


目に見えている星はみんな天の川銀河の星で、言ってみれば手を伸ばせば届く位置にみんなあります。でも銀河の中の超新星は、このスケールだと遥かかなたの数キロ先にあることになります。

見た目は他の星と同じように見えても実は全く別物です。今回だと4200万光年先で、見えている星は何百光年程度の距離です。

一歩 天の川銀河から出れば、こう見えます。


数千億個の恒星が集まって、地球からはカメラで数十分露光して、やっと雲のように見える銀河なのに、超新星はたった一つの恒星の輝きが写ります。数千億個の光束に負けないのですから、どれだけ凄まじい爆発かということですね。

地球近くで超新星爆発が起こらないことを祈るばかりです。下手したら人類滅亡です。
でも、もし被害が出ない距離なら近くで起こってほしい!見たい!

NGC2146

C8 72min



Posted at 2024/12/13 16:43:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年12月11日 イイね!

久しぶりの星撮りしないキャンプ


HOLY WOODS CAMPING VILLAGE.

ツリーハウスが目印の森林キャンプ場
千葉県君津市にあります。

普段 キャンプする目的は、星撮り8割、自然を堪能1割、遠赤焼肉1割で、星撮りしないキャンプは久しぶりです。

近くのスーパーで待ち合わせして食材を調達した後、連んでゲートイン。


車は乗り入れ不可ですけど、車の真後ろ辺りに設置できるところが多いので、オートキャンプに近いです。

総勢8人、全員都民です。基本的にソロキャン。
着いた途端、近くのお城まで走りに行くのがいたり、体力あるやつが多いです。
(半ズボンは走りに行くため)





夜はお決まりの青春談義

今回は星撮りがないので、海鮮を堪能することにしました。
はまぐり、牡蠣、イカ、ホンビノス、海老、ホタテ、蟹 その他。

普段有りえない食べ比べしたところ、ホタテが一番でした。
濃厚な食感が、キャンプ飯に合っているように思いました。


今日はコレ

前室の高さが2mあって、中で立って歩けるのがいいです。
この中身にまたカンガルーテントがあります。カンガルーテントはTOMOUNT

星撮りしないキャンプもなかなか楽しい!
Posted at 2024/12/11 12:33:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年12月10日 イイね!

綺麗だが難しい NGC1097

NGC1097

C8 73min


C8 73min トリミング無 焦点距離:3000mm相当 撮影平均高度(仰角)19度

比較的大きくとても綺麗な銀河ですが、日本から見ると仰角が20度位しか上がりません。
しかもホームグラウンドの九十九里浜では、街明かりが強くて撮影するのは厳しい対象で、今回は房総半島を南下して撮影してきました。

NGC1097 撮影中

小山に隠れるギリギリの水平に近いところを撮影しています。



16度位まで撮影できたものの、画像を加算平均する際、16度に近い画像を加算対象とすると、画像のバックグラウンドはより綺麗になるものの、対象の銀河は画はかえって甘くなってしまったので、低い高度のものは捨てて、19度前後の画像で処理しました。


その他 NGC1097より見かけのサイズがずっと小さい銀河です
NGC2775

C8 93min

NGC2196

C8 79min

NGC3115
この銀河は暗いガス雲が見られず(見えない?)横一直線のように見える綺麗な銀河です。実際には中央のバルジはないように見える位に一直線のようです。

c8 67min
Posted at 2024/12/10 23:01:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年12月10日 イイね!

✖️(バツ)銀河

✖️(バツ)銀河


銀河に✖️(バツ)が書いてあるように見える銀河で、前々から撮ってみたかった対象でした。もちろん✖️ではありませんでした^^)

ガスや星々が銀河の中心を回転面に対して垂直に周回する極軌道を持つ特異な「極リング銀河」(Wiki)らしいです

その中でもリングに極性がない珍しい銀河だそうです。

NGC660

C8 122min

確かに外側のガス雲のリングが波うって非対称になっているのが確認できます。
それと内側の銀河のガス雲のリング共に波うっていて、それが交差して✖️(バツ)ように見えているということのようです。


極リング銀河をもう一つ
NGC2685

C8 70min

非常に遠方の銀河で、20cmm反射のC8くんでは構造がよくわかりません。
ガスが垂直に極軌道していることはわかりますが、その外側にも、もう一つのリングがあるように見えます。
それと基本の銀河の左側が暗くなっていて、縦筋のような構造も確認できます。
しかし全体がどんな構造をしているのか全く想像できませんでした。

こういう時は、NASAで検索をかけます。

HST

ガスが垂直に極軌道しているのは、NGC660と同じで、まゆのように囲っているように見えます。
基本の銀河の左側が暗い訳も、縦筋の謎もこれでわかりました。

でもこんな形は、全く想像できないです。
まゆとは・・・。

まゆついでに、別な日に撮ってみました。
極リング銀河ではないですけど、まゆのように見える棒渦巻銀河。
NGC4490

C8 74min
Posted at 2024/12/10 21:38:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「凄いカメラがでたようです http://cvw.jp/b/559333/45127616/
何シテル?   05/21 20:00
みなさんの情報が、いろいろ参考になったので、お礼に情報をお返したいとおもいます。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/10 >>

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

リンク・クリップ

[トヨタ プリウス] Z化計画 リアバンパー ガーニッシュパネル交換 外し方 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/10 12:55:57
パール富士の撮影場所計算方法 備忘録 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/02/01 14:23:14
[シトロエン C4 ピカソ] 自分で初めてバッテリー交換② 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/01/05 22:38:53

愛車一覧

シトロエン C4 ピカソ シトロエン C4 ピカソ
C4ピカソは13台目の車です。 いままでの経験から、視界のいい車は運転していて気持ちがい ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation