
昨日の
スタバでは、
6型 G T I と
シロッコR の違いについても語りました。
自分が以前乗っていた6型 G T I は、2009年9月登録のモデルイヤー2010年型の個体でした。その後改良されている部分もあるかもしれないので、二太郎の個体では…、という視点でお考えください。
G T I は、出足からトルクがあり、50~60km/hで巡航している態勢から、チョッと踏めば、即座に加速態勢に入り、非常に乗りやすいエンジンでした。
シロッコRは、出足は良いんですが、50~60km/hで巡航している態勢から、チョッと踏んでも、トルクバンドを下回る低回転でK04タービンにブーストが掛かってないためか、歯痒いレスポンスです。
Sレンジなら、全域で力強く加速しますが、常にSモードってわけにも…。
購入をご検討されている方は、Dレンジでのクルージングからのレスポンスも試してみることをお勧めします。
D S G についてですが、
ブレーキを踏んで減速してからアクセル再投入というシチュエーションで、
G T I は、ショックもなく滑らかに、かつ力強く加速します。
シロッコRは、カツンと軽いショックを伴ってから、加速を開始します。
また、概ね1時間以上の走行や、長い渋滞にはまると、
G T I は、D S G が半クラッチを使わずに、ガツン、ガツンとショックを伴ってシフトチェンジするようになります。クラッチ板が焼けるのを嫌って保護モードに入ったかのようです。行程途中で、立ち寄り後に再始動すると、ショックが消えます。
シロッコRでは、何時間走っても変速時のショックが大きくなることはありません。二太郎の走り方では…、ってことですが…
坂道発進では、
G T I は、ブレーキをはなしてアクセルを踏み始めると、ギッギッギッという感触を伴いました。また、バックで坂を登るときは、ブレーキをはなすと、下がっちゃいました。
シロッコRの坂道発進は、前でもバックでもスムーズにこなします。
エンジンブレーキの効き方は、
G T I は、D S G が積極的にシフトダウンしてエンブレを効かせるため、効き過ぎの感がありました。正直言って、ハイブリッド車の回生ブレーキよりも違和感が強かったです。
シロッコRは、フットブレーキの踏力と比例してエンジンブレーキも制御されているようなナチュラルな好ましいフィールです。
フットブレーキについては、
G T I は、少しだけ減速したいときに軽く踏んでも強く制動が掛かってしまい、加減が難しかったです。軽く踏んでこんなに効くんじゃ、強く踏んだらさぞかしと思ってたら、強く踏んでも大した事ない感じでした。1台所有で他のクルマに乗らないのなら、慣れが解決するでしょうが、他車に乗るときは、よっぽど注意しないと怖いくらいでした。フロントに
ブレンボと4輪にステンメッシュの
ブレーキラインをいれて、かなり改善されましたが…
シロッコRのブレーキは、VW&AUDI用ブレンボキットよりも踏力に応じたコントロールがし易く、また、絶対的な制動力も強力です。
コーナリングライトについては、
G T I は、舵角に比例して首を振るタイプですが、首の振り方が不十分な感があります。
シロッコRは、ウィンカーや舵に連動して、斜め前方向きのランプが点灯するタイプです。見たい方向が照らされて運転し易いです。
乗り心地については、
G T I は、DCCをSPORTモードにすると、小さな入力に対してもボディが速く上下に揺すられる感があり、食後に乗ると胃が疲れました。対してCOMFORTモードでは、路面のインフォメーションがほとんど感じられないくらいにヌルヌルした乗り心地でした。
シロッコRのノーマルの足回りは、小さな入力に対しては、よくダンパーが吸収してくれ、DCCを常にSPORTモードにしたままでも、充分、実用に耐えうる範囲でした。今は、
KWのDDC+
HLS2、
CPM、
リジカラ(前後)、
BBS RE-V+ミシュラン パイロットスーパースポーツ235/35 19インチ、
オクヤマストラットタワーバー、
COX トーピボットストップトラスの組み合わせですが、SPORTでも物足りないくらいに乗り心地良好です。純正の足回りよりもスポーティな乗り味ですが、雑味がなくなりスッキリした乗り味です。
シートについては、
G T I はレザーシートでしたが、太ももの部分のサイドサポートが高く、乗降性が悪く、エレガントに乗り降りするのが難しかったです。乗りこんでしまえば、長時間乗っても疲れ知らずの良いシートでした。
シロッコRの純正シートは、太もも部分のサイドサポートが低く、乗り降りは楽でした。しかし、座面とバックレストの境目がお尻にフィットしてなくて隙間が空いているようなフィーリングがあり、長時間乗ると腰に悪いような予感があり、
レカロにチェンジしました。
リアハッチゲートのオープナーについては、
運転席ドアかリモコンキーでしかオープンできないシロッコは、明らかに不便です。
バックモニターのカメラも自分の個体は、ナンバー灯の間に設置してますが、視野が限られてしまいます。
また、思いついたことがあったら、ブログにアップしたいと思います。
Posted at 2012/11/11 15:52:27 | |
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シロッコ | 日記