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(Green)^2の愛車 [ヤマハ YZF-R125]

整備手帳

作業日:2021年11月15日

盗難警報機取付1

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 3時間以内
1
<盗難防止装置>
以前から、愛車をいたずらや盗難から守りたいと考えていたので、防犯グッツには興味がありました。
他の方の記事を見て、後付けの盗難警報機があることを知り、これは良いと思い購入しました。
2
作業を始める前に盗難警報機の取り付けについて下調べをしましたが、詳しい記事を見つけられませんでした。
考えてみれば当たり前で、具体的に書いてしまうと、そのバイクの盗難防止の意味が無くなってしまいますよね。(笑)

とはいえ、
○盗難警報機の取り付けを検討している方の参考になればとてもうれしい
○装置・配線はカウル・パネルに隠れている
○多くの方がこの記事を目にすることはないだろう(笑)
と考え、まとめることにします。
3
それでは作業を始めます。
まず、警報機が動くか確かめます。

<作動確認>
安定化電源を使って警報機に12Vを掛けます。
オレンジ色の配線がイグニッションのON・OFFを感知する線なので、プラス電源に付けたり・離したりして、作動させました。
警報機をセットしたことを示すサイレンの音が、結構大きくてびっくり。
4
次に、盗難警報機本体を取り付ける位置を検討します。

取扱説明書にある取り付けに関する指定は、
○上下がある
○水の掛からない場所に置く(防水ではない)
○配線が下向きになるように置く(水が内部に入らないようにする)
○サイレンの近くに置かない(サイレンの振動で無限ループに陥る)
と、ありました。

上記を満たせそうな場所は、
○タンクカバーとタンクの間
○シート・シートカウルとマッドガードの間
となります。
また、個人的には取り外す機会があるボックスやマッドガードには付けず、フレームに付けたいと考えました。
実際これらを加味すると、取り付けられる場所はかなり限られてくると思います。
5
では、実施に取り付ける位置を探していきます。
最初にリヤカウル・パネルを外します。

(詳しくは整備手帳「リヤカウル・パネル等の取外し・取付1」をご覧ください。)
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/3152360/6688996/note.aspx
6
<本体取付位置検討1>
候補1:エンジンコントロールユニットの隣

ここが本命だったのですが、本体がフレームに当たってしまいました。(残念!)
あ~、どうしよう。
7
<本体取付位置検討2>
候補2:リーンアングルセンサーの下側

次にフレームではありませんが、リーンアングルセンサーの下側(ボックスの下側)を考えました。
外からは全く分からない位置。
シートやタンデムシートを外しても分からないので、本人も取り付けたことを忘れそう。

しかし、残念ながら、リヤカウルがわずかに当たってしまいました。
もっとも、水が多少入りそうなので、ここは厳しかったか…
8
<本体取付位置検討3>
候補3:エンジンコントロールユニットの上

もう、ここに決めました。(笑)
少し手間がかかりますが、ブラケットを作ってコントロールユニットの上側に設置します。

コントロールユニットの近くは気分的に良くないのですが、盗難警報機はエンジンが止まっている時に働くものなので良いかなと思いました。
9
<作製したブラケット>
いきなりですが、こんな感じで、アルミ板を使ってブラケットを作製しました。
エンジンコントロールユニットをまたぐ形でブラケットを設置し、低頭ボルト(2個)で固定します。

(詳しくは次回の整備手帳「盗難警報機本体のブラケット作製」をご覧ください。)
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/3152360/6970594/note.aspx
10
次に、配線の取り回しと、サイレン・LEDインジケーターランプの取り付け位置を検討します。

<配線図(取扱説明書抜粋)>
配線は以下の4つとなります。

1. 常時12V(電源線)プラス・マイナス
2. イグニッション
3. サイレン
4. LEDインジケーターランプ
11
1. 常時12V
バッテリーの裏側まで配線を引き込みます。

2. イグニッション
ヒューズ電源につなげます。
(詳しくは整備手帳「イグニッションON配線の分岐加工1, 2」をご覧ください。)
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/3152360/6945092/note.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/3152360/6953922/note.aspx
12
それでは実際に盗難警報機本体を車体に仮付けし、配線の取り回しを決めます。

まず、作業性を考えて、ボックスを外します。
(詳しくは整備手帳「リヤカウル・パネル等の取外し・取付2」をご覧ください。)
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/3152360/6691111/note.aspx
13
<盗難警報機仮付け>
盗難警報機本体を結束バンドでブラケットに仮付けし、車体左側のメインハーネスに沿わせてバッテリーの裏側まで通します。
14
<配線の分岐1>
8項の2.イグニッションの配線を分岐させます。

識別として、分岐の前後に白いテープを貼り付け、分岐する位置と配線が分かるようにします。
15
<配線の分岐2>
次に8項の3.サイレンの配線を分岐させます。
16
<ハーネスプロテクター>
電源関係の配線がまとめられているハーネスプロテクターを、矢印状のかえしを外して開きます。
この中に5項の1.常時12Vと4.LEDインジケーターの配線を収めます。

具体的な取り回しについては、取り付ける時に触れたいと思います。
17
それでは、サイレンの取り付け位置を考えます。

まずは、ガソリンタンクカバーを取り外します。
(詳しくは整備手帳「ガソリンタンクカバーの取外し・取付1, 2」をご覧ください。)
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/3152360/6827266/note.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/3152360/6838849/note.aspx
18
<サイレンの取付位置>
色々と悩んだのですが、フューエルタンクの上に取り付けることにしました。
ここだと配線の長さが足りないため、150mm程、付け足す必要があります。

始めシート下に良い場所はないか探しましたが、サイレンは意外と大きく、納得のいく場所を見つけられませんでした。
19
最後にLEDインジケーターランプを付ける位置を考えます。

<LEDインジケータランプの位置>
バイクを動かそうとした時に目に入る位置が良いと思い、メーターの右横に付けることにしました。
メータ配線に沿わせて車体側へ通しますが、配線の長さが全然足りないので、
○フロントカウル側: 180mm程付け足す
○バッテリー裏側⇔フロントカウル: 960mm程の延長配線を作る
ことにします。
20

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「@端っこのプジョー→B4 さん、こんばんは 不調の原因が分かって良かったですね これで、安心して乗れますね」
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2008年よりプジョー306に乗っています。
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