
急遽知り合いから日帰りセッテイングを依頼され
仕様を聞くとS13 SR20
タービンS15 インジェクター エアフロ変更程度のこと。
ロム書替のメインコンピューターセッテイングです。
午前中に車を見せてもらいましたが、
あらー!
ノーマルエアフロです・・・
そのままでなんとかたどり着き (O2センサーが頑張っていたのでしょうね)
この場でエアフロ交換するそうです。
定番のZ32エアフロかなと思いきや
何とRB25のエアフロじゃないですか!
そんな仕様やったことないのですがー
まーなんとかなるでしょう!
サクション加工取り付け後
空燃比センサーがつけれるようにフロントパイプにボスを溶接
各種センサーを取り付けてシャーシダイナモにセット!
まずは暫定データーから始めて見ました。
基準点火時期のチェック あらら5度ずれてますねー
お次は基準燃圧のチェック あら2Kgじゃ低すぎます・・・
AACバルブのチェック ぜんぜん合ってませんー
あれれ!なんか地面に緑の液体が!
原因を捜索してると・・・
おやおや エンジン後部の冷却水のホースにボルトがねじ込んで有ります。
メクラの代用にしたみたいですがボルトですよ!
ネジ部分から染みて来て圧力掛かったら漏れちゃいます。
日帰りですのでその場で知り合いと修理です!
んんん、よく見るとオイルキャッチタンクがついているのですが
マニホールド側のPCVバルブにもつながってます。
これではエアフロ以外のトコから空気を吸ってしまって
PCVバルブが閉じるまで正確なエアフロ電圧になりません。
あれやこれや直しているうちに時間がどんどんおしてきます。
やっとアイドリングから最低ブーストまでいいカンジに成ったので
少しブーストをあげたとたん、ブースト0.8Kで失火が始まりました。
其処まではでは大丈夫です。
プラグを疑って交換してみたのですが症状かわらずー。
フルトラだったらアイドルやパーシャル時にも出るはず。
んーこの年式だと・・・。
ハーネスが劣化のためかなり抵抗になってるか、コイルもあやしいなー。
交換する代わりの部品も無いしー・・・・
苦肉の策で写真のようにバッテリーから直接コイル電源まで
簡易的に配線を作って見ました。(B端子のほうが強力なのですが)
さてセッテイング再開です。同じようにブーストをかけていくとー
良かったー直りました!
ブースト1.1Kでも失火しないようです。
結局配線の劣化が原因だったようです。
コイルハーネス、メインハーネス、ともに交換したほうがよさそうです。
20年選手ですからねー
部品はまだ新品が出るのでしょうか?
無ければ新しく引きなおしたほうが賢明ですねー
時間ギリギリセーフで終了しました。
古い車で調子が上がらない場合は
点検してみてくださーい
ふーつかれた。
Posted at 2009/08/01 19:21:32 | |
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