
R32トラブルシュートですが~
やはりかなりの電圧降下の症状です。
ECUには12V程度しかきてません。以前チェックしたときは13Vちょっとありました。
このくらい差が出ますとかなり無効噴射時間に影響が出ます。
特にアイドリングや低負荷時のインジェクター噴射時間の短いときに影響します。
供給電圧を例えば11V、12V、13Vとかに故意に変化させて電圧ごとに無効噴射時間のマップを製作する方法がベストですが、途方も無い時間がかかります!
特に低電圧ではコイル通電時間補正マップも重要な要素になります。
メーカーはそこまでやるのでしょうね
基本に戻って現実に起きている電圧降下の原因追及です。
B端子を測定すると13.8Vくらいあります。問題ないです。その先のハーネス接続部分を測定します。
12.2Vくらいです。なんでこの距離だけで1V以上も降下するの!ハーネスのカシメを疑って配線を剥いていくとー
銅の部分が腐食して薄い緑色っぽくなっています!これではかなりの抵抗です。
車体ハーネスも同じ経年変化してそうです。
ハーネス引きなおしたほうがベストですね。ついでにコイルハーネスの電源供給側もひきなおそ!
O2センサー、ラムダ等のフィードバック制御してるとなにげに気がつかないかも?
でも症状が出始める年式ですよね。初期のR32の部品は昭和時代に作られてますかね?
Posted at 2009/10/13 10:46:31 | |
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