まえのめりのブログ一覧

９９６カップです。

当然ロールゲージが張り巡らされています。

そして当然溶接止めです。

ＥＣＵの配線作業なのですが、かなりＥＣＵまでゲージ達が邪魔してくれます。

バケットシートを取り外しても作業スペースが極端に狭いです。

しかし、なにせやせ型の体型ですのでかなり狭くても、くぐって行けます。

１０代の頃と比較すると２０Ｋｇも体重が減ってしまいました。

ある意味こういった作業に適しているのでしょうか？

ＲＢ２６　Ｖｃａｍ取付（最近多いです）を依頼されたのですが～

アンダーカバーをはずすと水が漏れている形跡を発見しました。

オーナーに尋ねたところ、以前タイミングベルトとウォーターポンプを交換したとのことです。

ばらして見るとＮ１用がついてます。

Ｒ３３からウォーターポンプ周りのシリンダーの形状が変わってます。

ＧＴＲを結構触っているＳＨＯＰでしたら、ほとんど知ってることだと思います。

Ｒ３２のシリンダーにＮ１ウォーターポンプを付けようとすると、６ｍｍボルトの長穴の部分が水路と重なってしまいます。

きっと液体ガスケットが頑張りきれなかったのでしょうね。

どうしても装着する場合はアルゴンで少し肉盛してから（あまり熱をかけないように）面出しして組むと大丈夫です。

でも記憶を辿ると初期のＮ１ウオーターポンプは６ｍｍ部分が長穴になってませんでした。

なぜ途中から長穴に変更したんだろう？

カムシャフトです。
ポルシェ用の派手めなタイプのものです。
隣がＬ型で使用していたものです。

なんかとっても似てる気がします。

２バルブＯＨＣでパワーを求めていくと結局こんな形状になってきます。

ロッカーアーム式ですからさらにバルブリフトが稼げます。

なにげに新鮮かも？

９９６カップ体力測定したのですが～

チョッカンのため、シャシダイナモ用に簡易的にサイレンサーアダプターを製作しましたが、あまりの爆音で近所の方々からお叱りを受けてしまいました。

セッテイング時はかなり時間をかけますので、専用にサイレンサーアダプターを製作することにしました。

排気漏れの無いようにステンでしっかり作ります。

ついでにＡ／Ｆセンサーを２個つけれるようにしておきます。（セッテイング用）

ただＮＡですと吸気音も結構響きます。

電気自動車の時代はこの醍醐味？が無くなるのですかね！

ポルシェ用のハイコンプピストンです。

構造上ヘッド面研がほとんどできないため、圧縮比をあげるにはピストンボリュームを増やすしかありません。

Ｌ型みたく２ｍｍも３ｍｍも面研できません。

カムシャフトを交換するのですが圧縮をあげないと効果がありません。

作用角にもよりますが、適度な圧縮比にしないと上も下もスカスカになってしまいます。

Ｓ／Ｖ比を考慮するとフラットピストンがベストですがＮＡですとそうもいきません。

排気量を上げる手もありますがコスト大です。

どこを最優先するかが難しいところです！