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3日目です。

旅程と走行ルートはこんなかんじです。



ハワイと言えば、日本の歴史の中でアメリカに奇襲をかけて宣戦布告して太平洋戦争を始めた場所です。
日本人として真珠湾を知ることはとても大事なことだと思います。
というわけで真珠湾に行ってきました。


真珠湾には、いくつかの施設があります。
それぞれに入場料がかかりますので、私は事前に1day passportをインターネットで買っておきました。
含まれる内容は以下の通りです。
①ビジター センターの音声ツアー
②パールハーバー バーチャル リアリティ センター
③戦艦ミズーリ記念入場料
④太平洋艦隊潜水艦博物館への入場とガイドなしのナレーション付きツアー
⑤真珠湾航空博物館 & ガイドなしのナレーション付きツアー

まずは、公園をブラブラ。
こちらには軍用兵器に関していくつかの展示がされていました。

当時の潜望鏡です。
ちゃんと中を覗くと海に停泊している船をみることができました。
気分が高まります。


そして、日本軍が開発した有人魚雷「回天」が展示されていました。
想像以上に大きかったです。これなら戦艦や空母も撃沈できそうな気がします。
でも、私も技術者のひとりとして、お国のためとはいえ、この開発を担当した技術者たちは非常に苦悩されたのではないかと感じました。



他にもおそらく船に搭載されていたであろう銃器もありました。



潜水艦博物館です。
本物の潜水艦ボーフィンの中に入れます。


操艦するところや、機関室，魚雷室も観れます。
エンジンは4基あってド迫力でした。
魚雷の間にはベッドがあり、ここで寝るのはドキドキだと思いました。




次は戦艦ミズーリです。
ミズーリは橋を渡った先のFord島にあり、シャトルバスが出ています。
ミズーリは、1945年の終戦の年に完成した太平洋戦争の最新鋭艦です。
この艦の上で終戦協定が結ばれました。
そして湾岸戦争にも出向いていて、湾岸戦争で撃った主砲の弾数がペイントされていました。その後退役となって真珠湾に保存されることになったそうです。
ミズーリの正面には、真珠湾攻撃で沈没したアリゾナが眠っています。
開戦の象徴であるアリゾナと終戦の象徴であるミズーリが向かい合うように保存されています。
また、ミズーリは日本の神風特攻隊の攻撃を受けています。右舷後方には、零戦が衝突する直前の写真と艦体には当たったあとが残っていました。
このとき、零戦の爆弾が爆発することなく、搭乗員は甲板に投げ出されたそうです。ミズーリの館長は甲板に投げ出された日本兵を海軍葬で弔ってくれたそうです。なんかジーンとなりました。





最後は航空博物館です。戦闘機が展示されています。
零戦のホンモノを観ることができました。
また、私が愛読していた新谷かおる先生の漫画「エリア88」で登場する戦闘機たちを一度に観れます。
クルーセイダー，スカイホーク，タイガー，ファントム，トムキャット，イーグル，ファルコン，ホーネットなど、もうワクワクでした。






真珠湾を堪能したあとは、いよいよ本旅行のメインイベントのセスナ操縦体験です。

ホノルル空港にあるLani Lea Sky toursでやらせてもらえます。
私はVELTRAから予約しましたが、ここは日本語が通じるので直接メールでも頼めるそうです。
また、私はレンタカーを借りていたので直接行きましたが、送迎もしてくれるみたいです。



搭乗前の1時間ぐらい前に到着すると、日本語でお姉さんが出迎えてくれて、そのあと飛行機の操縦について日本語で説明を受けられます。
飛行機の動きは３つの軸（ロール，ピッチ，ヨー）があって、ロールは操縦桿を左右に回す、ピッチは操縦桿を押し引きする、ヨーは足のレバーを押して操作します。
足のレバーにはペダルもついていて、ペダルはタイヤの左右のブレーキでした。
セスナは陸上を移動しているときには、タイヤの左右のブレーキを使い分けて左右に曲がるそうです。（操縦桿は使いません）
でも、足はレバーとペダルがあるので使い方が難しく、誤って着陸のときにタイヤにブレーキかけたりすると事故になるので、私は足のレバーに触らないようにしました。
計器の読み方も説明受けました。
速度，エンジン回転，高度，高度変化量，機体の姿勢，機体の向かっている方向を示す重要な６つの計器があります。
今回は、速度は100ノット（185km/h），高度は2000フィート(610m)ぐらいで飛行しました。

その後、飛行機に移動して、インストラクターの方と搭乗します。
操縦体験なので機長席に座らせてもらえました。
奥様は後部座席です。
乗った飛行機はこちら


今回は運よく日本人インストラクターの方で、すべて日本語だったのでよかったです。
小さい飛行機なので揺れで酔わないか心配して、酔い止めとかも飲んでいったのですが、実際は天候にも恵まれ、それほど揺れこともなく快適な空の旅を満喫できました。
飛行中は、インストラクターの方も操縦桿を持っていてくれているので安心です。
また、空から見える光景をガイドもしてくれて、チョー楽しかったです。

飛行ルートは、前日にクルマでドライブしたコースそのままだったので、陸で観た光景が空から見れて面白かったです。

飛行機にはGoProの台座が付けられるようになっていたので、自前のGoProを付けさせてもらいました。
約1時間のフライトだったので16倍速で編集したのがこちらです。


インストラクターは、思っていた以上に、オアフ島の各飛行場のコントロールと無線でやりとりしてました。
その内容を私にも聞こえていたのですが、私にはなかなか聞き取れませんでした。
言葉の壁で私は飛行機のライセンスをとるのは難しいかも。。。。。

着陸したら空港内のT駐機場に停めるよう指示があって、そこで飛行機をロープで3か所固定します。
お姉さんがスペシャルカーで迎えに来てくれて、普段見れない空港内を通って事務所に送ってくれました。



事務所に戻るとお菓子の国みたいなソファでくつろげます。
ジュース飲んだり、飛行中の様子を撮ってくれた動画とかを転送してもらったりして、興奮をおさめてから、事務所を出ました。
最後に、飛行証明をもらえます。インストラクターのサインが入ったもので、この先、ライセンス取得時などに飛行時間としてカウントされるそうです。
本当にいい人ばかりで、良い思い出になりました。感謝です。


ホテルに戻って晩御飯に出ました。
3日目の晩御飯はZIGUです。
こちらもハワ猫チャンネルで紹介されていたところです。
日本料理なのですが、ハワイの地のものを使った創作料理といった感じでした。
GoogleMapから予約できました。
とっても美味しかったです。




そしてホテルに戻ってまたまたグッスリでした。