クラッチ周り交換修理

クラッチのキレが悪くなってきた事
クラッチが異常に重くなってきた事には気づいていた

症状として
・走行中にシフトチェンジが非常にしにくい
→特にローギア(1速2速使用時)の時にシフトレバーが抜けない…
→クラッチを踏み直せば解除できるが、回転数が合わないとローギアなのでガクガクする
レバーが抜けてもシフトが他のギアに入らない
必然的にダブルクラッチで回転を合わせる…
→長時間乗ったり、夏場の暑い時に発症していた。涼しくなってからは低頻度となったが正直運転中にシフトが抜けなくなるのは恐ろしい・・
・クラッチがやたらと重い
→ずっと乗ってた自分には気づきにくい症状であったが
言われてみれば確かに重い…
板金屋さんに出した時も驚かれて、強化クラッチに交換してますか？と尋ねられた。確かにTRD のスポーツフェイシングに交換してはいるがそんなに重いかな？？交換したのは20年前の話・・・
確かノーマル時と比べてそんなに変わらなかった記憶が・・・
でも今は500馬力くらいの動力を支えるクラッチ程に？重い・・パワーそんなにないのに・・
ディーラーの主治医も、こんなに重かったでしたっけ❓と首を傾げていた・・（おかしいと思ったらもっと突っ込んで欲しかった笑）
・クラッチが切れたり繋がったりが遠い
やたらと重いクラッチをかなり奥まで踏み込まないとクラッチが切れない
また、クラッチペダルを戻すとすぐ繋がるので坂道は確かにキツい😓
以前にもクラッチの切れが遠くなった事があったが、その時はマスターシリンダーのオイルが減少して発症していた。今回は違う
主治医の見立てだとディスクがすり減ってその分厚みが減って切れが悪くなっているとの事・・


コレは・・・散々悩んだがクラッチ周り交換を決断

ちまちまと部品を取り寄せる。


で、この写真は
TRD クラッチディスクとクラッチカバー
クラッチ型番　31250-NP900 スポーツフェーシング
カバー型番　　31210-AE100

どちらもスターレット、ヴィッツ、MR-S、AW11、カリーナ、カルディナ、セリカ最終型などと共用なので、まだまだ暫くは廃番にならない・・であろうことを祈る❗️


またもやTRD〜❣️ 廃盤になっておらずに感謝❣️

クラッチレリーズベアリング
型番　31230−12191

マスターシリンダーに関しては以前にチェックを受けた際は問題なしの評価…
MAZDA の車では比較的ここのベアリングの不具合で
クラッチが切れなくなるトラブルの報告が上がっていて
どうもメインはこいつじゃないかなぁ・・と疑っている

箱を開けて中身を確認

こいつも部品が出ていることに😊

クラッチマスターシリンダガスケット
型番　 31415-10010

アセンブリにセットされていないので、追加購入

クラッチマスターシリンダAssy
型番　31410-12312

不具合は出ていないようであったが、リフレッシュなのでこちらも一緒に交換予定とした

クラッチレリーズシリンダAssy
型番　31470-12093

こちらも一式交換の方針に
部品よ廃盤にならずにいてくれてありがとう❣️

クラッチMCキット
型番　04311-12110
実際にはアセンブリ中に組み込まれているので予備扱いですが

中身なこんな感じですが、バックアップパーツとして次回マスターシリンダメンテの時まで保守しておくか・・


今回の交換作業について、自分では無理なので
ディーラーに作業をお願いした。
エンジンを傾けるのにサージタンク周りのクリアランスが必要で
でっかいTOM‘sのインダクションボックスを外して作業になった様子。

クラッチの調整は無事に終了し、ギアオイルも交換、LLC補充で作業も終盤に差し掛かったところでサージタンク周りのパッキントラブルが発生し、エア吸いとなってストールしまくるという大変な状況に・・

一日作業が延長となったが、プロの意地で無事に問題解決して頂き、整備完了となった報告を頂いた

クラッチ嘘のように軽くなって、繋がりも余裕が出て、運転はかなり楽な状況に・・・

やっぱりあのクラッチの重さとギアが抜けなくなる現象は
不具合のフラグだったんだなぁ


交換後のチェックでヒーターバルブが漏れていると報告あり・・・

つ、次はそちら周辺に手を入れないとダメかなぁ❓
ホースも劣化している様子。ヒーターバルブに繋がるホースは2つ
純正のホースは1個だけ出てるけどもう一方は廃盤・・

と頭を抱えたが
以前にラジエーター交換時にホースをシリコンホースを一式取り寄せたセットに2つのホースが入っていた😆

ホースが色付きで派手になることを躊躇して、そのままにしていた
こいつを使ってリペアを検討

次の点検の時に相談かなぁ？