以前からあるカーボン製品の気泡トラブル。
樹脂の改良と製法にあると言ってましたが 詳しくは出やすい製品とそうでない物があるので
す 形状や使用するカーボンで違いがありましたが
一番は綾織ですかね。 以前某ショップ様のボンネットを新規に製作させていただいたのですが
やはり初めに作った製品が気泡だらけで 納品できるものではありませんでした。
ボンネットですと 1.5m×1.5mのカーボンを使用します、もちろん納品できなければ
全て赤字ですからこちらとしては「やらない方がよくない?」
そんな考えはあまり好きじゃないので どうにかして克服する!こっちに決めました。
2月でしたかね?改良した樹脂を使用して再度製品に挑みました 気泡が少なくなりましたが
やはり少し出ている感じ。。
そして今月で作った製品でなんと!ほとんどでておりません!
結果~~~
樹脂の改良はもちろんしなければだめでした、といっても昔に「使えないなこれ」と言われた物を
少し改良しただけ。。。。
製法は分けて張るのではなく 一気に張る!
そして一番重要なのは カーボンの積層方法でした。
今週 初の当社製作(型から製品までやらせていただいた物)を 某ショップ様に納品いたしますが
どんな反応をいただけるか楽しみですね。
他にも真空装置で製品をやってるところもありますが うちは技術の向上と現在新たに試している
製品の為にあえてハンドレーでのやり方で克服しました、今度の製品が量産体制にはいればちょっとすごい物かもしれませんね・・・・
実際には 難しいとされている事に挑戦してますのでなんとか結果として残してみたいのが本音です
ちなみに ピンホールではなくすごく細かい気泡の事ですからね^^ ←これって長年の課題でも
あったのでわかる人にはすごく朗報なんですよね。。
Posted at 2010/05/11 00:19:12 | |
トラックバック(0) | 日記