備えあれば憂いなし

憲法第9条が現状である限り、日本は空母を持てません、が、実際はヘリコプター搭載護衛艦 (DDH)という名のヘリ空母は持ってます。攻撃用の戦闘機などを搭載せず、とにかく「護衛艦」と名付けておけばセーフ！　てなことです。ひゅうが型 (16DDH) をもとに大型化し、航空運用機能や多用途性を強化した、いずも型＝1番艦「いずも」(22DDH)が平成22年度予算で、2番艦「かが」(24DDH)が平成24年度予算で建造され就役しています。憲法第9条の改正が成功すれば、次期主力戦闘機F-35の垂直離発着バージョンを買って載せれば、「いずも」「かが」は「日本の空母」に変身する訳です。

奥はジョージなワシントン。手前が「いずも」。
米軍の原子力空母が全長333mに対して、いずも級は248mです。


米軍の補給船を護衛する目的で「いずも」が出動しました。なんでそんなゴっつい船を出すの？　とワイドショーは騒いでます。ちゃんと国民に説明出来る様に国会で野党に質問させて、納得の行く回答をして世論を満足させてから出動させるのがスジだと・・・。
あの、これはちゃんと安保法制で認められてますよね？国会で審議する必要はないです。そんな段取りをしてまでこの度の危機を見逃せということですね。
まぁ、野党はまたグジグジと質問するでしょう。

さて、いずもの出動は「ヘリコプター」による哨戒任務＝主に潜水艦の探知＝航空機のスピードでは見逃す潜水艦をヘリで見つけます。そして米軍との連携の確認だと思います。
備えあれば憂いなし。生命保険や自動車保険はみんなかけてますよね？

すんません！　グレイ・イーグルをすでに北朝鮮に向けて飛ばしてるという意見を1ヶ月前に述べましたが、やっとこれからだそうです。先読みしすぎました・・・。