すごい雪ですね。
あまり雪の降らない神奈川ですが、すごいことになってます。
雪で、何にもやることがないので、
最近音が大きくなってきて悩んでいるマフラーについて、調べたことなど書いてみます。
私のマフラー歴は、以下の3本です。
①HKSリーガルマフラー メインパイプ75φ 絞り不明
②藤壺レガリスR メインパイプ76.3φ 絞り60φ
③トラストBL-SUSエボリューション メインパイプ80φ 絞り70φ
最近の流行りからすると、メインパイプが太くて、絞りがなくて、静かなマフラーというのが理想のような気がしています。
有名なのは、HKSスーパーターボマフラーですね。
このマフラー、静かと言う人と、ウルサイという人でいろいろ意見が分かれます。
まあ、爆音好きな人からすれば、超静かってことになるでしょうし、ノーマル好きな人からすれば、ウルサイということなんでしょう。(笑)
ちなみに、私の感想は、ウルサイという感じでした。他車種でしたが。
まず、メインパイプについて。
メインパイプは、80φ程度が最近の基準かと思います。
でも、もっと細いマフラーでも、500馬力以上に対応しているという話も聞くので、80φもあれば十分ということでしょう。
次に、絞り。
これは、音量を考えると、どうしても絞りをいれないと音を抑えられないということがあるようで、一見太そうなマフラーでも、メインタイコやサブタイコに絞りが入っているものがあります。
でも、絞りありと言ってしまうと、メイン80φストレートが基本・・・
みたいなな風潮からすると、買ってもらえなくなるのか、サブタイコなどの見えないところに、ひそかに絞りを入れていることがあるようです。
○○φストレートと言いながら絞りを入れているのは嘘つきなので、はっきり言ってほしいですね。
※実際に、みんカラとかで、暴露されている某有名チューニングショップのマフラーなども出てきてますね。(ー_ー)!!
あとは、メインパイプの内側に細いパイプを入れているというマフラーもあるらしいです。
やけに重たいマフラーだと思ったら、2重になってた・・・みたいな。(苦笑)
ある意味凝ってますね。(^^;
ちなみに「絞り」=「悪」ということでも無いようです。
ディーラーでも取り扱っているほどの品質を誇る藤壺に聞いてみたのですが
藤壺のレガリスR、レガリスRエボリューション(2タイプともに)は、60φの絞りを入れているんだそうです。
ネットではレガリスRには、60φと70φが存在するという話もありましたが、BNR32用は、いずれも60φとのこと。(直接藤壺からの回答です)
これは、絞りを入れないと、低中回転でのトルクがなくなってしまうため、絞りを入れているとの事。
タービン交換とかしている人向けのマフラーを作っている訳ではないので。というのが理由だそうです。
藤壺では、静かで抜けるというコンセプトのプロストックレーシングや、コックピット和光のオリジナルマフラーもOEMで作っているので、
なぜ藤壺ブランドは絞りをいれているのか疑問でしたが、ノーマル+αの車で性能を引き出すということがポリシーのようです。
カッコいい!
ただ、②でレガリスRを使ったことがあるのですが、とっても音が静かで良いマフラーでしたが
400馬力位のパワーが出ているうちの車では、ちょっと高回転の吹けが悪く、
すぐに交換してしまいました・・・。
ここで、なんで太いマフラーは低中回転のトルクがなくなってしまうのか?という事を書いてみます。
これは、エンジンからの排気ガスの吸い出し効果が関係しているようです。
細いマフラーの場合は、低回転の時にマフラーの排気ガスの流速が高まるので、
その勢いで、エンジン内に残った排気ガスを吸い出す効果が出るそうです。
しかし高回転では、排気ガスの量が多くなってくるので、排気ガスを排出しきれず詰ってしまう。
なので、高回転のトルクがなくなってしまう。
逆に、太いマフラーは、低回転の時には、排気ガスの流速が低く、吸い出し効果が
少ないため、トルクがなくなるが、逆に高回転では、排気ガスをどんどん排出できるので
トルクが出るという事なのだそうです。
要は、低回転だろうが、高回転だろうが、エンジンの中から排気ガスを
どんどん吸い出してやれれば、トルクが出るということらしい。
※違っていても、素人なので、議論はしませんが、教えてください。(^^;
さらに、吸い出し効果を高める仕組みとしては、空気の渦を利用するという方法。
これは、APEXのマフラーで採用されているメガホン構造。
メガホン構造にしておけば、排気ガスの渦による吸い出しができるらしい。
でも、理論的にはあるものの、実際に効果があるかは不明という意見も。
次に、消音については、絞りとグラスウール、サイレンサーの構造が関係しているようです。
・絞りで細くすれば、音は静かになるが、高回転の抜けが悪くなる。
・グラスウールを多くすれば、音が静かになるが、グラスウールの劣化に伴いウルサクなる。
・サイレンサーの構造をストレートではなく、隔壁構造?にすれば、劣化しないが高回転の抜けが悪くなる。
マフラーの性能に関しては、これくらいですが、私の場合、もうひとつ大きい要素があります。
それはマフラーの出口!
最近のマフラーは、薄いパイプを切断したような出口のもの多いのですが私は嫌いなんです。
私が好きなのは、中空タイプというのか、ふちのあるタイプです。
なので、②のレガリスRのデザインは嫌いで、出口を違うタイプのものに付け替えました。
にもかかわらず、全開にしたら、抜けなくて交換・・・。
次に買ったのが、③のトラストBL-SUSエボリューション。
ふちはあるし、抜けるし、静かだし、これはすごく良いマフラーでした。
バブリーな頃のマフラーなので、性能も良いのかな~なんて思ったりしていましたが
後から考えると、70φ絞りありマフラーだったので、②の60φよりは太いから吹けたという事なのかなぁ~と思っています。
しかし、ストレート構造の宿命なのか、最近ではちょっとウルサクなってしまっています。
現在、430馬力くらいのうちの車に合う対策が必要です。
①トラストのマフラーを治す。
マフラー修理の店によると工賃が4万くらいかかるらしく、元に戻る保証なし。
②APEXのECVを付けて必要に応じて絞る。
誤って締めたまま全開にしたり、街中でどれくらい締めてよいのか加減もわからないし使いにくそう。
③藤壺レガリスRエボリューション メイン76.3φ 60φ絞りあり
60φ絞りは、ちょっと細すぎる。
④HKSスーパーターボマフラー メイン85φ 80φ絞りの噂あり ストレート構造
私には、たぶんウルサイと感じると思われる。出口は良い感じ。
⑤アペックスRSエボリューションマフラー メイン85φ→95φ ハイブリッドサイレンサー構造
出口が嫌い、ウルサイとう噂も。
⑥柿本R メイン80φ ストレート構造
近接騒音値は90dbと低いが、3万キロも走ると音が大きくなるとのこと。出口も嫌い。
⑦プロストックレーシング N1サイレントマフラーVerⅡ メイン76.3φ ストレート
藤壺製で作りが良く、静かで抜けるらしいが、値段が高い・・・。
さて、どうしましょ?