
【テラノ坂】
それは兵庫県赤穂市にある防火林道の一部を指します。
正式な名称ではなく「日産・テラノ」が置き去りにされていたことから、通称「テラノ坂」と言われるようになりました。
※画像参照
ちなみに、現在では横倒しになったジムニーが仲間入りしているらしいです。
オフロード車を2台も廃車にするとはまさに魔物の棲む坂ですね。
今回のツーリングはそんな「テラノ坂」が目的地です。
【林道ツーリング~2月13日~】
セローのフォトギャラリーをご覧下さい。
ネットで場所を特定したのですが、肝心の林道への入り口が分からない。
グーグルアースを使って大体の目星をつけて、いざテラノ坂林道へ!
・・・見事に見当違いの場所に辿り着きました。
せっかく1時間以上掛けて来たのに引き返すのは勿体無い。
とにかく山の麓を走り回って見ることにしました。
そして、30分ほど彷徨いやっと目的の林道へ到着(*´∀`*)
うねる様な路面にガレた道。
走り応え十分でテンションはうなぎ上り!
しかし、そんな浮ついた気分を吹き飛ばすような現実が目の前に現れました。
第一印象・・・「トライアルバイクの大会ってこんな感じだよなぁ」
写真だと分かり難いですが、なかなかの傾斜がある坂道です。
みんさんの自宅にある階段を幅4メートル、長さ25メートルほどにして写真のような地面にすると実物の坂に
近づくと思います。
ここが登れなければ、テラノ坂なんて夢のまた夢!
下見をしっかり行い、走行ラインを決めて初めてのヒルクライム(≧▽≦)ゞ
迫力も何もあったもんじゃないですが、実際に走った自分からすればよく頑張ってると思います。
ソフトボール程の石からボーリングの球よりも大きな石がゴロゴロしているので、実際に走れるラインは
かなり限られます。
初ヒルクライムを一発で成功させた余韻を味わう暇も無く、すぐに第2セクションが姿を現しました。
長さ、ガレ具合のレベルが上がってます・・・
登れるかなぁ、と思いながら下見を開始。
道の中央は岩だらけで走れたもんじゃありません。
そうなると、残るラインは両端の僅かな隙間のみ!
一番走りやすそうなのは日陰になっている右端の50cmほどの走行ライン!
そこから頂上を目指します。
しかし、このラインは3分の2ほどの登った辺りに、泥パックでコーティングされたようなすごく滑り易い
部分がありました。
埋まった岩のおまけ付きです。
上りきれるかどうか不安でしたが、自分が走れそうなラインはそこしかない!
意を決して本日2度目のヒルクライムを開始(*´∀`*)
・・・見事に泥パック路面で撃沈しました。
埋まった岩でバランスを崩してバイクが傾き、リアがズルッと滑って転倒!?
シートが坂の下を向く、斜面では最悪の転び方をしました。
何とかバイクを起こし、ゆっくりゆっくり坂の下へ・・・
幸い、セローも自分も無傷で済んだのですが、心が折れてしまったので再トライする気になれず今回のツーリングはここまで!
ちなみに第2セクションのヒルクライムも撮影していたのですが、SDカードのエラーで記録できていませんでした。
決定的瞬間だったのに・・・
しかし、第1セクションを登って来てるのでそこをまた下らなければいけません。
おっかなびっくりな下りの様子↓
ずるずる滑りながら下りて来ました。
結局、目的地である「テラノ坂」を見ることすら出来ずに帰宅。
自分の未熟さを痛感させられるツーリングとなりました。
でも、これは良い経験が出来たと思います。
今回の林道ツーリングで一つの目標が出来ました。
「年内にテラノ坂を見る」
そのためにはもっともっと走りこまないと!
情報提供をして頂いた、こうめてるぞうさんありがとうございました。
おかげで今まで走った林道の中で一番走り応えがある、素晴らしい林道に出会えました(*´∀`*)
眺めも最高です♪
いつかはこの林道を走破できるくらいに腕を磨いていきます!
ブログ一覧 |
カモシカツーリング | 日記
Posted at
2011/02/16 01:31:50