フロントラテラルロッド・ステアリングロッド補正

リアラテラルロッドに続いてフロントも補正パーツを入れます。

調整式ラテラルロッドのロックナットを緩めます。

固着が酷かったのでウィンチの力を借りました。

作業スペースを確保。

左前輪・ステアリングロッド・スタビライザーは外しておくと楽になります。

リアとは違いフロントラテラルロッドのボルトにはＲピンがあります。

１９ｍｍのソケットで取り外し。

アップブラケットを取り付ける前にスパッタ掃除。

リーディングアームのボルトを一本付属の物と交換する必要があります。

ブラケットの固定にも使う部分なので、純正のボルトでは長さが少し足りません。

１７ｍｍソケットを使用。
締め付けトルク９５Ｎｍ

ホーシングとブラケットを固定するボルトが入らず、少しだけブラケットの穴を削りました。

スペーサーの入れ忘れに注意。

調整式ラテラルロッドは目一杯短くしました。

ブラケットの取り付け完了。

１９ｍｍのソケットを使用。
締め付けトルクは１６０Ｎｍ

後でオーバーフェンダーから垂らした糸と左右ホイールのズレを確認。

ブラケットの固定用ボルトが通らず、スパッタ取りや穴の拡大等試行錯誤にかなりの時間がかかりました。

ラテラルロッドの調整範囲内でブラケットの取り付けが出来たのでステアリングロッドの補正に入ります。
まずはロックナットを緩めます。
エナペタルの太いステアリングダンパーを装着しているので、ロックナットを緩める工具が入りづらい。
車体側のみボルトを外してだらんと下げておきました。

ボールジョイントはＲピンを外して脱落防止用のナットを付けたままタイロッドエンドプーラーで「バコンッ」と外します。

１７ｍｍのソケットを使用。

写真付きの説明書通りに部品を組みます。
これはすごく簡単。

ピットマンアーム側は純正のまま。
ステアリングロッドとボールジョイントが補正パーツと交換。

ゴムブーツは別売り１，３２０円

純正はボールジョイント式のロッドが下になっていました。

補正後はピロボール式になりロッドが上になります。

１９ｍｍのソケットを使用。
締め付けトルクは１１２Ｎｍ

ホイールとのクリアランスが少なくなった為、ピロボールのナイロンナットとバランスウェイトが干渉。

分厚いウェイトが削れていました。
柔らかい鉛で助かりましたが、ホイール５本全てのバランスウェイトを内側へ移動させる必要が出てきました。

ホーシングのズレ。
ハンドルセンターのズレ。

試運転をして調整する必要があります。