
納車から約10ヶ月が
勃経ち、真夏の灼熱と冬場の低温を経て塗装面もだいぶ落ち着いたと判断して、プロのコーティング施工をシてもらった♪
ちなみにV37スカイラインは “ スクラッチシールド ” という自己修復性のクリア塗装が施されている。→ コレがかなりイケていて、自動洗車機にブチ込みまっても磨き傷なんかほとんど気にならない!
が、軟質という特性からか、熱せられた雨水に弱いっぽい。夏場の雨上がりには水滴のレンズ効果で塗装面がクレーターみたいに凹む。更には水垢を吸着し易い気がする。
本来のクリア塗装面の身代わりになってくれているんだけど、下地の輝きがスクラッチシールドの水垢や凹みを目立たせてしまっている。
それでも今までカー用品店で市販されているヘタなコーティング剤は、納車から半年となる8月までは塗らないでおいた。
通説では、“ 現代の自動車塗装はいきなりコーティング剤をかけても大丈夫 ” らしく、ディーラーでも納車時からの施工を勧められたが、断った。
新車の塗装が完全硬化するまで約半年以上は、“ 動く ” からだ。
→ これは Ken-G. のクソ知識ではない。
開発の人間(→ リンク )が述べているのだから、あながち間違いではなかろう。
自己の体験では、ギターやプラモデルの塗装。それらですら目に見えて分かる位だから、程度の差はあれクルマの塗装も同じだろう。
もしも屋根付きの駐車場やガレージだったら1年位はコーティング剤を塗らずにおきたいところだったけど、青空駐車ではそうもいかない。鳥糞や水滴の蒸発によるダメージを極限したくて、9月頃からは犠牲被膜として市販のガラス系コーティング剤を施していた。
コーティング剤を塗布する前には、化学分解タイプの水垢シャンプーで洗うだけ。コンパウンドなんてかけないから完全には水垢は落ちないし、凹んだクレーターが埋まるワケでもないが、それで良い。
→ 12月にはプロのコーティング屋に出すと決めていたから【 笑 】♪
お店は
KeePer LABO 上溝店(→ リンク )。
Web からも予約できるけど、一度車の状態を観てもらうため直接お店に行って相談しながら施工内容を決めた。
案の定、けっこうなダメージとの診断。特に鳥糞の跡。よりによって真夏場、フライパン状態のボンネットに投下された爆弾( 笑 )。しかも仕事で車を離れていたから、かなりの時間
フライドチキンシットがジュージューと焼き付けられたのだろう。たまたま市販のコート剤を塗った後だったのがせめてもの幸いか。おかげで汚れは落とせたものの、スクラッチシールド層が浮いてしまった( 或いはガラス系コート剤 + クソのクリア硬化成分がクソの模様型に “ 熱転写 ” された【 笑 )。→ コレは素人ではもう施しようの無いダメージ。
そういう状態であったので、ボンネット・ルーフ・トランクの上面はスクラッチシールド層を整える程度の研磨をかけ、その上から “
ダブルダイヤモンドキーパー ” なるコーティングを施工してもらった。
V37にも長く乗るであろうから、多少値が張っても丈夫な塗装面にしておきたい。数年後、例えばチューニングがしたいのにサビ補修の板金にカネが掛かって・・・、なんてミジメで哀れめな思いはもうシたくないからな( 笑 )。
まぁ初期投資、って事で☆
そしてクルマを預けて半日後の夕方、当日中に終わらないとの旨の連絡があった。もちろん焦って施工されるよりも、時間は気にせずジックリと、と伝えた( 笑 )。代車も有るし、むしろそのマーチで食べに行った
ラーメン二郎 で腹がパンパン & 睡魔で行動不能状態だったというのが正直なところだったりシたものだ【 爆!】♪
翌朝、寝ぼけたままクルマを取りに行くと・・・、

工場の奥にはまるでラインアウトしたばかりの、目の覚めるような輝きを放つ
サザビー、じゃなくて( 笑 )V37 Ken-G. 号が・・・!
施工してくれた技師からひと通りの説明を受け、クルマの確認をすると、鳥糞の跡も水滴クレーターもキレイ☆サッパリと無くなっている!
それから艶がハンパない。まさに
納車直後の新車以上に・・・♪
ピカピカ☆
ピカピカ☆
自宅の薄暗い駐車場でも・・・、
ピカピカ☆
ピカピカ☆
パール塗装特有の軽いマジョーラっぽい色変化も強く出るようになった( → 人間の目よりも、写メやカメラなどの感光装置の方が色変化を拾いやすい )♪
グリルやフォグランプのフチ等の細かい所もキレイに手入れされて、非常にありがたい♪

施工後は証明書も付いてきた。
ディーラーその他のカーサービス店ではヘタにワックス等を塗られないように、一言伝える必要があるな。証明書は車検証に入れておこう。
以上、コーティング施工のブログ終わり!
え~ッ!
って( 笑 )?
いくらシたんだよ~ッ! 肝心なとこナシかよコラッ!、って( 笑 )?
→ ホームページに細かく載ってますから( 笑 )。
まぁとにかく安くはない。Ken-G. 号の場合はコーティング:約¥9万 + 部分研磨:約¥3万で、約¥12万。
でも考えてみな。
洗車が好きな奴が本格的に洗車に臨むとしたら、一体幾ら掛かる?
洗車スポンジ ¥1000
研磨剤用スポンジ ¥1000
コーティング剤用スポンジ ¥1000
水拭き用クロス ¥2000
コーティング剤用クロス ¥2000
洗剤 ¥1000
水垢洗剤 ¥1000
粘土 ¥1000
コンパウンド( 2~3種類 ) ¥3000
コーティング剤 ¥3000
洗剤場( 水洗い4回 ) ¥2000
※値段は目安。
“ 本格的な洗車 ” なら、材料は全て新品という条件。→ 以上の物だけでも約¥2万近くに及ぶし、クロス類は有れば有る程良いから、実質は¥2万オーバーだろう。
上記の物を全て使う洗車なら、3ヵ月はシャンプー洗い + コーティング剤でイケるだろう。そして洗車の頻度は最低月1~2回としたら、3ヵ月でコーティング剤も無くなるから、残り9ヵ月分: + ¥9千。
洗車場代は? 月1回 × 12 + 3ヵ月に1度のガチ洗車で¥2千 × 4で年間約¥2万。
トータルすると、年間で約¥5万位は掛かるねぇ。
ちなみに電動ポリッシャーなんて買ったら、めでたく¥10万越え!
で、こまめにキッチリ洗車する時間はいつでも有るの?
労力・体力は大丈夫? 妥協しない( 笑 )?
洗車場ではいつでも晴れて風が無くてホコリが舞っていないの?
トイレ有るの? メシ食わないの?
プロでも丸1日掛かるんだから、最低トイレは必須だよね?
しかも途中で雨が降って来たりしたら、作業の全てが
パァ!。
特に磨き出した塗装面やコーティング剤を塗っている最中だったら、むしろクルマに大ダメージを与えてしまうから。
そうなったらまた時間と小銭と大労力( 根性 )使ってやり直すの?
もしかして、晴れの休日は全て洗車に捧げるの?
Ken-G. わ
洗車よりもラーメン二郎の方が大事だ【 笑 】。
以上の労力・時間・コストを考えたら、セルフ作業の倍は掛かってもプロに任せる価値と恩恵は充分過ぎる程有るのが分かるハズ。
コーティングの皮膜により汚れが定着しにくくなるから、トラップ粘土やコンパウンド磨きなんて作業ともオサラバ☆
汚れたら通常のシャンプー洗車をして、市販のコーティング剤を塗る必要の無くなった分はタイヤやホイール、マフラーの手入れに回せるし、そんなことしないでラーメン二郎に行っても良い( 笑 )♪
それからプロショップのコーティング剤とポリッシャーを持っていたとして、洗車場や自宅の庭でプロと同じクオリティーに仕上げられるのかと言えば、答えは
Noだ。
“ 屋外 ” という時点で既に間違っている。風が無くとも砂埃は舞っている。それをコスり付ける事になるから。
ならばクルマ趣味専門のガレージを有するようなリッチマンなら可能かと言えば、やはりNoだ。そしてプロの設備・道具・材料はプライベーターでは揃えられない。カネ次第で何とかならない部分もあるのだよ♪ 実際、DIYでクルマ磨きがしたくてプロショップを買収したなんてクレイジーな事象は、現時点の現実世界では生起していない( 笑 )。
それでもプロの設備環境でクルマ磨きがしたいなら、プロになるしかない。試験合格できる( 笑 )? 晴れてプロになっても、磨くクルマは他人のクルマ【 爆 】!
とにかく今の Ken-G. には “ 時間 ” が凄く大事。
クルマもキレイにしたいけど、遊びにも行きたいし、その貴重な休日だって限られているから。
今回、KeePer LABO でお世話になって、洗車に対する価値観がかなり変わった。
クルマはキレイにする事が “ 目的 ” ではなくて、
“ キレイなクルマ・長持ちするクルマでいつでも気兼ねなく出掛けられる事 ” が大事なんだ、ってネ♪
R33に乗り出して数年間の若い頃は、コーティング屋に出すカネなんて無いからホント、先述したガチの手入れをこまめにやっていた。だからこそ19年も乗り続けられたという矜持もあるし、プロショップの有り難みも痛感した!
今回確信したのは5年後、いやその先も、KeePer LABO 上溝店には感謝し続ける事になるだろう、という事だ( 笑 )♪