ENDLESS 6POT COMPACT MINI.  

　
　通称、“チビ６”とメーカーも呼んでる、純正サイズローターに装着可能なキャリパーです。

　純正キャリパーが内部腐食して他界されたので、１６インチも履けるコイツを思い切ってポチりました。
　キャリパー単体キットには本体、パッドに加え、ステンメッシュホースが付属する嬉しいセットです(笑)。

　パッドは各種選択可能で、ブレーキバランス的に“SS-M”というノンアスをこのチビ６に装着。
　それに合わせてリアも別途、新調。セラミックカーボンメタルのハイエンド、“CC-Rg”にしました。

　今までは純正住友4POT＋カーボンメタルパッドで充分だと思っていましたが、性能的には段違いです。

　ヤワなノンアスパッドなのに、すんごい効きます。これでメタル系を入れたらロック必死かも…。
　ロックさせるつもりでオッカナビックリ(笑)、強くブレーキペダルを踏んでもパッドのおかげか、意外とコントロールは楽。ロックからリリースの特性が穏やかで、“タイヤを鳴かせながらも転がす”ブレーキングがKen-G.のようなヘタレでも簡単に出来ちゃいます。

　ただし、減速Ｇは強烈です。今までと同じブレーキ・ポイントで踏むと、間違いなくコーナー以前で止まっちゃいマス(笑)。
　サイズアップしたキャリパーの恩恵を受けるには、今までよりもブレーキ・ポイントを奧にしなければなりません。短い制動距離で良く止まるから当然なんですが…。要は“突っ込み”が遅かったら意味が無いのですね。→コレ、ヤってみると恐いッスよ～(笑)！山だとガードレールに更に近付いてからブレーキングする事になりますから。それでもドギュン！と減速して曲がっちゃう！ もー運転が大変…。

　一番心配していた前ノメリで簡単にロックしてしまう事は今のところ、無いですね。これはリアに強いパッド入れてるのと、車高調セッティングの要因もありますから。

　もはやKen-G.レベルの公道走行には持ち腐れ過ぎです。近いうちサーキット走りたい！

　そう思うようになりました。
　


【因みに、ローターが中古の場合、かなり盛大に『吠え』ます(笑】