
20代半ばの頃から999.9の眼鏡を愛用している。
他にも白山眼鏡、オリバーピープルズ、ジャポニスムなどそそられるメーカーはあるんだが、999.9を使っていてデザイン、かけ心地、耐久性など総合的に不満がまったくないため、泰八郎謹製のセルロイド眼鏡を一本持ってる以外はもっぱら999.9の眼鏡ばかりかけている。
シンプルで奇をてらわない999.9のデザインだが、意外と流行に左右されて廃盤になったり、新しいモデルが出たりする。
999.9が登場した頃からいうと、おおまかに10年周期でオーバル→スクエア→やや大きめのラウンド、と主なラインナップが変わっている。
これはたとえばオーバルからガラッとスクエアにラインナップが変わるとかじゃなくて、徐々にオーバルが減ってスクエアが増えていく、という変化をする。
で、現在やや大きめのラウンドが流行っていて、特に若い人を見てるとそういう眼鏡をかける傾向が強いんだが、999.9もやや大きめのラウンドが主力でスクエアもあるという状態。オーバルはほぼラインナップから消えている。
私の場合、30代半ばの頃に買ったS-821Tというスクエアのモデルをふだん使ってたんだが、これがだんだん似合わなくなってきた。
もともとスクエアのモデルは私のような口角が下がってふだんから無愛想に見える顔には似合わない。
なんかスクエアでやや釣りあがった眼鏡をかけると無愛想というより「性格が暗いヤツ」に見えてしまうのだ。
これが現在40代半ばとなると加齢で顔の皮膚がたるんで、ますます口角が下がりブルドッグぽくなる。
ここにスクエアで釣りあがった眼鏡を合わせると、ときどきこんなおじさんいるよね、とは思うんだが実際の人物より「陰険」「ムッツリ」に見えてムダに損をしてしまう。
そんなわけでオーバルのS-241Tをメインの眼鏡に切り替えたんだが、これはもう余裕で20年モノである(999.9の耐久性はスゴイのだ)。
アルマイト処理と思われる塗装も少し剥げてきていて、ダメじゃないんだができればサブの眼鏡にしておきたい。
で、新しく999.9の眼鏡をオーバルでナイロールという形状に絞って探したのはいいんだが、上述の通り現在オーバルでしかもナイロールとなるとラインナップから消えている。
かなり根気良く中古を探してようやく「これですわ」というものを入手した。
S-520T。
おそらく2008~2009年頃のモデルだと思う。
色はフロントがチタン、テンプルがグリーン。
レンズはあとでクリアレンズに換える。
Posted at 2023/05/11 06:04:10 | |
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