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◇画太郎◇のブログ一覧

2013年04月28日 イイね!

おふくろの味

おふくろの味小倉からウチの母親が父方の祖母の墓参りに来たので、羽田から府中の叔父の家まで送迎に行きました。
ウチの父親ははっきり言ってどうしようもないやつで、たまに帰省すると「父さん…酸素欠乏症にかかってしまって…」と言うアムロの心境がすごくよくわかるんですが、母親のほうはべつに親子というのを抜きにしても、やはりたいした人物だと思うのです。
具体的に言うのもなんですが、親父が甘い見通しの個人事業で失敗した数千万の借金を、「あんたたちが帰る家がなくなってしまうから」という理由で、40過ぎから働きに出て完済したんですが、フツーに考えるとそうそうできる話ではないと思います。
こう書くと九州の肝っ玉かあさんみたいですが、もともとはお嬢様育ちなので、ずいぶんのんきな性格をしてます。で、40過ぎまで専業主婦で一切働いたことがないのに、数千万の借金を返したことにも、あたりまえのことをしたというか、特段なんとも思ってないようです。
そんなわけなので父親のほうはちょっとアレですが、母親は親戚一同、一目置かれているのです。

母親といえば、4、5年前に僕の当時の会社がリーマンショックでポシャってしばらく実家で生活してた時期があるんですが、そのときは母親がまだ働いていたので、特に手料理を食べるということもなく。
ただ、同じものでも母親じゃないと作れない料理というのがあるわけで、もう一度食べたいというものがあります。今回はなんとなく言いそびれてしまいましたが…。
一つはコロッケ。単なるコロッケなんですけどね。よそで同じもの食えないんですよ。かなり大きくて中がざっくりしてる。あと、どんど焼きというのがあったんですが、今で言うチヂミに近いのがありました。お好み焼きはお好み焼きでべつにあったのでそれとは違うんですが、それ状のものにただニラが入ってモチモチしてるおやつ的なものです。それからホワイトソースという、クリームシチューに近いんですが、もっと濃厚な味のする謎の食べ物がありました。
母親ももう退職してのんびりしてるので、帰省したときにでも作ってもらおう。

一方、府中の叔父の家では、こちらが時間がなくあいさつ程度しかしてないんですが、以前の記事・オレんちの系譜で、家系がかなり誇張されててわけわからなくなっていることに、叔父が70過ぎて不安になったらしく、わざわざ熊本に行って調べてきたようです。
で、話を聞くと、やっぱりわけわからん。見栄で誇張されてるというよりも、単純に複雑で理解しづらい。わかりやすく尾ひれがつくのもしかたなかったのかも…。兄弟で苗字が違ったりするし、養子に行ってるのに元の姓に戻したりしてるし…。
ルーツをたどると、熊本の玉名近辺の菊池川を挟んで戦国時代、島津・龍造寺・大友がたびたび進出・衝突し、そのときに土着したのではないかということでしたが…正直ちょっとよくわからない話でもあります。
ただ、熊本の玉名で叔父が手に入れた、祖父が生まれたばかりで一族が集まってる写真は、皆なかなか立派な顔をしておりました。
Posted at 2013/04/28 07:31:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2013年04月17日 イイね!

開高健/輝ける闇

開高健/輝ける闇なんていうんでしょうね、人が30年、40年かかっても何ひとつ本質的に理解できなかったことが、たった1日の経験で深甚に理解できてしまうということがあるわけで。
あちらの声、こちらの声に耳を傾けても、いずれも真実とはほど遠く、真実や本質とは言葉で伝わるものではなく、匂い、のように直截に触れなければ理解したとはいい難いものであるわけで。

ベトナム戦争についてあまたの声を聞き、あまたの論評・批評を読むよりも、この一冊の本を読めばすべてが事たりる。あまたの外からのあれやこれやの声というのは、すべて嘘なのだ。それらの声はプロパガンダなのか?そうではない。意図はない。人はわからないものをわからないままにしておけず、なんらかの解決を与えなければ気が済まない、ただそれだけのことだ。しかしそれらは真実とは違う。

ベトナム戦争の従軍記者として戦闘に巻き込まれ、200人の部隊のうち、生存したのは開高健含め17名のみであった。
現実の戦闘。包囲され全滅していく部隊には、緊迫したなかに不思議な緩慢さ、滑稽さがある。すべてを空想で緊密に描写した村上龍・五分後の世界の戦闘は圧巻だが、それらはない。現実ではないからだ。
危険な作戦であることはわかっていた。なぜ彼は同行したのか?

ベトナム戦争中の現地のカフェの空気、嬌声、喧噪、銃殺される少年。ベトナムのすべての情景は鮮やかで生々しい。それらのなかに身を置いて、フラッシュバックのように戦後の焼け野原、闇市で客を呼ぶ少女、復員兵、駅ホームの餓死者、機銃掃射、が脳裏によみがえる。
現在の東京で、日本でオブラートに包まれたように現実を見ていた自分は、実は窒息寸前だったのだ。いつしか東京は現実をそのままにとらえられない、匂いのない場所になってしまった。

現実を取り戻すための戦いの描写。
この本の題名を言い換える言葉はない。輝ける闇。
Posted at 2013/04/17 07:09:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味
2013年04月13日 イイね!

CANON IXY 3

CANON IXY 3同僚が東京書店でAV女優の撮影会があるのでコンデジくれ、というので「バカだなぁ」とは思ったんですが、自分がクルマに月数万使ってるのも向こうからしたらバカでしょうから、快く今まで使ってたコンデジ譲りました。おたがいパンツ一丁までで2ショット撮影できるみたいです。
そんで、今までながらく使ってたCANON IXY DIGITAL 10からCANON IXY 3に換えたんですが、デジカメってどういうわけか、あまりこだわりないのでデジイチなどはハナから考えず、なるべく今までのと似てるコンデジへ。
とりあえずケースは以前より高級感あってキラキラしてる。液晶がワイドインチ化したせいで各種ボタンが押しづらい。
710万画素→1010万画素ですが、素人目にたいして変わらず。ちょっと明るく撮れるようになったかなあ、という程度。あと手ブレは出にくくなったのと接写・ズームに強くなったのと。それよりむしろ画像サイズが大きくなって画像を投稿するのがメンドクサクなりました。
いまいち詳しくないんですが、CANONは自然で柔らかく撮れるけど、色彩の鮮やかさには欠けるみたい。
Posted at 2013/04/13 22:13:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | モノ | 趣味
2013年04月09日 イイね!

マフラー交換(柿本改 einsatz S-622)

マフラー交換(柿本改 einsatz S-622)柿本改のアインザッツにマフラー交換してきました。まあ、けっこう前に交換してて、いろは坂走りに行って焼いたりしてたんですけどね。

テールカラーを2タイプ、チタンフェイスとブラッククロームが選べるんですが、チタンフェイスを選択。思ったほど派手でもなく、ちょうどよい感じです。出口形状はカールタイプを選択したんですが、カールさせてないほうがチタンカラーは目立ったでしょうね。まぁ好みです。テール径は純正60φ→80φになりますが、「マフラー換えたったぜ」と、ほどよい主張感で、イイんではないでしょうか。

音量は近接排気騒音、純正86db→89db。野太い重低音、純正に近いがもう少し低音かな?ですが、純正+α程度で、ご近所的にはまったく問題なく。ケイズで音量測定するまでもない感じで、助手席に人乗せても下手すりゃ気づかないかな?という感じです。回せばいい音するのかなと思ったんですが、高回転ブン回してもやっぱり静かです。室内へのこもり音はやや増したような。

意外だったんですが、いちばん効果を感じたのは性能面ですかね。自分、社外マフラーって1に見た目、2に音、3に性能と思ってたんですけどね。老舗の社外品は侮れんです。柿本のHPのパワー&トルク曲線では、全域的に底上げされてるんですが、実際、特にトルク痩せしたとか、高回転の伸びが良くなったということはなく、全域でそれなりにパワー&トルクが増してる印象ですかね。劇的に、ってこともないですが、気持ちいいのは間違いねーです。

排気の抜けが良くなったぶん、ゴルフGTI純正マフラー特有のふん詰まり感、まぁこれがGTIのじゃじゃ馬感・やんちゃ感を演出してる要素でもあったんですが、それが解消され、低中速域からもたつきがなく、自然に回転が上がり、ブーストがかかり、街乗りレベルからクセがなく、扱いやすく速いクルマになりました。個人的にはこちらのほうが好みだし、サーキットでの立ち上がり加速の効果もそれなりに期待して良さそうですね。
もっとも、ブースト立ち上がりの改善は以前のこの記事この記事を見ればわかるとおり、以前から個体差としてブーストのかかりが遅く重かったので、これはエアクリを疑ったりしてたわけですが、純正マフラーがやや瑕疵のある個体でその原因だったのが交換してみて判明した部分もあるので、よけいに印象として強くなってる部分もありますが。

ま、高い金出して交換した価値があったかというと、それなりにあったということだ、というわけで、性能的に吸排気の交換には否定的だったんですが、特にネガティブな要素というかトレードオフされる部分がなかったので、吸気のほうもやってみていいのかなぁ、という気になってます。
Posted at 2013/04/09 20:56:24 | コメント(5) | トラックバック(0) | ゴルフGTI | クルマ

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