
先日、ロードスターのバッテリーを交換しまして、NA、NBはバッテリーを後方、トランクルームに積んでるんですが、ウチのNC、あとNDは前方、エンジンルームに積んでます。
スポーツ車だと前後重量配分の関係でバッテリーを後方に積むことが多いんですが、NCからエンジンルーム内に積んでるのはなんででしょうね?
フツーに考えるとフロントの重量増になりそうな気がしますが、NCはNA、NBより運転席寄りに重量物を配分する設計で、エンジンを極力後方に下げ、燃料タンクを極力前方にやってるくらいだから、バッテリーがエンジンルームである理由くらいはなにか根拠があるんでしょうね。そのわりにはバッテリーの搭載位置はエンジンルーム内でも特に後方に押しやってるわけでもないみたいですが…。
BMWの1Seriesなんかもバッテリーの搭載位置は前後重量配分を考慮してトランクルームですね。
VWゴルフR32も確かバッテリーがトランクルームだった気がしますが、アレは単に3.2L挟角V型エンジンを積んで、エンジンルーム内がパンパンになるせいでしょうかね。
バッテリーはふだん、ハンドルがスマートだったり、インジケーターの色でバッテリーの状態を確認できてメンドクサクなかったり、交換日時がわかりやすかったり、なにより安価で信頼性が高いので、ACデルコを好んで使ってます。
NC純正(GSユアサ)と同サイズを使用した場合、46B24L→55B24Lでバッテリー容量とCCA値は増すんですが、バッテリー重量は11.5kg→12.3kgと0.8kg増となります。
またパナソニックCAOSの60B19Lを使用すれば重量9.4kg、純正比-2.1kg、ACデルコ比だと実に-2.9kgの軽量化になります。そのうえバッテリー容量は増える。
グラム単位で軽量化してるロードスターの場合、この差はけっこうデカい。
ただサイズが異なるのでOdulaなどのバッテリー移設キットを使用しないと取り付けられないと思いこんでたんですが、みんカラを見てるとそのままでもバッテリールーム内に取りつけられるっぽい。でもアレしっかり固定はできてるんでしょうかね。フツーに走るぶんには問題なくても、仮にスポーツ走行なんかしたら、どうなんだろう。
あとはリチウムイオンバッテリーを使用すると、たとえばALIANT・X4だと重量1.62kg。
純正比で実に9.9kgの軽量化になります。
リチウムイオンバッテリーは鉛バッテリーよりもはるかに高価ですが、軽量化自体がそもそも金がかかりますので、これだけの軽量化となると効果はかなり大きい気がします。
ただ、メンドクサそうというかよくわかんないんすよね。みん友さんだと確かGinaさんが付けてたと思いますが…。
冬場の始動でセルスターターを回す為に十分な電圧を発揮できない為、活性化を行う必要があるとか、自分の場合、2週間からヘタすると1ヶ月、車両を放置するんですが、HPを見ても放電対策のメンテナンスはいるのかいらないのかコレどっちなん?って思ったりとか(そういう意味では現状の鉛バッテリーは使用頻度に鑑みてちょうどいいです)、仮に完全に放電しちゃうとリチウムイオンバッテリーってヤバいんじゃないかと思ったりとか。
Posted at 2016/11/07 06:01:41 | |
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