エンジンフルオーバーホール(仕様詳細)169830km
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
2025年1月1日 169830km エンジン載せ換え済み
無事にエンジン載せ換え完了したんで、エンジンの細かい仕様をまとめて記載しておきます。
エンジンベースは、ソレックスキャブが組まれてたサーキット、峠用に使われていたクローズドデッキのH22A1になります。
2
・ピストンヘッド鏡面加工
3
・ピストン/コンロッド/ベアリング/ピストンリング含めたトータルでの重量合わせ
4つ全て1041.5gに調整。
4
・燃焼室鏡面加工
形は変えずに、鋳肌を落としてポリッシュしました。
5
・エキゾーストポート研磨/整形/ナイフエッジ化/鏡面加工/エキマニガスケットに合わして段付き修正
6
・インテークポート研磨/整形/ナイフエッジ化/インマニガスケットに合わして段付き修正
ポート研磨は、ナイロンバフ研磨までやって肌は整えてますが、エキゾーストポートのように鏡面まではやってません。
7
・インテーク/エキゾーストバルブ鏡面加工
インテークバルブは摩耗が酷かったんで新品を使い、エキゾーストバルブはリフェースしてもらい再使用しました。
8
・シリンダーヘッド加工(TODA racing)
・バルブシートカット+出しろ合わせ×16箇所
・エキゾーストバルブリフェイス×8個
・バルブ擦り合わせ×16箇所
・ヘッド面研(0.1mm)
9
・カムシャフトラッピング
ジャーナル部、カム山、全て鏡面加工しました。
10
・カムシャフトホルダージャーナル部ラッピング
もちろんシリンダーヘッド側のカムシャフトジャーナル部も鏡面仕上げです。
11
・ロッカーアームラッピング
ロッカーアームシャフト、シャフトを通す穴も全て鏡面仕上げです。あと、VTECスライドピストンも鏡面に仕上げました。
12
・クランクシャフトジャーナルラッピング
13
・クランクメインベアリング交換
使用するベアリングは、純正が販売終了の為『KING RACING METAL』を使用です。
トリメタル銅ベースの俗に言うブラックメタルですね。サイズは、もう少しクリアランスを狭くしたかったのですが、簡単に手に入るサイズが0.026アンダーサイズだけだったんで、これで我慢です。
オイルクリアランスは、0.041〜0.0475mmくらいです。
14
・コンロッドベアリング交換
コンロッドベアリングも『KING RACING METAL』のブラックメタルを使用。
こちらも、スタンダードサイズではガバガバ過ぎたんで、①番以外は全て0.026アンダーサイズで組み付け。
オイルクリアランスは、0.0335〜0.0385mmくらいです。
15
・スラストメタル交換
スラストメタルは、ACL製強化タイプのスタンダードサイズを使用。組み付け後のクランクシャフト縦軸方向の遊びは、0.117mmでした。
16
・KSTUNED バランサーシャフトエリミネーターkit
一度はやってみたかったバランサーシャフト撤去。これを組みたいが為に、シリンダーブロックもバラす事になり、結果徹底的にやってしまったって言うね。。。予備エンジンのはずが。。。こんな事なら、最初からCL1エンジンと2個イチで作るんだった。。。
17
・トラスト強化タイミングベルト
極力ベルトたわみを減らす為に強化を組みました。
18
・液体ガスケット仕様オイルパン交換
CD6のオイルパンは、ゴムパッキン仕様になり、オイル漏れし易いんで、液体ガスケット仕様のCF6オイルパンを組みました。
CL1オイルパンの方がわずかにですが容量多いんで、本当はCL1オイルパン使いたかったのですが、エンジンから外れてる手持ちの液体ガスケット仕様のオイルパンがコレしかなかったんで、仕方なくCF6用を組みました。CF4無限フロントパイプを組んだんで、結果CF6用が干渉せずに組めたんで、結果OKとなりました。
19
・JUNハイストリートフライホイール。
クラッチはノーマルを使用。
バランサーシャフト撤去と相まって、まぁまぁヤバいレスポンスです。。。まぁでも、思ったほど乗り難い感じはないですね。
20
・BB6 TYPE-Sインテークマニホールド/インジェクター/スロットル流用
かなり以前より企んでたBB6TYPE-Sインマニ流用です。性能的にはCL1インマニを流用する方がパワーは出ると思いますが、CL1インマニ流用は、ちょいと厄介ごとがあるし、もうそうそうブン回す事無いんで、低回転のトルクを残しておく為にも可変吸気システムが欲しかったんで、このCL1と同じサイズのスロットルが使われてるBB6TYPE-Sインマニを流用してみたかったんですよね。運良く知人より譲ってもらえたんで、ラッキーでした♪♪
因みに、スロットル径の違いは、CD6のIN側が62φに対しBB6用は66φ、そしてCD6のOUT側が60φに対してBB6は62.5φになります。
21
・インテークマニホールド段付き修正(シリンダーヘッド側、可変吸気システム側)/ポート研磨/鏡面加工(IN OUT道具が届く範囲内)
あまりやる意味は無いだろうけど、工具が届く範囲内で鋳肌を落とし、バリを除去してシリンダーヘッド側はナイロンバフ仕上げまで磨き、可変吸気システム側は鏡面まで磨きました。
22
・可変吸気システムポート段付き修正/ポート研磨/鏡面加工
こちらも、バリと鋳肌を落として鏡面加工です。
23
・サージタンク段付き修正(可変吸気側、スロットル側)/内部整形、鏡面加工
24
・スロットル鏡面加工/段付き修正
不要な段差を削り鏡面まで仕上げました。
25
2025年1月1日 無事にエンジンに火が入り、異音、油脂類の漏れもなく絶好調!!まだ、慣らし中で、燃調を合わしていってるところですが、ようやく永年の夢が叶いました。当初の夢は、一生に一度はフルチューンエンジンを!!でしたが、その夢は次第に変わり、一生に一度は自分で組んだエンジンを!!になり、遂に叶いました♪♪
因みに、まだ全然回してませんが、レスポンスが結構ヤバいですね。JUNハイストリートの軽量フライホイールの影響も大きいとは思いますが、やはりバランサーシャフト撤去によるレスポンスアップは絶大だと思います。まぁ、その代わり振動が結構出てるようですが。。。あと、今回エンジン内部も素人ながら手を入れたんで、パワーも少し上がってそうな気はします。元のエンジンが元気なくなってきてた事もあるかもですし、今回CL1ミッションによるギヤ比の違いからの影響もあると思いますが、車がかなり軽くなった感触がありますね。雰囲気的にはCL1に乗ってるような感じがします。
慣らしが終わって全開にしてみないと何とも言えませんが、まぁまぁ期待ができそうな雰囲気です。本当なら、フルコンでも入れてチューナーさんとこでセッティングとってやれば、エンジンも生きてくるんだろうとは思いますが、そんなお金はどこにもありません。。。けど、このエンジンで4スロ組んだら楽しいだろなぁ〜。やろうと思えば具材はあるんでできなくはないけど。。。まぁやりませんけどね。(笑)
早く慣らし終わらして全開にしてみたいところです♪♪
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