カーオーディオ仕様、2台目アンプのその後
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
その後の話。
少し話は逸れるが、去年の今頃、別の設計者の無帰還A級アンプ基板を組んだ。
画像はテスト試聴中の様子。
アイドリング1A以上流して、A級動作でテストしてみたが、チップセットの組み合わせと電源電圧が元々の設計値より高かったので、当初は調整に手こずったが、対策を施したらとても良かった。
しかし、A級動作とすると画像のような大き目のヒートシンクでもヒーターの如く熱くなる。
出力段もパラに改造したので、発熱量も倍だからなぁ。
電源はトロイダルの300VAと、電力容量は今回組んだ小型ケースも同じく150VAX2でずいぶんコンパクトだが、同じくパワーが出せる事になる。
これをこのままの出力段パラののままじゃ車載時には無理な話だが、シングル出力として、アイドリングを下げれば、いえけるかもしれんと思たったワケです。
2
今回のケースに合わせて、無帰還A級アンプをもう一組組んで試してみた。
バイアス1Aは流石に過酷すぎる。もっと下げて使う事として調整してみることにした。
無帰還アンプは、アイドリングを下げると歪特性が悪化し歪っぽい音になる。
発熱と電力消費をどのあたりで折り合いをつけるかだが、結局1/3程度の300mAまで下げて聴いてみたが、それでも悪くない。
最初に組んだ、デュアル出力段の電流帰還アンプ基盤でいくか、シングル出力の無帰還アンプにするか・・・
悩んだが、個人的な音の好みからすると、やはり無帰還アンプの音が好みだ。なんとも色気のある音色に惹かれる。
この基盤は小さい基盤だが、音は良いし、スピーカー保護回路も付いている。
但し、スピーカー出力オフセットは案外ラフで、筐体50℃ほどの時にゼロに調整すると、冷間時には+250mV程オフセットが出てしまう。巨体が温まるにつれ、段々とゼロになり更に温度が上がるとマイナスオフセットとなってしまうが、実用上は問題ないだろう。
3
その後、電源ラインを一部改良した。
この無帰還A級アンプは、プリントパターンも70ミクロンの厚手仕様ではないようで、電力を要する出力段にダイレクトに1.25Sqのケーブルを接続しケミコンで平滑。エミッター抵抗もサブ基盤に移植。
音も多少押し出し感が良くなった気がする。
これにてクローズすることにした。
4
車載の準備
スペースも限られるので、ベースプレートを作って、アンプボードに固定し取り付ける事にした。
5
すっきり収まったぜ。
そもそも、このスペースに古いSONY製の改造アンプを長年載せていたが、ここに入るの前提で、箱の寸法を割り出したのだった(笑
6
全容
右側の1号機がデカいので、ずいぶんコンパクトだ。
音も良いしパワーも十分。
これで、念願(自己満)カーオーディオもフル自作機となってしまった。
今現在リア側に接続させていおり、プラセボ全開だが勿体なすぎる。
リアのパッシブもこの土日、晴れてる間にでも再調整しよう。
いずれにしても、右側のデカい1号機の3パラ、nonNFBアンプも2号機のシングルnonNFBアンプも一般的なカーオーディオ用あんぷと比較して、かなり多めのバイアスをかけねおり、発熱量も多い。
今月いっぱいくらいの本格的に暑くなる前に、1号機の方は下ろし、夏用にと調整したCOMBAT4000改に載せかえよう。
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