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ちょっと前から始動直後〜エンジンが温まるまで（アイドリングの回転数が低くて安定しない時）、下回りからカチカチと金属同士が接触する音が出ていました。

サイレンサーを押さえると音が消えるので、アイドリングが低くて振動が大きい時にセンターパイプがバックボーンフレームのどこかに接触しているんだろうぐらいに思い、あまり気にしていませんでした。

ところが最近、走行中も時々音が出て耳障りになってきたので、そろそろなんとかしようかとチェックしてみました。

久しぶりにエランの下に潜ったんですが、センターパイプとフレームのクリアランスは十分にあって、振動ぐらいで接触するような様子ではありませんでした。

ではどこから音が出るんだろう？　と排気系統をあちこち手で掴んで揺さぶったところ、エキパイにガタが出ていることに気づきました。
エキマニとエキパイの接続部のボルトが緩んでいたんです。



ボルトは3ヶ所留めになっているんですが、赤のボルトの頭は5ミリほど浮いていました。
締め直そうとしたんですが、赤のボルトはこれ以上締め込めません。
熱で固着か…？ 焦りつつ緩める方向に回したら簡単に回りました。
ひとまず安心してボルトを抜いてネジ山をチェックしたんですが、特に異状なし。
試しにもう一度締め込んでもやっぱりさっきの位置までしか入っていきません。

何でかな〜？とボンネット開けて上からエキマニ側を見てみたら、黄色と青の箇所はエキマニのフランジに貫通穴が開いて雌ねじが切ってあったのですが、問題の赤の箇所はエキマニのネジ穴が袋穴になっていました。

もしかして…と、黄色のボルトを抜いて比べたところ、



やっぱり!

袋穴に長いボルトが使われていました。
ボルトの先端が穴の底に当たってこれ以上締め込めなかったんです。

ボルトの位置を換えて締め込んだら、エキパイはしっかりと固定されました。



ずっと前から高回転まで回した後にかなり排気ガス臭いことがあり、対策のためにセンターパイプから後ろを自分で脱着したことがありました。




少しは改善したんですが、しばらく前からまた臭いが強くなってきたので、またそこから漏れ出したんだろうと思っていました。

しかし、本当の原因はどうやらここだったようです。

ちなみにエキマニとエキパイの脱着を直近でやったのは私ではありませんので。。。