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2016年05月12日 イイね!

三菱自動車の不正問題って、結局・・・

三菱自動車の燃費不正問題がニュースになっていますが、
このニュースで思うことって、いろいろとありますよね。


・抵抗値の不正申請や実測なしでの計算のみでの燃費報告など、
あまりにもお粗末で、企業体質は厳しく追及するべき。

 これは、やはり大きな問題です。三菱自は倒産しても仕方がない。
海外シェアがあるので、倒産しないでしょうが・・・
でも、燃費気にしすぎでしょう?車買うときに燃費をそこまで気にするか?
いったい、それでいくらコスト削減しようと思ってるの?
燃費至上の日本のユーザーのあり方もおかしいと思う。
その結果が、少しでも燃費をよく見せたいとのこの思惑。
 (その点、燃費のよさを売りにしていないのに、業績の好調なスバルの販売戦略は賞賛。)


・カタログ燃費と実燃費が大きくかけ離れているのは、他社メーカーも同様。

 実燃費でなければ、ユーザーには有益な情報とならないのだから、
きちんと実燃費を国交省が把握し、提示できるシステムが必要だと思います。
超絶運転うまい人が、超絶恵まれた走行条件で走って出た燃費なんて、なんのあてにもなりません。
ベテランドライバーも初心者ドライバーもみんなが、街中で乗って出たデータが大事です。
その点、みんカラの燃費記録は有益なビッグデータになりえるかも・・・


・三菱の「ほぼ全車種」で燃費不正というニュース記事(朝日新聞)

 非常に自分勝手な意見ですが、デリカD5ユーザーとしては、許せないところ。
デリカD5、アウトランダーPHEV、ミラージュは不正なしとのことですので、
三菱の車とひとくくりにされてしまうのは、風評被害です。
不正車種対象外ですので、補償も出ない一方で、中古買取価格が下落することがあれば、
これはとんだとばっちりです。まぁ、対象車種への補償も無理かもしれませんが・・・


・「やっちゃたぜ、日産」、日産の三菱自への株式買取について
 
今回のニュース報道で三菱自の株価は半額以下に落ち込んでいます。そこで出てきた
日産の三菱自株の買収の件。
あからさますぎて、ものも言えないですが、2000億円で買収をめざすって、おい。
半額で買収できちゃってるじゃないの。怖いよ、日産。ずるいよ、日産。ひどいよ、日産。

 
三菱の燃費不正問題は本当に由々しき問題だとは思いますが、
三菱はいい自動車をたくさん作っているんですよね。

うちのデリカD5も本当によくできたミニバンです。
国内外をみても、これほどの完成度のミニバンは存在しません。

アウトランダーPHEVも、すばらしい自動車です。
エンジンで発電してEV走行だなんて、ポルシェ版のティーガー戦車や日本のDE潜水艦みたいで
いいじゃないですか(笑)
トヨタ+燃費至上主義のおっさんたちも驚愕ですよ。
(裏を返すと三菱のマーケティングが悪い。)

パジェロ、アウトランダー、RVRいずれもよくできたSUVです。

生産終了したランエボ。
2リッターターボ+AWDのハイパワー車はスバルと三菱だけの宝物です。

海外旅行するといたるところに三菱車が走っています。
日本以上に海外での三菱人気に驚かされます。


ここらへんのおいしいとこをぜーんぶ、日産に持ってかれちゃうかと思うと、
燃費の不正で、こういう顛末になるというのは、なんとも複雑で無常観にも似たようなものを感じてしまいます。



Posted at 2016/05/12 11:28:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2016年05月11日 イイね!

ザ・パシフィック

戦争映画つながりで
「ザ・パシフィック」という映画というか、海外ドラマがあります。

http://wwws.warnerbros.co.jp/thepacific/mainsite/

何年か前に存在は知っていたのですが、なかなか見る機会がありませんでした。
このたび、脱社畜を契機にBlu-rayを購入して、全10話を見ました。

制作総指揮がトム・ハンクスとスティーブン・スティルバーグ、ケーリー・ゴーツマンという組み合わせです。
前作の「バンド・オブ・ブラザーズ」が欧州戦線の話でしたが、こちらは太平洋戦線の話になります。


この映画は、これまでのアメリカのハリウッド映画にありがちな
米兵の活躍やアメリカ万歳という点に主眼は全くおかれていないです。
どう戦ったとか、どう活躍したとか、そういう点は着目されていません。

一番の着目点は、戦争が人間をどう変えるかです。

主人公相当の米国海兵隊兵は何人か出てきますが、
いずれもそれぞれのあり方で戦争によって変わります。
戦争という地獄をリアルに再現することで、見る人にそれを訴えかけます。

その見地に立つことで、改めて、戦争の悲惨さを誠実に伝えようとしていると思いました。

戦場は、ガダルカナル・ペリリュー・沖縄の3箇所が描かれています。
ガダルカナルの戦いでは、ソロモン海戦と一木支隊の戦闘シーンがあります。
ペリリューでは奮戦する水戸第2連隊の戦闘がありますが、沖縄戦はよくわからなかったです。

我々は日本人ですので、日本兵の描写はどうしてもすごく気になります。
自分の祖父世代の話ですからね。
日本兵は相変わらず、叫びながら銃剣突撃してくるばかりですが、
あながちこの描写も間違ってはいないと思います。

ですが、民間人を巻き込んだ無差別銃撃や、民間人の自爆などは、ちょっと眉唾ものです。
ここら辺の描写には違和感を感じますが、それが本当になかったともあったとも判断はできないですので、
こういう「記憶」もあるのだと真摯に受け止めるべきかなと思いました。

アメリカ人がこういう映画を作ったことは意外でした。
この映画をみる層や受け止める層というのは、アメリカの中のどういう層なのでしょうか。
日本と一緒で若者はあまりこういうものは見ないのかな。

グロテスクな表現もありますが、これが戦場なんだと映像描写することは、
歴史を学び、平和を願う上でも大事なことかと思います。


映画とは直接関係ないですが、米兵たちには、戦闘の後には休養が与えられます。
保養地に戻って、チョメチョメなんてこともあるかと思います。

ですが、戦地に残されている日本兵にはそんなことは当然ありません。
病死・餓死した多くの日本兵の心情には、察し難い苦しみがあります。

戦争を生き抜いて、苦しみをもったまま戦後を生きる米兵と対比して、
無念の玉砕を果たすしかなかった日本兵の立場を考えることは、
日本人としてこの映画をみる上で大事なことかと思います。

前回のウィンドトーカーズとは一転、大事にしたい映像作品です。
Posted at 2016/05/11 17:08:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年05月06日 イイね!

ウィンドトーカーズ

戦争映画つながりで、ウィンドトーカーズという映画があります。

こちらは、サイパンでの戦いが描かれていますが、
プライベートライアンとは比較するのも恥ずかしい駄作だと思います。
ですので、1回しか見ていません。


監督はジョン・ウーですが、
この監督の映画で面白かったのは、ミッションインポッシブル2くらいで、
レッドクリフでも大いなる期待を裏切られた記憶があります。

007やミッションインポッシブルのように、
「フィクションのアクション映画」という触れ込みであれば、おもしろいのかもしれません。

でも、史実では多くの日本将兵が戦死したサイパンでの戦いを題材にしていますので、
単なるアクション映画という括りでは、日本人は見ることはできないですよね。

それに、戦争映画というものは、歴史の再現映像としての価値がどうしてもついてしまうので、
やはりフィクションを描くのは後世のためにも良くないと思います。


この映画ではアメリカ海兵隊員のニコラスケイジが、ナボホ族の暗号通信員とともに
活躍する話が描かれています。

とくに、一番良くないシーンは、ナバホ族の通信員が日本兵の軍服を奪い、
日本兵の真似をしてニコラスケイジを日本軍陣地に連行するシーンです。
陣地に進入したところで、突如、ニコラスケイジがバキュンバキュンと撃ち出し、
このナバホ族の兵隊とともに2人だけで日本軍陣地を制圧します。

ハリウッドB級アクション映画にありがちな、「どんだけ、お前ら強いんだよ」と、失笑するシーンでもあるのですが、
このシーンには致命的なミスがあります。

それは、上述の軍服の奪取です。

仮にもアメリカ正規の海兵隊員が、
敵軍の軍服を奪って、相手陣地に進入するということは、
たとえ正義も悪もない戦場であったとしても、重大な違反行為です。

軍服を着ていない、または敵軍の軍服を着ているというのは、
完全なゲリラ行為ですので、正規陸軍の成すべき行動ではありません。
それが、映画で描かれてしまっていることが、残念でなりません。
これはアメリカ軍の権威というものも、大いに傷つける行為です。

日本の特攻隊は戦争の末期にいたっても、きちんと(当然ですが)日の丸をつけた戦闘機で特攻を行ったのです。
国旗をかかげ、軍服を着ることで、初めて国家の名の下に暴力行為を行うことが正当化されるのに、
この映画ではそんな基本的なことが分かっておらず、むしろ、とんちの効いたうまい方法として演出されています。

映画制作陣は、どうしてそのことに気づかなかったのでしょうか。
したがって、この映画を僕が見ることはもう二度とないと思いますし、
人にも勧めないと思います。
そして、この映画を紹介するときには、大きく表紙に「フィクションのアクション映画」と
記載して欲しいと切に願います。

Posted at 2016/05/06 13:47:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「アルファード君、ゾロ目ゲットです。」
何シテル?   11/09 21:36
しばらく、アルファードとセレナの2台体制でしたが、 子供たちも成長して、自由時間が少しずつ増えてきましたので、 RX-8を増車しました。
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