純正momoへステアリング交換

オプティのステアリングが細めでなんかしっくりこないんでヤフオクで比較的綺麗そうな純正momoステアリングを入手しました。
純正momoでもいくつか種類があるようです。
入手したのはミラアヴィ用のようです。
入手してから知ったのですがオプティ純正とは取付部に溝がなくそのままポン付けは無理なようです。
オプティ純正は裏面にウインカーを戻すための溝が掘られてます。
仕方ないので適当にリューターで彫って溝を作りました。
オプティ純正と違いこの部分はアルミ鋳物なので結構サクサク削れます。

エアバッグ暴発防止の為バッテリーを切り放し２０分ほど放置後交換作業を開始します。
早速交換と思ったらパッド部を固定してるトルクスボルトをズルっと舐めました（泣）
手探りでレンチを入れたので斜めの状態で回したようです。
旧い車いじりにはまあよくある事で手持ちのボルト外しビットを使って外します。
これも結構コツが必要で100%外せるとも限らないんですが今回はなんとか回せました。
メデタシメデタシ。

側面のトルクスボルトが緩めば（このボルト抜けないようです）エアバッグユニットの入ったパッド部が外れます。
ステアリング交換は何度も経験済みですがエアバッグ内蔵は初めてでちと緊張します。
万が一暴発しても良いような体勢で外しましょう。
エアバッグの黄色いコネクタは白い部品を引き出すと抜けます。
ホーン配線もコネクタ部を抜きます。

パッド部が外れたらステアリングを中立位置でシャフトに印を付けて（元からポンチのような傷が入ってました。）ステアリングを左側一杯に回しロックさせます。
この状態でセンターのナットを緩めます。
完全にナットを外してからステアリングを抜こうとすると勢いで怪我をする可能性があるので緩めたナットを噛ましたままステアリングを引っ張ります。
ここが固着してるケースが多いですが今回はすんなり抜けました。
ステアリングが緩んだら中立位置に戻してからナットを外しステアリングを抜きます。

ステアリングを外した状態です。
シャフトの周りの白い部品の突起がステアリング裏面の溝と噛み合う構造になってます。
交換する純正momoにはこの溝が有りません。

左側がオプティ純正、右側が純正momoです。
現物合わせで適当に溝を彫ってみました。

エアバッグの火薬部を移植します。
扱いは慎重に。
ホーンの配線も切断して平型端子を取り付けて移植します。

中立位置でずれないように純正momoステアリングをはめてからステアリングを右側に回しロックさせてからナットを締めパッドを取り付けて裏面サイドの２つのトルクスボルトを締めてパッドを固定してます。
バッテリーを元に戻してホーンが鳴るのを確認します。
さらに試乗してステアリング位置が中立でズレてない事を確認します。
ズレもなくウインカーもちゃんと戻ります。
これにて完了！
純正momoは太めでしっくりきます。
直径も若干ですが小さいようです。
また少しステアリングが近くに来ます。
コラム部が若干厚いんでしょう。
見た目の印象も野暮ったかったのがスッキリした印象です。
若干スポーティな感じになりました。