昨日何気なく本屋に寄ると、GT-Rマガジンにシバスチャンが尊敬するあるお方のインタビュー記事が載ってました。
そのお方とは長谷見昌弘氏。
昔、某ビデオ雑誌でハセミスポーツのR33スカイラインGT-Sが紹介されてたんですが、
それが実に気持ち良さそうなロールを伴ったコーナリングをしてて、
素人ながらも「本当に車を知っている人が造ったんだな」と感じました。
また別のビデオでは、レストア後のスカイライン・スーパーシルエットを長谷見氏がドライブしており
貴重な車(ミッション)を傷めないように丁寧にヒール&トーで回転を合わせて
シフトダウンする様子が映し出され、そこでも
「機械を労わる丁寧なドライビングだけど、こういう運転が出来るって楽しいだろうなぁ」
と思ったり。。
そんな事もあり尊敬するドライバーの一人なのですが、あまりインタビュー記事を見た事が無く
今回長谷見氏のインタビュー記事を見つけて購入に至りました。
GT-Rではなく長谷見氏目当てです…(^_^;)
本が本なのでインタビューはGT-Rの話が中心ですがね。
でもGT-Rとは関係ない、ある見出しに目が留まりました。
ヒール&トーはもはや死語になった・・・
これを読んで、先日動画サイトで見たある投稿動画を思い出しました。
それはF1経験者の現役プロドライバーが、動画投稿者の所有するフェラーリF355をサーキットドライブする映像なのですが、ヒール&トーで減速シフトダウンするもただの一度もエンジン回転が合ってなかった…(゚_゚)
今やレースカーも基本操作は2ペダルの時代なので、クラッチや回転合わせの技能は不要なのでしょう。
某車雑誌で読んだ記事にも「プロのレーシングドライバーでもシフトダウンでエンジン回転数を合わせられないドライバーが多い」と書かれてました。
たまにTV番組の企画で現役トップドライバーがMTの市販車を運転するのを観ますが、確かに回転合ってない事が多い気がします。(箱車上がりのドライバーは上手ですがね)
故にシバスチャンが尊敬するドライバーは往年のプロドライバーばかりだったりします。
その中の一人が黒沢元治氏。
80スープラオーナーさんは観た方も多いかと思いますが
ベストモータリング別冊『THE 疾る スープラ』のラグナセカサーキットでのタイムアタック!
1コーナーで5速全開からのヒール&トーによる5→4→3→2速への減速シフトダウン。
しかも全てダブルクラッチ!!
(最後のほうの16分過ぎです)
これを観た時は衝撃を受けました。
やっぱ昔のプロドライバーの運転技能はスゴい。
往年のプロドライバーには遠く及びませんが、ずっと3ペダルMTに乗っていたいと思ったシバスチャンです。。
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Posted at
2015/06/05 00:12:09