『トヨタレーシングカー収蔵ガレージ独占撮影!』
シリーズ第7弾!
『トヨタ セリカ LB ターボ Gr.5 1978』
プラモデルを作った方も多いであろう、セリカLB(リフトバック)のシルエットカー。
私も小学生の頃に、同級生に(何故かタダで)貰った青いマシンを製作した記憶があります。
でもどの様な生い立ちのマシンなのか全く関心がありませんでした。
で、少し調べてみました。
そして、衝撃の事実を知ることとなる・・・
(詳しくはweb等で検索してください)
セリカLBターボGr.5は日本で走行する以前に、元々はドイツ・トヨタの企画のもと、
今ではBMWチューンで知られるシュニッツァーの手によって開発され
1977~1978年に掛けてドイツツーリングカー選手権(DRM)に出場。
1年目の1977年はDRM第8戦に出場し決勝4ラップでリタイヤ。
続く第9戦においても決勝3ラップでリタイヤ。
最終戦では完走、ポルシェ3台に続く4位でフィニッシュ。
その後、ノンタイトル戦のADACトロフィーに出場し、初優勝を果たす。
翌1978年、ボディーカラーは赤×白に塗り替えられ第1戦から出場するも
第6戦マインツフィンテンで8位フィニッシュした以外は欠場かリタイヤ。
その後、シリーズ2戦を残してサーキットから姿を消した。
<関連記事>
http://ameblo.jp/facellia/entry-11781431363.html
今回独占撮影したマシンは1978年、DRM参戦2年目の姿である。
<参考>
1:43 SCALE MODEL
TOYOTA CELICA LB TURBO Gr.5 1978
PRODUCED BY MMP LTD.
その後、セリカLBターボの活躍の舞台は日本へ移ることになる。
1979年、セリカLBターボはトムスによって日本に輸入され、
舘信秀がドライバーを務め富士スーパーシルエットシリーズに参戦し
富士インター200マイルレースで優勝する。
翌々年からはトラストの手に渡って同シリーズに参戦。
更に1982年にエンジンはツインターボ化される。
そして1983年、
トラストはポルシェ956を駆って全日本耐久選手権に出場するため
セリカLBターボはレースマシンとしての使命を終えた。
時は経ち、2000年を過ぎた頃、
某所で廃棄物の如き無残な姿が確認されるも
その後の消息は不明である。
そう、
今回ここに紹介した赤×白が鮮やかなセリカLBターボは
今この世には存在しない
幻の姿なのである・・・
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Posted at
2016/10/24 10:26:18