
昨日NHK総合で放送された『東海ドまんなか! あなたのクルマが狙われている』。(https://plus.nhk.jp/watch/st/230_g1_2025050956643)
一昨年前まで世界的な人気車種を所有していたので、車両盗難には気を付けていましたが、2024年の愛知県に於ける車両盗難件数を知り、80スープラほどでは無いにしろGR86だって油断出来ないな、と思いました。
その件数は、何と866件っ😱
隣県である静岡、三重の10倍以上の件数で、いくら県内の保有台数が多いと言っても突き抜けた数字に驚愕・・・😨
今では純正で盗難防止システムを装備している車種も少なくないですが、純正システムは搭載されたその時から不具合時の対処方法も確立されている訳で、車両窃盗を生業としている者にとってはメーカー純正の盗難防止システムの解除は単なる整備作業と同レベルどころか、専用機器を用いたそれの作業時間は数十秒~数分で、オイル交換などの一般整備よりも簡単な作業なのです。
また、道路網が発達した愛知県は逃走ルートの確保も容易で、加えて駐車場が道路に面した整備された平地なら作業も逃走も簡単で、持ち主にとって使いやすい環境は窃盗犯にとっても盗み易い環境になります。
盗難の手法として少し前まではCANインベーダーと呼ばれるツールを物理的に車両の特定部位に繋ぐ手法が多く知られていましたが、近年では通信でセキュリティを解除するという従来にも増して容易な手法になりつつあるようです。
防犯システムが技術的に高度になるにつれて盗難が容易になっている様に感じるのは気のせいでしょうか・・・😨
簡単に盗める車がゴロゴロある愛知県。
そりゃ盗難件数も多くなるでしょうよ😰
GR86を購入し、定期点検の際にディーラーの新車販売担当のスタッフさんに盗難防止システムについて質問を受けた事があるのですが、その金額には少し驚かれていた様子でした。
また、当該店でアルファードなどの人気車種を購入されたユーザーでも社外品のセキュリティを後付けしている人は稀なのだとか。
アルファードなどの高級ミニバンに色んなオプションを追加して購入する資金がるなら、社外品セキュリティなんて微々たる金額だと思うのですがね・・・。
この様に社外セキュリティシステムの導入が少ない理由として、たとえ車販売を生業とするディーラーのセールスマンでも社外品のセキュリティシステムに精通している人が少ない事が、ディーラー以上にクルマ事情に疎い一般ユーザーが盗難に対する危機意識が芽生えない一因かも知れませんね。
セールス担当者とお話をした際に、セキュリティ専門店などとの提携が出来れば、盗難防止システムに興味があれどどうしたら良いのか分からない一般ユーザーにとっては便利だし、お店の信頼度も上がってリピーターも増えるんじゃないですかね、と伝えさせて頂きました😉
Posted at 2025/05/10 11:19:05 | |
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