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2016年11月30日 イイね!

本命・三菱にて商談

 VW、マツダとステーションワゴンを見たのち、本命・三菱で商談です。

  実は先月、いつもお世話になっている三菱ディーラーの中古車部で、シルバーのスペースギア・アクティブフィールドエディションSE 7人乗りというのが出ており、これを見に行ったばかりでした。

スペースギアではそもそもシルバーの7人乗りという仕様が少ない中、そのタマはそれに加えてクリスタルライトルーフ付きのSEグレードで、最終型となる平成18年型(厳密には幻の19年式というのもごく少数ありますが)、走行は6万キロ台というローマイレージ、100万円ちょっとという手ごろな価格、信頼のディーラー物件でなおかつそれがいつもお世話になっているお店と、あらゆる条件が整った物件でした。


そもそも、デリカのコンセプトとしてはD:5よりもスペースギアのほうが好みの私としては、以前から中古車サイトなどでなんとなくスペースギアの検索をしたりしていました。ただ、たまに好みに合いそうな車両が出ても、ちょっと怪しげなお店だったり、遠方だったり、距離が伸びていたりと何かしら気にかかる部分があり、実際にクルマを見に行くことまではありませんでした。

 それが、今乗っているデリカが3回目の車検時期を迎え、クルマの買い換えをしようかなぁなどと考え始めた矢先、すべての条件を満たしたロイヤルストレートフラッシュのような個体が出てきたわけですから、これを見に行かない手はありません。
 早速、担当のMさんに連絡をしてクルマを見せてもらいました。


 着座位置が高く見晴らしの良いドライビングポジションと、縦横5ナンバーサイズながら広い室内のスペースギアはやっぱりいいなぁと思いました。本当にスペースギアに乗り直すなら、これが最後のチャンスかもしれません。


 しかし、さんざん熟慮しましたが、結局、購入には至りませんでした
(私が見に行った数日後には売れてしまったようです)
 なお、今乗っているデリカD:5の下取り価格(95万円)もこの時に出してもらいました。

 

 そんな経緯があったので、今回は担当のM氏もリベンジに燃えているようです。



M氏「前回は残念でしたね。」


私「そうですね、まああのスペースギアならすぐに売れてしまうということは分かっていましたから、仕方ないですよ。」


M氏「となると、いよいよ新車に乗り換えが濃厚になってきたということですかね?


私「ハハハ、Mさんの頑張り次第じゃないですか?



 お互いにもう長い付き合いとなるので、そんな軽口を叩きながらお店へと入っていきます。

 今回、三菱車で候補にしているのが、本命のデリカD:5ディーゼルと、対抗馬のアウトランダーPHEVです。4WDで広い室内空間ということをクルマ選びの最大の条件にしていますから、今回もデリカD:5が大本命であることは2年前と変わりありません。欠点としては、モデルライフが長くなっているにもかかわらず、ほったらかしで何のブラッシュアップもされていないところ、買い替えた感に欠けるというところでしょうか。


 一方のアウトランダーPHEVは、リアシートを畳んだ時にシートバックが荷室とフラットになり、ラゲッジルームが意外に広かったこと、PHEVという未来的なメカニズムのもたらす走りに興味があったことから候補としています。欠点は、外観の見た目がちょっと格好悪い(特に真横から見たところ)こと、デリカに比べれば室内空間が狭いこと、価格が高いことなどでしょうか。



M氏「前回は、Dプレミアムとスーパーデイパッケージで見積もりを出させていただいたと思いますが、今回はどうしますか? また同じでいいですか?


私「そうですね、それでお願いします。」


 もちろん、商談の記録を残してあるのでしょうが、こちらが何も言わないうちに2年前の商談を参考に、先手を打って話を切り出してくるM氏。


私「あと、今回はアウトランダーも検討してみようかなと思っているので、そちらもお願いしたいのですが・・・」


前回はカッコ悪いという理由で切り捨ててしまったアウトランダーですが、2年たって少しは見慣れてきたように感じます。未だにカッコ良いとは思えませんが、まあ許せないというほどではないかなと思えるようになってきました。



私「アウトランダーはGナビパッケージで、メーカーOPのロックフォードを付けて見積もりを出してください。」


M氏「えっと…、PHEVのほうでいいですか?



ああ、そうだ。アウトランダーと言ったらPHEVがデフォルトだと思い込んでいたけど、普通のガソリンモデルもあるんだったっけ。



私「そうですね、PHEVでお願いします。」


M氏「OPはロックフォードだけでいいですか? 温水式ヒーターとか100V電源とかはどうします? このあたりは割と良く出ているOPですが。」


私「あ、そうなんですか。うーん、どうしようかなぁ。」


M氏「PHEV車ならではの装備ですから、あれば便利だと思いますよ。」



 私自身、まだ勉強不足のところもあり、とりあえずロックフォードは付けたい、ということぐらいしか下調べしてきていませんでした。



私「とりあえず今日のところはロックフォードだけでお願いします。ちょっと詳しくカタログを読み込んでおきますので、その辺りは改めて。」


M氏「分かりました、ではちょっと書類を作ってきますね。」



そう言って、奥の事務所に入っていくM氏。

私はというと、ちょうどお店の外に白いアウトランダーPHEVが展示してあったので、じっくりと実車を観察することにします。

まずはその見た目です。うーん、やっぱりカッコ悪い。外観はマイナーチェンジ前のプレーンなほうが、スッキリしていて良いなぁと思います。新型はちょっと盛り過ぎというか、最近のトヨタ車のようにゴテゴテした顔面がどうも好きではないです。また、全体のフォルムもどうにも不格好。上屋のボリューム感の割に足回りが貧弱な感じで、どうにも胴長短足な印象がつきまといます。もう少し車高をぐっと上げて、タイヤハウスのすき間を大きくするか、あるいは少しホイールベースを伸ばすかすれば多少はバランスが良くなりそうな気がしますが。


見た目の不格好さゆえか、その分、室内の使い勝手は悪くなさそうです。何と言っても、リアシートを倒した時に完全にフラットになる荷室はポイントの高いところ。人目がないのをいいことに、車中泊を想定してゴロンと横になってみましたが、十分な広さがあります。身長177cmの私が足を伸ばそうとすると、跳ね上げた座面につま先が当たってしまいますが、少し膝を曲げるか、斜めになるかすれば問題はありません。もし本格的に車中泊するなら、リアシートの座面を外してしまうという手もあります。


また、インテリアの質感はなかなかのもの。デリカと比べれば圧倒的にクオリティは高そうに見えます(デリカが安っぽ過ぎるため!?)。運転席に座ってインパネに目をやると、タコメーターの代わりに配されたパワーメーターが、PHEVという新しい技術を実感させてくれます。ジョイスティック風のシフトレバーもまた然り、です。


 さらに、展示車を触っていて特に気に入ったのが、ドアの開閉音。ドアを閉めた時に「バタン」という安っぽい音がせず、フロント・リアともに「ドスッ」と閉まるのが気持ちよく思えました。ドアの開閉音でボディ剛性の高さは判断できませんが、それでもこれで「いいモノ感」がぐっと上がるのは間違いありません。

 一通り実車の観察を終えて再び店内へ。冷めたコーヒーをすすりながらしばらく待っていると、M氏が書類をかかえて戻ってきました。



M氏「お待たせしました。どうでしたか、PHEV?


私「なかなかいいですね。スタイルは前期型のほうが好みですけどね。」


M氏「そうですか。外観のデザインに関しては好みがはっきり分かれるんですよね。現行モデルのほうが押し出しがあって恰好良いという人もいれば、TANさんのように前期のほうが良いという人もね、結構いらっしゃるんですよ。」


 そう言いながら、机の上に書類を並べていきます。



M氏「TANさんとの商談ですから、初めから限界ギリギリの数字を提示できればと思っていたんですが、肝心の所長が出かけてしまってまして・・・。ちょっとまだ値引きも何も入ってない見積もりなんですが・・・。」


私「あ、大丈夫ですよ。他もとりあえず値引きナシのまっさらな数字を出してもらってるんで、そのほうがかえって好都合です。」



出てきた見積もりは以下の通り。

 

デリカD:5 Dプレミアム(外装クールシルバーメタリック/グレー・内装色ベージュ)


  車両・付帯品合計 4430617

  税金・諸費用等  115718
  合計       4546335  
OP ラグジュアリーパッケージC、カーテン、グラスコーティング他


 


デリカD:5 Dパワーパッケージ(関東三菱オリジナルスーパーデイパッケージ)

  車両・付帯品合計 4174211
  税金・諸費用等  115718
  合計       4289929
OP スーパーデイパッケージ(9インチナビ、リアモニター、グラスコーティング他)、ラグジュアリーパッケージC、カーテン他

 


アウトランダー Gナビパッケージ(外装クオーツブラウンメタリック)
 車両・付帯品合計 4508496
 税金・諸費用等  111108
 
合計    4619604
OP ロックフォードプレミアムオーディオ、グラスコーティング他


 やはりアウトランダーPHEVはかなりの金額になります。しかしながら、補助金がデリカよりも多く出るので、その差を考えると実際はデリカのDプレミアムよりも安くなるかもしれません。


 ただ、値引き額はデリカのほうが大きいでしょうから、そこまで含めると、今度はまた逆にデリカのほうが安くなるかもしれません。いずれにしても、具体的な支払額はさらに話を詰めてみないことには分からない、というのが現状ですね。

 



 



Posted at 2016/12/06 22:35:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ購入 | 日記
2016年11月30日 イイね!

マツダティーラーでアテンザ商談&試乗

今回の買換えで、ステーションワゴンは高さ方向に余裕がないので、スクートを立てて載せることもできませんし、車中泊する時にも天井が低くて圧迫感がある(車中泊というほど本格的ではありませんが、遠乗りの際に車中で休むことも多いので、足を伸ばして横になれるようなクルマというのも条件のひとつです)などと考えていたため、当初は候補として考えていませんでした。

 しかし、またもやフォルクスワーゲン担当営業マン、K氏の口車に乗せられてしまい「ステーションワゴンもいいかなぁ・・・」などと考え始めてきている私。スクートはキャリアに積んでしまえばいいし、車中泊もただ寝転がるだけならステーションワゴンでもいいかもしれません。

 となると、選択肢の幅がもう少し広がってきます。

 パサートを検討のテーブルに載せるというのであれば、忘れてはならないのが、マツダ・アテンザです。アテンザの強みは、なんといってもパサートと同じような値段で、4WDとディーゼルエンジンが選べるというところでしょう。逆に気になるところというと、デザインを重視したスタイルにより、室内が少々狭くなるという点でしょうか。

 パサートのライバルといったら、メルセデスのCクラスワゴンやBMWの3ツーリング、アウディA4アバントあたりが想定されます。確かに、RラインやハイブリッドのGTEあたりでしたらその辺りのクルマがライバルとなるのでしょうが、今回、私が購入を検討する1.4リットルのエレガンスラインだと、価格帯的にはアテンザが最も強力なライバルになるように思います。

 ちなみに、2年前にマツダ車ではCX-5を検討してみましたが、ラゲッジルームの狭さが気になり候補から外しました。そんな経緯があるため、アテンザも同様の結果になりそうな気もしましたが、一度見ておくのも悪くはなかろうということで、マツダのお店を訪れてみることにしました。

 お店は自宅から最も近いところにあるマツダディーラーで、以前CX-5の一日試乗でお世話になったお店です。また、事前のネット検索で、この店舗にはちょうどアテンザワゴン・ディーゼルの試乗車があるとの情報を得ており、なおのこと好都合。

 ここで担当していただいたのは、まだだいぶ若そうな感じのU氏。アテンザワゴンの購入を考えていると伝えると、早速カタログを用意していろいろと説明をしていただきました。
 はじめはちょっと頼りない感じのセールスさんだなと思っていましたが、話をしてみると、なかなか商品知識が深く、塗装のことやディーゼルエンジンについてかなり突っ込んだ質問もしてみましたが、明快に答えてくれました。

 一通りアテンザの商品説明を受けたあと、あいにくの雨空の中、アテンザの試乗へと出ます。試乗車はソウルレッドプレミアムメタリックのワゴンXD Lパッケージ。昔からマツダの赤はとてもきれいな色ですが、このソウルレッドも素晴らしい色味です。華やかでありながら派手過ぎず、それでいていわゆる「ワインレッド」ほどは落ち着き過ぎていないという絶妙な色です。

 運転席に腰を下ろしてシートポジションを合わせていきます。この時感じたのは、ペダルが比較的奥のほうにあるなと感じたことです。個人的にはペダル遠め、ステアリング近めというドライビングポジションが好みなので、アテンザは私好みのシートポジションを取ることができそうです。

 エンジンは以前試乗したCX-5と同じものですから、フィーリングは想定していたとおりのものでした。静粛性が高く、アイドリング時は言われなければディーゼルエンジン車であることを意識させません。
 停止状態からの発進は、走り始めこそそれほど力強い感じはありませんが、エンジン回転が上昇するにしたがってもりもりとした太いトルクを実感することができます。今回は試乗車がFFモデルで、路面がウェットだったということもあって、アクセルを少し多く踏み過ぎてしまうと、いとも簡単にトラクションコントロールが作動してしまいます。乾燥した路面であれば、相当に痛快な加速を見せてくれることは間違いないでしょう。

 話題のGベクタリングコントロールですが、短時間の試乗ではそのはっきりとした効果は体感できませんでした。しかしながら、微小な舵角域からきちんと反応して向きを変えようとしてくれるあたり、ハンドリングの気持ちよさはなかなかのものだと感じられました。安定性の高さや、乗り心地も含めた芯の詰まった「いいモノ感」という点ではパサートのほうが上だと思いましたが、運転そのものを楽しみたい人やスポーティさを求める人にはアテンザは良い選択になるのではないでしょうか。

 アテンザで気になったのが、ラゲッジルームの狭さと荷室の使い勝手です。まあ、ここはデザイン優先のボディを採用しているため仕方のない部分ではありますが、自分が購入することを考えるとやはりネックとなってきます。
 特に、リアシートを倒した時にシートバックと荷室がフラットにならず、傾斜がついてしまうのは致命的です(ちなみにパサートも同様)。実際に荷物を積むことや車中泊することを考えると、わずかな傾斜があるかないかで大きな違いが出てきます。

 さて、店に戻ってきて見積もりを作ってもらいます。出してもらったのは、アテンザワゴン XD LパッケージとXDプロアクティブの2パターン。いずれも4WDで6速ATです。いずれも値引きは一切ナシのまっさらな数字です。なお、デリカの下取り額はVWと同じ105万円とのことでした。


XD Lパッケージ(外装ソウルレッドプレミアム/内装ホワイト)
車両・付帯品合計 427万5551円
税金・諸費用等  21万2751円
合計       448万8302円
※DVDプレーヤー+地上デジタルチューナー付き


XD プロアクティブ(外装ソウルレッドプレミアム/内装ブラック)
車両・付帯品合計 386万5151円
税金・諸費用等  20万8951円
合計       407万4102円
※DVDプレーヤー+地上デジタルチューナー、Boseサウンドシステム付き


 Lパッケージとプロアクティブの価格差は約40万円。装備の違いは、ナッパ・レザーパワーシート、シートヒーター、ステアリングヒーター、レーダークルーズコントロール、リアパーキングセンサー、フロント遮音ガラス、19インチホイール、各部メッキパーツなど。

 上記Lパッケージの装備で特に必要となるものは見当たらないので、装備的にはプロアクティブで十分。しかしホワイトの内装を選ぼうとするとLパッケージのナッパ・レザー仕様を選ばなくてはなりません。そのために40万円は大きいなぁとも思いますが、真っ白な内装がカッコいいんですよね。アテンザを買うとなると、どうせ実用性は犠牲になってしまうのだから、逆にデザイン的な部分にはこだわりたいという気持ちもあります。

 Lパッケージでも値段的にはパサートよりも安く、それでいてディーゼルエンジンと4WDが付いてくるのですから、お買い得感という点ではやはりアテンザのほうが高そうですね。
Posted at 2016/12/06 15:42:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ購入 | 日記
2016年11月23日 イイね!

フォルクスワーゲンでパサートの商談・その2

 試乗を終えて店に戻ってくると、再び商談再開です。


K氏「どうでした、パサートの2リッターは?」

私「やっぱり素晴らしいですね。1.4リッターのモデルとは全く別物ですね。それにここまで上質な乗り味ならもうアウディはいらないんじゃないかとすら思えますよ。」

K氏「ありがとうございます。」


 で、と話を続けるK氏。


K氏「私からの敢えてのご提案なんですが、今回はやはり、ぜひパサートヴァリアントをお勧めしたいと思うんです。」

私「えっ、パサートですか!?」

K氏「シャランやトゥーランも良いクルマなので、TANさんの用途を考えれば良い選択だと思うんですが、ミニバン系のクルマだとやはりデリカとキャラクター的にオーバーラップしてくる部分が多いと思うんです。となると、購入された後でどうしてもデリカと比較してしまって、4WDではないということが大きく引っ掛かってくるのではないかと思うんです。」

私「…」

K氏「それならばいっそのこと、キャラクターの全く違うパサートという手もあるのかなと。それでいてヴァリアントなら荷物も相当詰めるので、それほど不便を感じることもないと思うんです。確かにFFしかないという点はネックですが、雪道を走るのが年に数回ということでしたらそこに目をつぶっていただいて、それ以外の部分でパサートならではの魅力を味わっていただけたらなと思いまして。」

私「なるほど、確かにそういう考え方もありますね。パサートなら所有した時の満足感も高いでしょうしね。何より買い替えた感は大きいですね。」

K氏「よかったらちょっと見積もり出してみましょうか。」


 なにやら順調にK氏のペースに乗せられてしまっているような…。

 ここでK氏はいったん奥に引っ込んで見積もりを作成してきてくれました。そして出てきた見積もりは以下の通り。


車種:  パサートヴァリアントTSI エレガンスライン
カラー: タングステンシルバー
OP装備:フロアマット、サイドバイザー、延長保証、メンテナンスパック

車両・付帯品合計 448万8960円
税金・諸費用等  27万2518円

合計
       476万1478円


 なお、デリカの下取り査定額は今回も三菱よりも高い105万円という金額を提示されました。

 まだ値引きは一切入っていない数字なのですが、パサートのクオリティや安全装備の充実、輸入車であることなどを考えると、このぐらいの値段になってしまうのは仕方ないでしょう。この日は特に値引きの話はせずに終わりましたが、元々の値付けがかなり戦略的な価格に抑えられていること、イヤーモデルが出たばかりということで、ここから大幅なダウンはあまり期待しないほうがいいかもしれませんね…。

Posted at 2016/12/01 09:57:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ購入 | 日記
2016年11月23日 イイね!

フォルクスワーゲンでパサートの商談・その1

 本日はフォルクスワーゲンの営業担当さんから試乗のお誘いがあり、お店にやってきました。
 約束の時間に着くと、すぐにお店の中から担当のK氏が出てきて駐車スペースに誘導してくれます。点検の時などで訪れた際は、受け付けの女性や、近くにいるセールスさん・メカニックさんらが誘導してくれるのですが、「クルマを買うかもしれない」客ということで、K氏自らのお出迎えです。
 お決まりの挨拶を終えると、早速、お店の奥にある半個室のようなブースに通されます。いわゆる「商談スペース」というような場所ですね。

 
K氏「今回はどんなクルマをお考えなんですか?

私「基本的には2年前と同じような条件で考えてるんですよ。冬場にスキー場通いをするので、4輪駆動であることと、ある程度多くの荷物を詰めるスペースユーティリティに優れたクルマ、というのがマストの条件ですね。それ以外だとディーゼルがいいとか、所有欲を満たしてくれるクルマとか、そんなところが基準になりますかね。」

K氏「う~ん、やっぱり4駆は外せないところですか…。ウチのラインナップだと4WDはスポーツ系になっちゃうんですよね。ゴルフのオールトラックやティグアンというのもありますが、そのあたりだとちょっと手狭ですよね。」


 そうそう、2年前にさんざん話をしただけに、K氏もよく分かっていらっしゃる。

 フォルクスワーゲンのクルマは大好きなので、ぜひオーナーになりたいところなのですが、現行のラインナップで私の要望を満たしてくれるようなクルマがないというのが最大の泣き所なのです(トゥアレグは完全に予算オーバーなので除外)。


私「デリカからの乗り換えになるので、FFになってしまうというところに目をつぶれば、やはりシャランですかね。あとはトゥーランもモデルチェンジで少し大きくもなったし見た目も良くなったので、候補に入れてもいいかな…。」

K氏「パサートヴァリアントなんてどうですか? お電話でもお話ししたところですが、従来のコンフォートラインに代わって、エレガンスラインというモデルも設定されたり、新しく2リッターエンジンが設定されたりしているんですよ。」

私「パサートはいいクルマですよね。パサートに乗っていると『クルマのことをすごくよく分かってる人』みたいに見えるのもいいところですよね。実際、以前にも1日試乗でお借りして乗ってみましたけど、ドイツ車らしいしっかりした乗り味で疲れも少なかったですし、何より、ヴァリアントの実用的なラゲッジルームは素晴らしいですよね。最近はステーションワゴンでもスタイル重視でリアゲートを寝かしたり、ショートボディだったりしますけど、その点パサートヴァリアントは頑なにワゴンとしての実用性を重視しているところはすごく良いと思いますよ。」

K氏「例えば、なんですけど、今回はパサートでお考えになってみてはいかがですか?」


 あっ、来たな。

 K氏の巧みな話術は、買う気のない人に契約のハンコを押させてしまうので要注意です。私が潜在的にパサートを気になっているということを見抜いて、そこを押してきたのでしょう。


私「うーん、確かにステーションワゴンを買うつもりならパサートは有力な候補になりますけど、デリカからの乗り換えですからねぇ。ミニバンと比べてしまうとやっぱり室内は狭いし、FFになっちゃうのは致命的ですよ~。」

K氏「でも最近はスタッドレスタイヤの性能がだいぶ良くなってきていますから、雪道でもそれほど困ることはないと思いますよ。実際、雪国のユーザーさんでも4WDからFFに買い替える方もいるぐらいですからね。」

私「そうなんですけどね。確かに除雪が行き届いた幹線道路などでは問題ないと思うんですよ。だけど、ちょっとした上り坂の信号待ちで止まる時なんかに、轍の中にタイヤを落として止まってしまうと再発進できなくなったりとかしますよね。ちょっと気を付ければいいだけなんですけど、4輪駆動はそうしたことに全く気を使わないで済むから、長時間の雪道運転でも精神的な疲労が少なくて済むというのが良いところなんですよね。」

K氏「確かにそれはありますね。ところで、スキーへは年にどのぐらい行かれるんですか?」

私「いつもは5~6回ぐらいですが、昨シーズンは結局一回しか行けませんでしたね。」

K氏「なるほど…。」


 ここで、K氏から用意してあったパサートの試乗を勧められたので、お店の外へと出ます。

 用意されていたのはパサートセダンのRラインです。新しく2リットルエンジンを搭載したモデルで、パッケージオプションのデジタルメータークラスターも装備されていました。外観は標準の19インチホイールとRライン専用のエアロパーツを装着し、それをさらに引き立てるのが漆黒のボディカラー。基本的にクルマのボディカラーで黒は好きではない私ですが、このクルマは相当にカッコ良いと思いました。

 乗り出してまず感心したのが乗り心地の良さです。19インチという大径ホイールを履いていながら、ゴツゴツしたところが全くありません。細かな入力に対しても当たりは柔らかで、1日試乗で乗ったパサートよりもむしろソフトな印象でした。
また、それでいてステアリングインフォメーションも豊富で、緩めのコーナーでごく浅い舵角を与えたような時でも、十分な反力を伴って路面の状況、荷重の具合を掌に伝えてきてくれます。

 動力性能のほうもさすがに2リットルという排気量だけあって、絶対的な加速は極めて鋭く、アクセルを深く踏み込むとあっという間に法定速度以上のスピードに達してしまいます。ちょっとしたスポーツカー顔負けの走りと言っても言い過ぎではないでしょう。
また、最近のターボエンジンらしく、低回転から十分なトルクが出てくるエンジン特性のおかげで、アクセルを踏んだ瞬間から力強く加速していく瞬発力も持ち合わせています。

 内装はナパレザーのシートに加え、インパネ回りにソフトパッドを多用するなど、その質感はもはや高級車と言って差し支えないもの。贅沢な雰囲気はフォルクスワーゲン(国民車・大衆車)のレベルを大きく超えているように思います。

 フォルクスワーゲン車の中でも特に豊かで濃厚な乗り味と、豪華装備の数々にすっかり魅せられた私は、この時すでにK氏の術中にはまっていたのかもしれません…。
Posted at 2016/11/28 15:14:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ購入 | 日記
2016年11月18日 イイね!

VWの営業担当氏から絶妙なタイミングでTELが

デリカの車検まであと2ヶ月を切りました。
 三菱ディーラーで車検の見積もりを取ったところ、37万円という金額が提示され、そこまで出すならいっそのこと買い替えてしまおうかと思っていた矢先のことです。ポロでお付き合いのあるフォルクスワーゲンの営業担当K氏から電話がかかってきたのです。

K氏 「あ、もしもし、ご無沙汰しています。デリカの車検がもうすぐかなと思いまして、ちょっと耳寄りなお話もあるのでご連絡させていただきました。」

 ん~、こちらから何もアクションをしていないのに、K氏はこういうところが抜け目ないんですよね。前回のデリカ車検時に、パサートオールトラックとシャランの見積もりを作ってもらったことや、ポロの点検などでVWのお店に行った時に何気なくかわした雑談の情報などをしっかりと覚えているんです。そんな情報をもとに、いつもあれやこれやと提案をしてくる、まさにやり手営業マンの見本のような方なのです。しかもそれでいて、全く押し付けがましいところがなく、押すところと引くところの塩梅がホントに絶妙で、こちらも安心して話ができるセールスさんです。

K氏 「デリカのほうですけれども、今回は車検を通されるんですか?」

私 「それが、部品交換しなきゃいけないところがいくつかあって、思いのほか車検代がかかりそうなんですよね。それで、まあ、どうしようかなと思ってはいたところなんですが…」

ここで明らかにK氏の声の調子が変わったのが、電話越しにもはっきり伝わってきました。

K氏 「それでしたら、この前もちょっとお話させてもらったパサートなんですが、最近新しくエレガンスラインというモデルが出てきたり、あとはお店のほうに2リッターのRラインの試乗車も入ってきたので、よかったらちょっと乗ってみませんか?」

私 「でもねぇ、2年前にもさんざん迷って、結局デリカが自分には一番合っているかなという結論だったので、たぶん今回も買うとなればデリカになると思いますよ。」

K氏 「そうかもしれませんが、ぜひ一度お話だけでも。ちょっとだけでいいので、私にチャンスをいただけませんか?」

私 「まあ、フォルクスワーゲン自体は好きなブランドですからね。話だけでよければ。」

ということで、後日お店のほうに行くことになりました。
Posted at 2016/11/27 01:45:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ購入 | 日記

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