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gochi-zohの愛車 [スズキ Kei]

整備手帳

作業日:2012年7月27日

フロントタイヤストレーキ、正規実装へ。

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
かねてより、試験片を装着するなどして
実用化へ向けての研究を始めた
フロントタイヤストレーキ。

一時、泥除けシートの極厚タイプを
さながら前泥除けのように装着することも考えたが
それをすると結局、前方からの気流が飛び込むのはボデー内部になる・・・と考えられた。

このため、バンパー付前縁フラップの形状で強行することにしました。

これが、前回の研究をもとに削り出された
第二次製作品。
側面に後退角を付け、バンパーから生えてる感じに整形している。
あと、面積の拡大。
2
参考までに、最初の試験片は
この形状だった。

効果を確認するには充分だったが
いかにも「やっつけ」な、無粋な形状が否めない。

あと、実際に取り付けると
案外「寝てしまう」ので、下反角が足りない。
3
側面から比較してみる。

「実は半円でない」雨どいを2分割したのでは
角度が不足するので、やや深めに切り取っている。

材質は頑丈かつ粘りがある(だからおいそれと割れない)のだが、いざ装着してみると、押しただけで結構寝てしまう。
例えば時速100kmの風圧が如何ほどのものか、実際に測定したわけではないが、風圧の影響は受けるものと考えられる。
速度が上がりすぎると、効果が半減する可能性があるのだ。

正規装着品は、背中の部分に
後からもう1枚、強化骨組を貼り付けている。
4
バンパー下面に
取り付け穴を空ける。
5
ポリプロピレンにすら定着するという
アサヒペンのプライマーを吹き
その上からつや消し黒を塗る。

で、このPVCという素材
やたら帯電性が強いようで、ほっとくだけでどんどん空中のホコリを吸い寄せてしまう。
どうせ見える必要のない部分なので、気にしてたらキリがない。そのまま塗る。

こういうパーツは目立たせるものではない。
6
バンパー装着状況

装着は、6.5φのプッシュリベット。
そう簡単には取れないだろうし、もし何か障害物にに当たれば、バンパーより先にクリップが逝ってくれる可能性もある。
それと洗車対策。センターピンを押すだけで一瞬でイジェクション可能。
7
というわけで装着完了。

え?見えない。
当然です、見えないようにしてるんですからw
8
側面からはこんな感じ。


で、テストは
高速~広域農道~県道2号線県境~318号・五名トンネルから旧酷道部回りで機回し~県道2号下り
このコースで走り込んで来ました、さっきw


前回も申したとおり、ハンドルの据わりがまるで違う。
80kmを超えると、結構ランダムなハンドルの微振動やらあるし、曲がるには曲がるんだがフラ付き感が否めなかった。
装着後はそれがない。狙ったラインを真っ直ぐ一直線に曲がっていく。
60km前後からが本格的な効果範囲のようだ。

もっと驚いたのは、実際に高速で1ふ0kmまで引っ張った時。
以前の「どこ飛んでくんだろう・・・」的な不安感がない。

これらは、帰りに上板近辺で給油したときに、着脱試験も兼ねて外した状態のまま帰っていて、なおさら感じた。
この車、こんなに高速コーナー頼りなかったっけ?
いや、その感覚にこちらが合わせて、楽しんでいただけかもしれない。
これだけ正面の風圧面積上にタイヤを生身で放り出してれば、今までの挙動は当然といえば当然だったのだろう。

メーカーがこぞって正規標準装備する理由が、体で理解できた。

というわけで、明日は休みなので
これで走り回ってみることにしますw



【8/3】
そろそろ体が馴染んで来たころだろうと
着脱機能を活かし、外して走ってみた。

「なんじゃこりゃあああああ」

ハッキリ解る。
ホイールバランスの崩れとは明らかに違う、乱気流による微細なステアリングのブレ。
センター付近の据わりの悪さ。
路面の荒れを拾ってるのとは違った。
というか、通常レベルの路面の凹凸なら、放っておいてもドーンと進んでいく。

周囲を確認し、細心の注意を払って手放ししてみると、有るときと無いときの安定感の差はイヤというほど解る。
普通の感覚の持ち主なら、85㌔辺りでは既に断然違うという事に気付けると思う。

えらくハマりました。幸運な事例だと思います。

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この記事へのコメント

2012年7月27日 20:47
完成しましたか。

目立たないけどしっかり効果あるのが素晴らしいですね。
タイヤ丸出しのKeiにこそ必要なパーツですねw
コメントへの返答
2012年7月27日 22:50
軽トラや軽1Boxほどではないにせよ、
おそらく80km/h以上の事は、あまり重視されているようには思えないです。

まあ、その速度域を超えると途端に効率が悪くなっていくのが軽4の宿命なので、ある意味それは妥当といえば妥当な判断なのですが・・・w

ある意味100km/h超えてからが本領発揮のSVXとは、実に好対照で面白いですw
2012年8月4日 11:03
初めまして。
私も高速道路走行中、100km/h辺りからのハンドルのふらつきをどうにかできない物かと考えていました。
グランドエフェクターは高価だし、ランエボみたいにカナードを着けるのも無理があるし…。

コレならお手軽に試せそうですね。参考にさせていただきます。
コメントへの返答
2012年8月4日 12:49
どうもですーっ

もとはといえば、同僚のアテンザの足元に、妙な形状の風防みたいのが付いてたことから調査が始まりましてw
こういう根拠に基いた新たな定番装備だと気付いたのは、その結果です。
90㌔辺りで手放ししてみれば一目瞭然、あの不安定感は車高やホイールベースのせいだけではなかったんですね・・・

>>アンダーボデーストレーキ
これも現在、研究対象です。
試験片が余ったので、リアタイヤに使うなり、アンダーボデーストレーキにするなり・・・と
(アレはグランドエフェクトというには無理がありそうです、但し整流効果はあるでしょうからストレーキの一種といっていいかと)
2012年8月18日 1:14
素晴らしい出来にびっくりしました。一見すると後付したパーツには見えないさりげなさですね!

私もフロントタイヤストレーキの効果を体験した者ですから、gochi-zohさんがおっしゃる事に全く同意見です。

アンダーボディーストレーキも楽しみにしています。
コメントへの返答
2012年8月18日 19:54
どうもですー!

とにかく「ああ何か手製エアロやってるな」的な感じは避けたかったので、さながら電車の排障器なみの目立たなさです。
が、80キロを越えたら
ハンドルが左団扇になりますww

アンダーストレーキも
各方面を参考に、有効なやり方を考えたいところです。

あとインタークーラー(ボソ
2013年9月18日 13:03
はじめまして!徘徊してたら辿り着きました(笑)参考にさせて頂きます(≧∇≦)

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