目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
かねてより、試験片を装着するなどして
実用化へ向けての研究を始めた
フロントタイヤストレーキ。
一時、泥除けシートの極厚タイプを
さながら前泥除けのように装着することも考えたが
それをすると結局、前方からの気流が飛び込むのはボデー内部になる・・・と考えられた。
このため、バンパー付前縁フラップの形状で強行することにしました。
これが、前回の研究をもとに削り出された
第二次製作品。
側面に後退角を付け、バンパーから生えてる感じに整形している。
あと、面積の拡大。
2
参考までに、最初の試験片は
この形状だった。
効果を確認するには充分だったが
いかにも「やっつけ」な、無粋な形状が否めない。
あと、実際に取り付けると
案外「寝てしまう」ので、下反角が足りない。
3
側面から比較してみる。
「実は半円でない」雨どいを2分割したのでは
角度が不足するので、やや深めに切り取っている。
材質は頑丈かつ粘りがある(だからおいそれと割れない)のだが、いざ装着してみると、押しただけで結構寝てしまう。
例えば時速100kmの風圧が如何ほどのものか、実際に測定したわけではないが、風圧の影響は受けるものと考えられる。
速度が上がりすぎると、効果が半減する可能性があるのだ。
正規装着品は、背中の部分に
後からもう1枚、強化骨組を貼り付けている。
4
バンパー下面に
取り付け穴を空ける。
5
ポリプロピレンにすら定着するという
アサヒペンのプライマーを吹き
その上からつや消し黒を塗る。
で、このPVCという素材
やたら帯電性が強いようで、ほっとくだけでどんどん空中のホコリを吸い寄せてしまう。
どうせ見える必要のない部分なので、気にしてたらキリがない。そのまま塗る。
こういうパーツは目立たせるものではない。
6
バンパー装着状況
装着は、6.5φのプッシュリベット。
そう簡単には取れないだろうし、もし何か障害物にに当たれば、バンパーより先にクリップが逝ってくれる可能性もある。
それと洗車対策。センターピンを押すだけで一瞬でイジェクション可能。
7
というわけで装着完了。
え?見えない。
当然です、見えないようにしてるんですからw
8
側面からはこんな感じ。
で、テストは
高速~広域農道~県道2号線県境~318号・五名トンネルから旧酷道部回りで機回し~県道2号下り
このコースで走り込んで来ました、さっきw
前回も申したとおり、ハンドルの据わりがまるで違う。
80kmを超えると、結構ランダムなハンドルの微振動やらあるし、曲がるには曲がるんだがフラ付き感が否めなかった。
装着後はそれがない。狙ったラインを真っ直ぐ一直線に曲がっていく。
60km前後からが本格的な効果範囲のようだ。
もっと驚いたのは、実際に高速で1ふ0kmまで引っ張った時。
以前の「どこ飛んでくんだろう・・・」的な不安感がない。
これらは、帰りに上板近辺で給油したときに、着脱試験も兼ねて外した状態のまま帰っていて、なおさら感じた。
この車、こんなに高速コーナー頼りなかったっけ?
いや、その感覚にこちらが合わせて、楽しんでいただけかもしれない。
これだけ正面の風圧面積上にタイヤを生身で放り出してれば、今までの挙動は当然といえば当然だったのだろう。
メーカーがこぞって正規標準装備する理由が、体で理解できた。
というわけで、明日は休みなので
これで走り回ってみることにしますw
【8/3】
そろそろ体が馴染んで来たころだろうと
着脱機能を活かし、外して走ってみた。
「なんじゃこりゃあああああ」
ハッキリ解る。
ホイールバランスの崩れとは明らかに違う、乱気流による微細なステアリングのブレ。
センター付近の据わりの悪さ。
路面の荒れを拾ってるのとは違った。
というか、通常レベルの路面の凹凸なら、放っておいてもドーンと進んでいく。
周囲を確認し、細心の注意を払って手放ししてみると、有るときと無いときの安定感の差はイヤというほど解る。
普通の感覚の持ち主なら、85㌔辺りでは既に断然違うという事に気付けると思う。
えらくハマりました。幸運な事例だと思います。
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