MX-5 Miata Premium Coolant Reroute Kit
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メインの画像が抜けてました…
今回は此方のリルートキットを取り付けしましたので整備記録を(=´∀`)
リルートするのはクーラントの流れで…
通常BPエンジンのLLC経路は前入れ前だし。
それを、→前入れ後ろ出しにする事でケース温度の均一化が出来る様です。
ちなみにエンジンのリアよりに熱が籠ると、度合いによると思うのですが…
クラッチの温度や、クラッチフルード、MT温度など、平均的に上がる傾向と予想できます。
過剰な温度では無いのかもですが、結果が気になったのとやってみたかったので今回着手(笑
2
取り付け完了後の合間の写真ですヽ( ̄д ̄;)ゼーハーゼーハー
白いホースがこのままラジエターに刺さるが正規のラインですね。
リルートなので前を塞いで、リアからホースを前に引っ張ります(`・ω・´)←オワッタカラ キモチガラクナヒト
3
最難関はココ、メインがこの場所なのですが…
KITメインの部品を取り付けする場所はエンジン裏…
BP-VEは可変バルタイの油圧ラインが左奥に鎮座しており左からは手は入っても部品を抜いたり入れたりは不可(多少外しても金物のオイルライン残るので、がっつり外すか手を出さないか)
なので…基本右からアクセスします。
下からも頑張ってみましたが、下からはMT邪魔で絶望的…
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写真の真ん中の部品を、先ほどの狭い場所からエンジンの中心に取り付けします。
その為にまずヒーターホースに刺さってる似た様な形な部品を、あの隙間から外します…
工具は12mm、一つはボルト、一つはナット(スタッドボルト)の計2本外せば外れます。
問題はそこからで…
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カバーを外したは良いとして…
そのスタッドボルトを抜かないと次に進めません…
ボルト径はまだ太いとは言え、それなりのトルクでしまってます。
折ったら終了(エンジン降ろし確定)
舐めたら終了(エンジン降ろし確定)
諦めて戻す事を選ぶタイミングを間違えたら、上記の罠が待ち構えております…((((;゚Д゚)))))))
やり切るにしても、まず外す機会がない場所なので固着も覚悟して下さい…
私は手が中々入らないのと、位置的に力不足で結構苦戦しました…ボルト一本に1時間ぐらい戦ってます(爆笑
それが終われば、あとは付けるだけ!!
6
と、思うじゃないですか…((((;゚Д゚)))))))
確かに付けるだけなのですが…
此方を二つ合わせて、ガスケット合わせ面に各1枚(合計2枚)入れて、ボルトを通したままであの隙間に入れてエンジンに組み込みます…
何言ってるかわからないですよね、私も理解に苦しみました…
これ、ボルト長い方で80mm程になるのですが、部品を当てがって後からボルトを入れるスペース…
バルクヘッド側に干渉してボルトを立てる事が出来ません………(=´∀`) バカジャナ〜イ
組み合わせるとボルトの突き出し(エンジンに埋まるボルトの長さ)片側目測3cm程、長い方のボルトの突き出しは1.5cm無いぐらい…
トルク掛けて舐めないか、緩まないか不安(笑
スタッドボルトの埋まってた長さぐらいにしたいと思ってました。
長さが足りて無い分、90mmのボルトに変えたいのですが…
バルクヘッド側が邪魔をして中々困難になる事が予想されます(80mmでも正直しんどかった)
それがあって90mmは諦めました…
あと色々写真が無くて申し訳ないのですが、この組み合わせするブロックの間にサーモスタッドが入ります(エンジン前側から抜かなくなるから)
って事はですよ…?
手で組み合わせて形にしても、あの隙間に入れる時に挟むテンション抜いたら定位置から抜けるんですよサーモが…
サーモにはエア抜きの穴があるので出来れば上向きにしたい…
この写真の左ブロックには、純正水温計、1/8pのセンサーが取り付けれる穴が空いてます。
私は盲目に全て先に取り付けてしまいました(笑
悪戦苦闘の末、装着…
分割で入れるなら簡単に入ると思うのですが、もう一つ手が必要…試しましたが一人はしんどい。
私はいろんな角度で組み上げた状態で組み込みました…右手がボロボロです…本当に怪我注意…
写真の通り、元々ヒーターホース用のニップルが装着されてます(o-リング着いてます)確認で外してみると、思ってるよりトルク緩めでしたので一度外して液ガスを塗布するのが吉かと思います。
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純正センサー
ヒーターホースよニップル
1/8の社外水温計センサー
計3つをブロックに組み込みます(=´∀`)
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ここで純正ガスケットですねー
バルクヘッド側は2枚つかいます、エンジン正面は蓋をするだけでなので1枚ですね。
※メーカーからは付属してます、片側両面テープ?みたいなのが適数付属
でも私は純正を使います…
何故なら座面が荒れてないケースで、純正を使用した場合後々漏れた事がありません。
リスクヘッジ(もう外したく無い…)為に純正を用意しました(笑
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サーモは、定番のこちら…
縁ゴムは手で外れます、外したまま使用
開閉温度78℃
今回82でもよかったかなぁ…
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ラジエターホース(アッパー)は内径32mmです。
上記画像の通り、今回はそのままラジエターに差しません…
私の場合マルハの水冷オイルクーラーが装着されてる為、、、、、新品をカットします(笑
事後なのですがこの右側のはカットした部位です。
左のシールはホースを継ぐ用のジョイントです、ホームセンターにドンピシャのがありました(^^)
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一応完成系(笑
通常はエンジンフロント側に刺さるホースを90度回して継ぎました。
リルートのホースをがっつり切って、元のホースを90度捻らず取り付けする案もあったのですが、まずは取り付けと言う事で前者を採用。
通常ホースを90度捻るのは御法度ですが、このホースは元々に捻ってるので、採用出来ました。
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ついでにやってしまえ、と、ラジエター上下を挟んでるゴムブッシュもこの際交換しました!
ラジエターがガタガタしません、交換するべきパーツです(゚∀゚)ガタガタガタ
ちなみに、一台x4つ必要!
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表側のサーモからの取り出し口を外して、付属のプレート(ネーム入)と純正ガスケットで固定して取付終了です(*゚∀゚*)オツカレサマデシタ
あとは水LLCをいれて、ホースニギニギしてエア抜きします。
エンジン稼働10分、ほぼエア抜き完了、溢れた分は水で流してゆっくり家路に…
終わらないかと思った…中々骨が折れました。
VEじゃなかったらまだましかも??
それでもそこそこの狭さで作業になります、怪我とイレギュラーに注意して下さいね ヽ( ̄д ̄;)
クスコの青パネル目立ちしすぎて…
色塗ろうかな…
いや先に帰って寝よう…
色々やって結局取り付けに全体で3時間〜4時間かかりました…
余談ですが、EWP使う場合サーモは不要です。
その場合はヒーターホースを違う所に繋ぎ、水温センサーを他の場所で繋ぐ事が条件になりますが、エンジン側にホースアタッチメントだけ取り付けするのも考え方的に有りです。
私は追々EWPにはするので、もしかしたらブロックの舐め対策でその組み方で実施するかも??
あとは、中華サイトにもリルートキットがあります。
そちらは、上記のホースアタッチメントのみバルクヘッド側につけて、ラジエターまでのホースにサーモスタットのブロックを取り付けする作戦の様です。
此方はホースの品質やサーモブロック、ホースブロックの強度的に心配なお話が気になります…
情報は以上ですー
御参考程度にー……(( _ _ ))..zzzZZ
長文お読み頂き、ありがとう御座いました(=´∀`)
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