• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

白 蛇のブログ一覧

2022年12月27日 イイね!

「木村家の長女」ソロデビューリサイタル

「木村家の長女」ソロデビューリサイタルクラシックを中学生から聴き始めて50年以上になりますが、生まれて初めてソリストのチケットを己の意思で購入。昨晩、四ツ谷の紀尾井ホールまで行って来ました。
今月は8回コンサートに行きましたが唯一、プロの演奏者となります。
フルートのCocomi さん。他にピアノが2人、チェロが1人アンサンブルで共演(各々ソロも)です。
開演が近くなり、異様な静けさ(と私は感じました)が続きました。
腰まである髪を後ろに垂らし、姿勢を正して白いロングドレスで颯爽と登場。
(やっぱ日本女性は長い黒髪だよね)とか思っていたら客席をちらっと見てにっこり。
女神だ!何やらオーラ!?が、、。161cmだそうですが、大きく見えます。

(休憩20分)

後半はきっと赤だよな。とか思っていたらどんぴしゃり、ノースリーブの赤いドレスで登場。腕ほっそー。
アンコールは3曲。3曲目はバッハの無伴奏曲からゆっくりした曲だったのですが、途中で突然止めて(忘れた?)同じバッハの軽快な曲に変更。その時の仕草が可愛く素直で、あれはきっと良い性格で皆んなに好かれそうだと、妙な感心をしてしまいました。
やり直したアンコールも無事?終わり、最後は観客スタンディングオベーション。
Cocomiさんは感極まったのか、後ろ向いて涙を拭う仕草。私も一緒にウルウル。
私はこれからも聴きに行く事に決めました。
最後に私は言いたい。
「親の七光り」だの「他の奏者に失礼」だの言っている輩、彼女の実演を聴いてからにして欲しい。もちろん、彼女が元アイドルの長女でも何でもなく、普通の音大生だったら私は絶対行っていない、というかその存在さえ知る由無いけど。

コンサート終了後、ノベルティとしてディオールの香水が観客全員にプレゼントされたのには驚き。

家に帰って娘に差し上げました。自分一人用の墓を購入した妻にはあげるもんか。

追記

↑は11月本公演のポスター。本人コロナ感染の為、一ヶ月延期。ピアノはガジェヴさんが谷昇登さんに変更。
バッハの無伴奏パルティータで始まり、プロコフィエフのソナタで終わる、けっこう本格的なプログラム。各ソナタで楽章が終るたびに拍手が起きたのはご愛敬。確かにすばらしい演奏でしたが。
ベートーヴェンの第五交響曲1楽章(リスト編曲のピアノ版)とコダーイの無伴奏チェロソナタ1楽章が聴けたのは思わぬ喜び。特にベートーヴェンはのっけから凄い音量とスピードで、指がもつれそうになるもお構いなし。あっけにとられてるうちに終わってしまった。
そういえばピアニスト手許専用のカメラを含め、1階だけでも4台以上!の本格カメラが稼働していたけど、もしや販売DVD用?それとも木村家永久保存用?
それから1階席中央で、皆に注目されていた黒い服着た女性。あの方って、ひょっとしてお母さま?
Posted at 2022/12/27 09:53:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | クラシック音楽 | 日記
2019年05月16日 イイね!

ウルトラセブンによるクラシック入門!?

ウルトラセブンによるクラシック入門!?私、今でこそ車趣味を謳歌?しておりますが、中学生から現在まで、ずっと好きであったもう一つの趣味が音楽、それもクラシックだったりします。
それが高じて、最初の職業はピアノ調律師(音楽の技術職といったらコレ)、妻はもちろん音大卒(ピアノ弾ける嫁さんが好いナ~~)です。
小学生の時、毎週日曜日の夜7時はテレビの前で番組の始まるのを楽しみにしていました。
ウルトラQ、ウルトラマン、キャプテンウルトラと続いて(やっと本題の)ウルトラセブン。

そのウルトラセブン最終回。

ダンが(密かに好きだった)アンヌに実は自分は宇宙人!(ウルトラセブン)だと告げる場面のBGMに流れるのがシューマンのピアノ協奏曲第一楽章冒頭。
まずはオリジナルから


リアルタイムで見ていた中1のこのときはまだクラシックにはのめり込んではいませんでしたが、このBGM、はまり過ぎです。

そこでふと考えました。

この場面、他の作曲家のピアノ協奏曲を使ったらどうなるかと、、、。

おそらくピアノ協奏曲では一番有名なのではと思われるチャイコフスキーの一番ではどうでしょうか?


これけっこういい線いってますね~~
でもBGMがちょっと派手過ぎてドラマがどっかへ行ってしまいそう。

では大御所、泣く子も黙る!あのベートーヴェンの五番では


ん~~ん華麗で良いんですが、ちょっと明るすぎ?もう少し悲劇的の方が。

最後に、ノルウェーの作曲家グリークでは


これ、かなりいい線行ってるんではないでしょうか?
最初がティンパニのトレモロでクレッシェンドしていくところなど、シューマン版がアンヌの心情ならば、こちらはダンの心情をあらわしているかも。

(ピアノ協奏曲に興味を持った方のための)データベース
Schumann(1810ー1856)ドイツ
ピアノはリパッティ。1948年スタジオ録音。悪性リンパ腫でこの録音の2年後、33歳の若さで亡くなったピアニストに「闘い疲れてボロボロなウルトラセブンを重ね合わせている」という説もあります。
Tchaikovsky(1866ー1993)ロシア
3曲ピアノ協奏曲を残したチャイコフスキーですが、この1番がぶっちぎりに有名で他の2曲は滅多に(というか全く)演奏されません。
ピアノはアルゲリッチ。指揮は当時の夫君デュトワ。この演奏、ピアノよりも冒頭のホルンが強烈で選びました。
Beethoven(1770ー1823)ドイツ
5曲ピアノ協奏曲を残したベートーヴェンですが、最後の2曲は出だしの雰囲気が全く違います。あの運命と田園みたいに。
演奏は辻井信行。ライブ録音。粒が揃っているといいましょうか、この人のピアノは本当に音が綺麗。
Grieg(1843ー1907)ノルウェー
ピアノはシューマンと同じリパッティ、1947年録音。
レコード全盛時、この2曲が組み合わされることが多かったです。他に「運命」と「未完成」等。因みに「メンチャイ」といったら、メンデルスゾーンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を入れたレコード(CD)のことを言います。

他に有名なピアノ協奏曲といったら、静かなピアノソロから始まるラフマニノフの2番があります。
テレビなどで聴いたことがある方も多いと思います。これも(LP時代は)チャイコフスキーの1番と組み合わされることが多かったです。
Posted at 2019/05/16 23:55:40 | コメント(7) | トラックバック(0) | クラシック音楽 | 日記
2014年04月08日 イイね!

フェラーリサウンド

フェラーリサウンドむかしむかし、日本テレビに「11PM」という深夜番組がありました。
1970年当時の司会は大橋巨泉と朝丘雪路。

毎週金曜日の最初の企画は「最新映画紹介」。
その映画名は巨泉と雪路とのコント?で始まります。

巨泉、唐突に弁当箱を取り出す。
雪路「••••••」
巨泉、弁当箱を開けて云う。
  「カラヤン」(空やん)
雪路、ずっこける。

ちなみに、紹介映画の題名は「チャイコフスキー」。
ロシアで一番有名な作曲家の伝記映画ですが、指揮者のカラヤンとは全く関係ありません。
それほど、当時(今でも?)指揮者のカラヤンはクラシック音楽界の象徴と思われていました。

写真はいくつかのレコードの表紙を飾った有名な写真。

もちろん、演奏中にこんなことされたらオーケストラは戸惑ってしまいます。
写真用にとったポーズ。演奏前の精神統一。それとも「今日の演奏がうまくいきますよーに」とお祈り。
いずれにしても
        かっこ良すぎます!

今も昔も、私にとってクラシックは(かっこいい)カラヤンとともに、
そして、もちろん車は(かっこいい)フェラーリとともにあります。

このカラヤン。妻はディオール専属モデルのフランス人。
自家用ジェット機を運転し、運転は同じオーストリア人のN.ラウダより伝授。
車はもちろんポルシェとフェラーリのスピード狂。
(ポルシェ959を購入したときには妻から「もっとレコード造らなければ」と云われたとか)

そして(前振り長過ぎ)カラヤンがテスタロッサについて云った言葉

『この12気筒エンジンの音は私が今までに聴いた最高のシンフォニーだ!』

昨日、ロッソからの帰り道。あのジェントルだったテスタの12気筒エンジン音が「獰猛に」(なった気がする)

フツーのエンジンは回転上げると→ 悲鳴
ランボの12気筒エンジンは回転上げると→ ロック(ヘヴィメタ?)
そしてフェラーリの12気筒エンジンは→ クラシック

次回の伊豆箱根が楽しみでしょうがない。
Posted at 2014/04/08 09:22:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | クラシック音楽 | 日記
2011年02月15日 イイね!

殺戮の音楽

殺戮の音楽尾崎豊の子息が歌うプライベートビデオ?が声が似ているということで話題になっている。
尾崎については鮮烈な思い出がある。

むかし、何気なく寄ったビデオレンタル店で流れ出した曲に私は一瞬時が止まった。
たまらず、店員さんに尋ねてみると尾崎豊だと云う。



尾崎というと「 I LOVE YOU」位しか知らなかったが、
「この曲は公共の放送には流せないな」とか思いながらしばらくは尾崎の曲ばかり聴いていた時期があった。

洋の東西そして、曲のジャンルを問わず「愛」をテーマに作られた曲は数知れず。
しかし、「待遇改善請願の無防備の群衆に対して軍が発砲し、民衆がばたばた倒れる様子(血の日曜日事件)をまんま音楽にした」
というのはこの曲が唯一無二ではないか。

ショスタコーヴィチ『交響曲第11番(1905年)第2楽章より」
(軍の発砲が始まり、阿鼻叫喚の描写は2分45秒位から)

ショスタコーヴィチさんどうしちゃったのと云う感じだが、作曲した前年(1956年)に起きたハンガリー動乱を暗示しているとも云われるこの曲。そうすると発砲したのはソビエト軍、殺害されたのはハンガリー市民となる。

真相は作曲者しか分からない。
Posted at 2011/02/15 01:16:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | クラシック音楽 | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「ザイモール「カーボン」の減りが早いのはこの暑さ(気温)の所為かもしれません」
何シテル?   08/03 10:45
日曜朝の大黒PA詣と午後のクラシックコンサート通いが老後の楽しみの年金生活ジジイです。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

ブログカテゴリー

愛車一覧

フェラーリ 328GTB/GTS フェラーリ 328GTB/GTS
今迄乗った15台の内、14台のマニュアル(必須)、9台のピュア2シーター(希望)、6台の ...
ジャガー Fタイプ クーペ ジャガー Fタイプ クーペ
こんなご時世、ピュア2シーターマニュアルスポーツカーを出してくれたジャガーに感謝。
ルノー トゥインゴ ルノー トゥインゴ
5年位前から、生涯最後に買いたい車の中の1台(他にMAZDAの15MB)でした。5年経っ ...
ポルシェ 718 ケイマン ポルシェ 718 ケイマン
今度のケイマンはカッコいい。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation