
ここのところたて続けに昔観た映画を購入している。
『ワタリ』1966年。『恐竜時代』1969年。『決死圏SOS宇宙船』1969年 等々。以上全てVHS。
そして、安かったのでDVDで購入してその特典映像にいたく感銘したのが、『タイムマシン』1960年。
この映画、「ワタリの本間千代子」「恐竜時代のヴィクトリア・ヴェトリ」同様、イヴェット・ミミュー見たさに手に入れた。
時は1899年大晦日のロンドン、主人公が80万年後!の未来から戻ってくるところから話は始まる、、、、
というようにこの映画。SFアドヴェンチャー+80万年後の世界の少女とのロマンスが主軸になっている。
しかし私は別の側面にたいへん感動した。
それは向かいに住んでいる親友との友情物語。
未来へ行ってしまった主人公がいずれきっと帰ってくると信じる友達は主人公の家と土地を買占めてアンタッチャブルに、、、そこは結局公園に。
そして主人公は親友が第一次世界大戦で戦死することも知ることとなる。
映画は主人公がまた未来へと旅立つところでエンドクレジット。
と、映画は終わるが当DVDはこれでは終わらない。
特典映像(の最後)で、未来で30年経った主人公が、明日戦場へといく友人の前に現れ、『一緒に未来へ行こう』と説得する場面が突然流れる。これは実際に30年後の本人(ロッド・テイラー)が演じている。
「おまえは戦死するんだぞ」とは決して言わない。
よくぞ撮ってくれたと感謝。いわゆるメイキング映像などよりよっぽど興味深く観た。
Posted at 2012/11/10 10:27:05 | |
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