
尾崎豊の子息が歌うプライベートビデオ?が声が似ているということで話題になっている。
尾崎については鮮烈な思い出がある。
むかし、何気なく寄ったビデオレンタル店で流れ出した曲に私は一瞬時が止まった。
たまらず、店員さんに尋ねてみると尾崎豊だと云う。
尾崎というと「 I LOVE YOU」位しか知らなかったが、
「この曲は公共の放送には流せないな」とか思いながらしばらくは尾崎の曲ばかり聴いていた時期があった。
洋の東西そして、曲のジャンルを問わず「愛」をテーマに作られた曲は数知れず。
しかし、「待遇改善請願の無防備の群衆に対して軍が発砲し、民衆がばたばた倒れる様子(血の日曜日事件)をまんま音楽にした」
というのはこの曲が唯一無二ではないか。
ショスタコーヴィチ『交響曲第11番(1905年)第2楽章より」
(軍の発砲が始まり、阿鼻叫喚の描写は2分45秒位から)
ショスタコーヴィチさんどうしちゃったのと云う感じだが、作曲した前年(1956年)に起きたハンガリー動乱を暗示しているとも云われるこの曲。そうすると発砲したのはソビエト軍、殺害されたのはハンガリー市民となる。
真相は作曲者しか分からない。
Posted at 2011/02/15 01:16:43 | |
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