
最近読んで面白かった本。
モーターファン・イラストレーテッド「V型12気筒の作り方」
あのとき、私は車に
「お前なんか、吾輩を操る器(うつわ)じゃないよーーだ」
と云われている気がしていた。
(おれには8気筒が似合っているというのか)、
(イタリアの跳ね馬の12気筒は身分不相応だというのか)
しかしそのような思いで悶々としたのも数週間。
もう一回12気筒に乗りたい。
私一人のために12個のシリンダーが一生懸命水平運動してくれる。何という無駄、じゃない、贅沢。
よく云われていることではあるが、フェラーリの2階建て180度V型12気筒は問題作(失敗作)であると。
それが、どうした。
私には重心が高かろうが、一番重いエンジンが載っているところが一番「ヤワ」だろうが関係ない。
そんな限界を攻めるような運転も技術もない。
むかし妻が子育てに忙しいとき、部屋にこもってテスタロッサのプラモデルを作っていたのを何故か思い出した。
Posted at 2012/03/29 22:53:56 | |
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