
クラシックを中学生から聴き始めて50年以上になりますが、生まれて初めてソリストのチケットを己の意思で購入。昨晩、四ツ谷の紀尾井ホールまで行って来ました。
今月は8回コンサートに行きましたが唯一、プロの演奏者となります。
フルートのCocomi さん。他にピアノが2人、チェロが1人アンサンブルで共演(各々ソロも)です。
開演が近くなり、異様な静けさ(と私は感じました)が続きました。
腰まである髪を後ろに垂らし、姿勢を正して白いロングドレスで颯爽と登場。
(やっぱ日本女性は長い黒髪だよね)とか思っていたら客席をちらっと見てにっこり。
女神だ!何やらオーラ!?が、、。161cmだそうですが、大きく見えます。
(休憩20分)
後半はきっと赤だよな。とか思っていたらどんぴしゃり、ノースリーブの赤いドレスで登場。腕ほっそー。
アンコールは3曲。3曲目はバッハの無伴奏曲からゆっくりした曲だったのですが、途中で突然止めて(忘れた?)同じバッハの軽快な曲に変更。その時の仕草が可愛く素直で、あれはきっと良い性格で皆んなに好かれそうだと、妙な感心をしてしまいました。
やり直したアンコールも無事?終わり、最後は観客スタンディングオベーション。
Cocomiさんは感極まったのか、後ろ向いて涙を拭う仕草。私も一緒にウルウル。
私はこれからも聴きに行く事に決めました。
最後に私は言いたい。
「親の七光り」だの「他の奏者に失礼」だの言っている輩、彼女の実演を聴いてからにして欲しい。もちろん、彼女が元アイドルの長女でも何でもなく、普通の音大生だったら私は絶対行っていない、というかその存在さえ知る由無いけど。
コンサート終了後、ノベルティとしてディオールの香水が観客全員にプレゼントされたのには驚き。

家に帰って娘に差し上げました。自分一人用の墓を購入した妻にはあげるもんか。
追記

↑は11月本公演のポスター。本人コロナ感染の為、一ヶ月延期。ピアノはガジェヴさんが谷昇登さんに変更。
バッハの無伴奏パルティータで始まり、プロコフィエフのソナタで終わる、けっこう本格的なプログラム。各ソナタで楽章が終るたびに拍手が起きたのはご愛敬。確かにすばらしい演奏でしたが。
ベートーヴェンの第五交響曲1楽章(リスト編曲のピアノ版)とコダーイの無伴奏チェロソナタ1楽章が聴けたのは思わぬ喜び。特にベートーヴェンはのっけから凄い音量とスピードで、指がもつれそうになるもお構いなし。あっけにとられてるうちに終わってしまった。
そういえばピアニスト手許専用のカメラを含め、1階だけでも4台以上!の本格カメラが稼働していたけど、もしや販売DVD用?それとも木村家永久保存用?
それから1階席中央で、皆に注目されていた黒い服着た女性。あの方って、ひょっとしてお母さま?
Posted at 2022/12/27 09:53:24 | |
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