ハンドツールだけで頑張るサスペンションブッシュ交換(オチ有り)①
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
12時間以上 |
1
タイトルの通りで…『油圧プレス必須』と言われるサスブッシュの交換を何とかハンドツールのみで出来ないモノかと自分なりに試行錯誤してた方法を御紹介。
ちなみに今は油圧プレス持っている…が、まあ率直に言えば別にプレスがあってもブッシュ交換がラクになるワケでは全く無い。やっぱ面倒なモノは面倒。うん。
2
それではここから本題。先ずは『古いブッシュを抜く』事から開始。
とりあえず電動ドリルに木工用ドリル刃を咥えてゴムの所をザクザク穴開け。出来るだけ多く穴を開けると後工程がラクになるぜよ。
3
要はこんな感じでバルカン砲みたいに連続で穴を開ける(ピンボケ失礼)。
ポイントは『木工用ドリル刃』。金工用だと連続使用で熱もってくると刃がゴムに絡ってドリルが飲まれるので、木工用で「ザクザク掘る」感じでいった方が早い。
4
開けた穴に糸鋸を通して、開けた穴と穴を切り繋いで中心の鉄軸を取り除いてしまう。手前の工程で超接近で連続穴開けが出来てれば、力ずくで鉄芯を毟り取る事も可能。
理屈で言えば一箇所穴開けて糸鋸の歯さえ通せば後は鋸でザクザク切っても良い。が、相手がゴムだとナメて掛かると超大変…だから穴を沢山開けた次第。
ちなみにこの『くり抜き作業』をホールソーで闘った事もあるのだが…やっぱ相手がゴムなので掘れば掘るほどに抵抗が増し四苦八苦した。多分こっちのがラクだと思う。
5
続いて、残っているブッシュの金属カラー部分に切れ込みを入れ『C』の字状にしてしまう。
切り込む作業はジグソーがあると楽だが、普通の金鋸でも出来る。つか、ジグソーだと調子乗るとアッと言う間に切り込み過ぎちゃうから、最初のうちは普通の金鋸で様子見ながらゴリゴリやってみるのを奨める。
6
なるべく金属カラーの厚み分だけギリで切り込みを入れるのがベターなのは言うまでも無い(写真は先走って既に半分カラーを抜いてる)。
最初のうちは確認しながら少しずつ切り込んでいくが、慣れると金属カラーに完全に切れ込みが入った時に鋸刃の走り方が変わる(引っ掛かる感じがあるというか、鋸が微妙に重くなるというか…)のを感じ取れる様になってきて、いちいち確認しなくても結構ギリで切れる。
7
金属カラーの部分を切り込み過ぎた場合、こんな感じでアーム側に筋が入ってしまう訳だ…が、個人的にはこれが元で不具合が起きた経験は無いから気にしない(←見て見ぬフリ)。
が、良い訳も無いので…まあ、真似する場合は慎重な作業を心掛けましょう(とだけ言っておく)。
8
後は写真の通り、金属カラーの縁にタガネ等を引っ掛けてハンマーで引っ叩いてやれば…運が良ければスコンと一発で金属カラーが抜けてくれる。抜けない場合は切り込みが足りないか、錆固着が酷いかのどちらか。
錆で固着が酷い時は周囲を軽く引っ叩く。固着を外し僅かに隙間を作る意味合い(歪む程ガンガン叩いちゃダメよ)。隙間にラスペネ吹いてまた軽く叩きを繰り返し、暫く放ってから再トライ。
それでも抜けない…まあそういう場合は気合と根性で乗りきれ、と。
その②へつづく
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