電動スライドドア　アウタースイッチ取り付け(遅延リレー付き)

電動スライドドアのアウタースイッチを施工実績の整備手帳を参考に付けました。
掲載されてた方々に、御礼申し上げます。
今回は、どこまで安くできるかをテーマにしました。
金欠だったので・・・
どんぶり勘定ですが、全部で1800円くらいで実現できました。
手持ちの部材もちょっと入っていますが・・・
金欠だとアイデアでますね。

以下を購入しました。

三菱純正部品リアドア アウトサイドハンドルカバー
部品番号 5746A007WC 5745A008WC　@485 x 2

トヨタ純正部品 ドア エレクトリカル キー スイッチ カバー
部品番号 84947-50010 190 x 2

自作遅延ユニット＋その他で2個分の部品代500円くらいです。

スイッチは、モメンタリボタンスイッチとタクトスイッチ+ゴムカバーの２種類の施工実績がありました。
このテーマに沿って、財布にやさしい方を選択しました。
モメンタリボタンスイッチは、結構いい値段しますね。
ゴムカバーはすごく安いです。
トヨタの共販から購入しましたが、注文した当日入荷でびっくりでした。

ハンドルカバーにスイッチカバーが入るように位置決めして穴を開けるのが難点です。
やすりで調整しながら、スイッチカバー形状にするのが結構たいへんでした。
特にＲ部は・・・ガン見禁止です。
基板をハンドルカバーに入る形状に切断します。
両面テープは、１００円ショップの長方形の板状のものから、同形状の両面テープも何枚か作成します。
両面テープでタクトスイッチの防水をする考えです。
両面テープはさらに角型タクトスイッチが入る位置決めして穴を開けます。
タクトスイッチの押した感覚いい位置まで、両面テープで高さを調整します。
タクトスイッチは、12mm角です。
出張帰りに立ち寄った秋葉原のラジオ会館で＠50円程度で購入したものです。

仮位置ができたら、タクトスイッチと基板にはんだ付けして配線します。
裏面も両面テープを張ることで防水対策です。
裏側から金属金具と基板の間をさらにクッションテープの圧力で密着させます。
これで、スイッチカバーをハンドルカバーに密着でき、基板固定と防水できます。
接着剤は一切使用していません。
配線は、シリコンガラスチューブで保護しています。
取り付けして、半年経っていますが、問題なしです。

スライドドアの施工ですが、電動スライドのスイッチをＯＦＦにします。
ハンドルカバーのとりはずしです。
トルクスレンチにてねじをゆるめます。
ここは、特殊工具が必要になります。

スイッチ側の線を窓昇降の邪魔にならないように、下に通します。
どのようになっているのかスピーカーを取り外してみました。
端の方に配線が通れば問題ないようです。
ルートが悪いとウィンドで断線やウィンドが下がらないなどのトラブルになります。
念の為、ウィンドの開閉は確認した方がいいです。

配線図のように分岐して配線します。
遅延リレーは、開発人ｆｕｊｉ 汎用遅延リレーを使用している例をいくつもみました。
テーマは、どこまで安くできるかなので、いや金欠なので違ったアプローチにしました。
約２秒間電気を流せばいい回路を自作しました。
これで安く納めることができました。
自作遅延回路は、別途掲載します。

常時電源を切断するので、切断する場合はショートしないように注意が必要です。
切断加工後、配線を分岐して分岐部を半田しました。
分岐部は、熱収縮チューブで絶縁しています。
分岐配線は、自作遅延ユニットにギボシで接続できるにしています。

電動スライドのスイッチをＯＮにします。
一回押しで、スライドドアが開閉するば成功です。
お財布にやさしいアウタースイッチの完成です。
大きい買い物をしてしまったので、お小遣い前借り状態です。

子供の為に設置しましたが、両手に荷物をもっているときなど便利です。